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fox capture plan - RISING (Music Video)


fox capture plan - RISING

fox capture planの新曲「RISING」がYouTubeで公開されています。ミュージック・ビデオでは、3人の演奏風景がさまざまな映像素材と組み合わされており、演奏が醸す雰囲気(鋭いナイフのような輝き)をいっそう引き立てます。

彼らは今年2枚目のアルバムを12月にリリースするそうな。その新作のリード・トラックとして公開されているのが「RISING」です。前作『trinity』のリリース・ツアーでも新曲をいくつか披露しており、その制作のハイペースぶりに驚きますね。

ぐいぐいと引き込まれる音の疾走は、彼らのライブで感じるものととても近い。ライブに渦巻く熱気が、そのままぎゅっとパッケージングされて、再生の瞬間に解放されるわけです。新作のリード・トラックであると同時に、ライブとの架け橋でもあります。

ビデオでは、狐のお面をかぶった瞬間が映ります。クールな演奏や東京のビル群といった直線的な要素の間に、わずかな時間だけ差し込まれるカオス。お遊びのひとつだったのかもしれませんが、秩序を破壊する狐が不思議と記憶に残りました。

狐 捕獲 計画

2013.11.04
by mura-bito | 2013-11-04 10:09 | Music | Comments(0)
fox capture plan - trinity
trinity

trinity

fox capture plan


fox capture planのアルバム『trinity』がタワーレコード先行で4/24にリリースされました。そのほかの店舗では5/15にリリースされます。ピアノ、アコースティック・ベース、ドラムスの三位一体(trinity)が詰め込まれた一枚です。かっこいいですよ。震えますよ。

01. polynity
アルバムは手拍子から始まり、ドラムのパーカッシブな音がそれに重なります。「polynity」というタイトルは、おそらく造語です。trinityと複数を意味するpolyを混ぜ合わせた言葉かなと思います。曲は1分40秒と短いのですが、3人の演奏に加えて、ギターとコーラスが入っています。コーラスは女性の声です。それはスキャットと言うにはあまりにも低空飛行のような感じであり、サンプリングにも似たループを感じます。

02. 衝動の粒子
リード・トラックである「衝動の粒子」はYouTubeで先行公開されています。シンプルな演出で最大限のインパクトを与えた映像は必見です。この曲については、以前* 書きました。ミュージック・ビデオに収められたバージョンとアルバムではどうやら長さが異なるようです。アルバムの方が長く、随所で印象的なフレーズが繰り返されます。個人的には、繰り返してほしいところが繰り返されるので、我が意を得たりという感じですね。

03. Reincarnation
「Reincarnation」を聴きながら浮かんだのは波ですね。穏やかな海面をゆっくりと移動する波です。このたとえはちょっと危ういところを含むとは思いますが、イメージが刺激されて自分の中にストレートに浮かんだものです。何もない海面が映っている映像。動いているのは波だけ。ただひたすらに波打つ海面。

04. Exceed the Limit
これはドラムンベースと称するリズムでしょうか。「Exceed the Limit」のリズム・アプローチがものすごくいいですね。ジャズのアルバムだよと言ってこの作品を渡して聴かせたら、きっとこの曲で目を丸くすると思います。ジャズに対して何かしらのイメージを持っている人であれば、この曲の特異性が際立つんじゃないでしょうか。ジャズを否定せずに、軽やかにジャズの枠を越えている感じがします。

05. trinity
アルバム・タイトルにもなっている「trinity」はシンプルに三位一体を感じられる曲。と思いつつ、不思議なことに、ここにボーカルが入ったらどうなるんだろうという想像が止まりません。ボーカルによって柔らかくなるのではなく、鋭さや緊張感を保ったロックとして聴けるのではないか。3つの楽器が軸として成立しているからこそ、どのような要素を加えても軸はぶれない。そんなことを感じさせる曲です。

06. white ambience
「white ambience」という曲名と、曲を包む雰囲気から感じたのは、光です。三色の光を重ねると、光は白に近づきます。光の三原色、加法混色というやつですが、光が重なって、純度が増していく曲の展開にぴったりな表現なのではないかと思います。

07. dark matter
静謐な空気から一転、「dark matter」はアコースティック・ベースの音から始まり、闇の世界を目の前に広げます。ピアノの音はセンセーショナル、ドラミングも聴く人を扇情的に刺激します。思わずベースのカワイヒデヒロさんにtwitterで「ベースがかっこよくて震えています」とリプライしたくらいに、始終ベースが鳴っていて、そしてかっこいい。ループするベースの音は、暗闇の中をぐるぐる回る独白のようです。

08. wonderwall
90年代の洋楽に詳しい人ならほとんどが知っているであろう、Oasisの「wonderwall」がカバーされています。オリジナルは聴いたことがないのですが、この演奏を聴いて、メロディがとてもきれいな曲だなと思いました。泣きのメロディとはこのことか。オリジナルへのリスペクトが素直に表現されているであろう、素敵なカバー曲です。

09. good night.
そして高揚した気持ちを静めるように、ピアノが音を奏でます。「good night.」は、リズムが加わり、語りかけるような感じでメロディはつながっていきます。この曲にもシンガーの存在を感じ、演奏に乗せて歌っているイメージが浮かびます。trinityが強くなればなるほど、別の音を引き寄せるのではないかと思えるほどですね。音が音を呼ぶ。

10. the beginning of the myth
「the beginning of the myth」がアルバムの最後を飾ります。オープニングと同じく、ギターとコーラスが加わっています。こちらではポエトリー・リーディングのように聞こえますね。1曲目が涼しげな表情でメタリックな質感だったとすれば、最後の曲では表情豊かに語り、すべての音から体温を感じることができます。

音からもジャケットからも、シンプルなトライアングルが伝わってきます。僕の目に耳に、そして心に刻まれたのも三角形です。トライアングルが強調されるほどに、その行間からは新しい音の存在を感じるんですよね。1+1+1は3でありながら、それ以上のものを生み出している。アルバムを聴きながらそんなことを思いました。

* inthecube: fox capture plan - 衝動の粒子 (Music Video)

2013.05.05
by mura-bito | 2013-05-05 23:06 | Music | Comments(0)
【和訳】 Playwright imprint focuses on newer jazz acts
ジャパンタイムズにPlaywrightレーベルの記事が掲載されました。Playwrightにはorange pekoe、Bohemianvoodoo、Immigrant's Bossa Band、Tres-men、fox capture planが所属しており、いくつかの作品は僕も楽しく聴いています。

The Japan Times: Playwright imprint focuses on newer jazz acts

記事を和訳してみました。自分の知っている話だと日本語に変換するのもそう難しくはないのですが、直訳っぽさは否めません。とは言え、色気を出してこなれた日本語にしようとすると、記事が伝えたいニュアンスが吹き飛ぶかもしれない。特にレーベル・オーナーの谷口さんの言葉はなるべく忠実に訳そうと心がけました。多少の硬さは甘受していただきたいのですが、不適切な訳があったらご指摘いただければ幸いです。



音楽の売り上げが減っているという話が頻繁に飛び交い、メジャー・レーベルが新しい才能に投資できない中、Playwrightのようなインディー・レーベルが音楽をリスナーに届けていると聞いた。

この若いジャズ・レーベルは10月に初めて作品をリリースし、6ヶ月で5つのバンドをすでに抱えている。

レーベル代表の谷口慶介氏は音楽ビジネスに精通している。と言うのも、彼は国内大手の流通業者であるディスク・ユニオンの一部門であるDIW PRODUCTSに勤務している。特に、彼はThink! Recordsを運営する中で幅広い経験を積んでいる。このレーベルは日本の熱心なジャズ・ファンに親しまれている。だが、Think! Recordsの成功にもかかわらず、DIWの傘下で新たな音楽出版社を立ち上げたいと考えていた。

谷口氏はジャパンタイムズにこう語った。「Think! Recordsは再発盤を通して名前を知られてきました。我々は過去にいくつかの新作を世に出しましたが、音楽を買う人たちは再発盤との関連が強いレーベルであると思っていることを知りました。新しくリリースした作品はあまり注目されませんでした。そのため、現代のアーティストの新作にフォーカスした新レーベルを立ち上げることを決めたのです」

これまでに契約を交わしたアーティストの中には、クラブ・ジャズ・トリオのTres-menとピアノ・トリオのfox capture planがいる。それぞれに独自の注目すべき音を持つ。

谷口氏は「しばらく仕事をともにしていたImmigrant's Bossa Bandから、Tres-menを紹介されました」と語る。Tres-menはDJ/Producerの櫻井喜次郎氏が主導する。彼は大阪のクラブNoonでBossanova Undergroundというイベントを主催しており、Immigrant’s Bossa Bandはそこで演奏したことがある。

Tres-menの名前がそのまま付けられたデビュー盤は、海外アーティストによるレア・グルーヴ・クラシックスを6曲選び、日本のクラブ・ジャズ風に再解釈したカバー集である。レーベル・メイトのorange pekoeをフィーチャーした「Why」や、メインストリーム・クロスオーバーの持つ魅力を放つインストゥルメンタル「Cosmic Lust」のような曲は、ダンス・フロアで多いに注目されている。

fox capture planのミニ・アルバム『flxible』はPlaywrightの初リリースとなった。彼らはよく知られたピアノのコードと強烈なリズム・セクションによる覚えやすいフックを基本とする現代のジャズ・ロックを演奏する。このバンドは過去数年に行ったライブで評価を得てきたが、セット・リストにはビョークやオアシスのカバーも含まれていた。彼らの待望のファースト・フル・アルバム『trinity』は5/15にリリースされる。

2012年の後半にリリースしたorange pekoeやBohemianvoodooの新作と同様、Tres-menとfox capture planのアルバムは、Playwrightレーベルにとって忙しい最初の半年を示している。しかし、これはレーベルの計画の始まりにすぎない。

「Immigrant’s Bossa Bandの新しいアルバムを夏にリリースします。他のアーティストにレーベルに加わってもらうことも考えています。さらに、これまでリリースした作品のうち、いくつかをアナログ盤としてリリースすることも計画しています」

音楽産業は世界的にデジタル形式への移行を求められており、これは大掛かりな計画に思えるが、Playwrightは楽観的である。

「世界の音楽マーケットはダウンロードに大きくシフトしています。ヨーロッパに行ったとき、最近はパッケージで販売されているアルバムが少ないことに私は驚きました」

「ですが、日本ではパッケージ作品を持っていたい人がまだいるでしょう。また、多くのCDショップが努力を重ねてCDを売っています。私たちのような独立系レーベルに莫大なプロモーション費用はありません。小売店との信頼関係を築くことで、私たちの音楽を世に出そうとしています」

レーベル名のロゴには羽ペンが添えられている。Playwrightというレーベル名は考えて付けたものだと谷口氏は加えた。「脚本家の仕事は物語を伝えることです。このレーベルで、アーティストの物語を伝え、今起きていることを映し出したいのです」



2013.04.18
by mura-bito | 2013-04-18 22:32 | Music | Comments(0)
fox capture plan - 衝動の粒子 (Music Video)
Playwrightレーベルが送り出すジャズ・ロックの3人組、fox capture plan。新曲「衝動の粒子」のミュージック・ビデオが、アルバム『trinity』に先駆けて公開されています。ジャズが好きな人も、ロックが好きな人も聴くべし、そして観るべし。かなりかっこいい。



fox capture plan - 衝動の粒子

まずは、鋭角的なピアノの音が聴く人の中に鮮烈な印象を残します。そして、丸みを帯びたリズムは身体にダイレクトに響きます。アコースティック・ベースならではの太い音が曲をたくましくしていますし、キックの心地よさはエレクトロやダンス・ロックに近いものを感じました。音が抜けて静かになって、またよみがえって重なって厚くなっていくプロセスに心をぎゅっとつかまれます。

ミュージック・ビデオは素材の散りばめ方がすごく好きです。全体をモノクロームにして、人物と楽器の白い部分にいろいろな画像や映像をはめ込んでいます。その素材がハイスピードで切り替わる演出は、曲の持つ勢いに負けない、むしろそれを加速させている。モノクロームの世界には、時として色が現れます。色をつけたと言うより、色がこぼれ落ちたような感じがあり、色によってモノクロームの雰囲気がぐっと引き立ちます。

曲がかっこいいと映像もかっこよくなるわけですよ。このかっこよさは、地球のあちこちに飛んで突き刺さりそうです。地球を駆け巡る音。一度聴けば「Cool!」という声があちこちで上がるんじゃないか、と僕は思うのです。

2013.04.07
by mura-bito | 2013-04-07 22:03 | Music | Comments(0)
fox capture plan - Sampleboard
fox capture plan - Sampleboard
01. capture the Initial "F" -Sampleboard MIX-
02. Logical Gorilla
03. Primitive Mechanics
04. 3rd Down

タワレコ新宿店でTres-menのシングルを探していると、Playwrightレーベルの作品を集めたコーナーがありました。そこに設定されていたモニターには、fox capture planが演奏する「capture the Initial "F"」が映っており、そのアグレッシブなプレイにしばし釘付けになりました。ピアノ、アコースティック・ベース、ドラムス。3つのシンプルな音から繰り広げられるアンサンブルが聴く人を貫きます。そのサウンドは弾丸と呼ぶのにふさわしい。



fox capture plan
TOWER JAZZ FREE LIVE 2012

ただひたすらにかっこいい。この3つの音から浮かんだイメージは、シンプルなデザインで人々を魅了する電子デバイスですね。たとえばiPodやiPhone、たとえば深澤直人さんのプロダクト(Infobarやiida)。余計なものがなくて、ビジュアルも機能も申し分ない。使う人に優しいとは言えないかもしれないけれど、フィットする人にとってはそれ以外のものは考えられない。ストイックささえ漂う洗練されたプロダクトと、fox capture planの音楽には共通するものがある気がします。

1曲目から3曲目で発揮される疾走感もいいなぁと思いつつ、4曲目の「3rd Down」に漂う静かな雰囲気も好きです。歌うようにベースが奏でるソロが心地よいですね。

2013.02.27
by mura-bito | 2013-02-27 21:43 | Music | Comments(0)

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