inthecube
音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
OUR WORLD IS EXPRESSED BY IMPRESSIVE WORDS
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夕暮れ時の長く伸びる影
親しかった人(家族・友人・恋人など)を亡くしたとき、
僕らはその人の影を見続けていくのかもしれません。

その人の姿を二度と見ることはできず、
記録や記憶の中の姿のみを見続けることになる。

夕陽に照らされた長い影を見ているようなもの。
ふとそんなイメージが頭に浮かんだのですよ。

誰かを亡くしたわけではないですし、
終戦記念を意識していたわけでもありません。

強いて言うなら、初恋の子が結婚していた、
と地元の友人から知らされたためでしょうか。

いつの間にやら、自分の人生というものは、
次の段階に入っていっているんだなあ、と。
今更ながら、それに気付かされたんですかね。
社会に出るのが遅れたせいもあるんですが。

そして、考えます。次へ、次へ、と行くと、
やがては死という段階を迎えるわけで。

そう考えた時、長く伸びる影が見えたんですね。
親しかった人を失うというのは、
夕暮れ時に「じゃあまた」と言って
別れるのと同じものなのかなと思いまして。

自分の足元まで伸びていた影は、
少しずつ離れていき、いずれは見えなくなる。
あるいは薄れていって、最後には消える。

ほんのわずかでも、あるいはひとりでもいいから、
自分の影を見続けていてもらいたいものです。
それだけでも生きてきた価値はある、かもね。

2006.08.01
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# by mura-bito | 2006-08-01 23:11 | Life | Comments(0)
iPodの軍門に下る日も近い
日本が世界に誇るソニー爆弾。

僕の手元にも潜んでいました。

黒く輝くウォークマン・スティック。

iPodに背を向けて購入したあの日から一年。

バクハツですよ、バクハツ。

電源が落ちません。一日でバッテリー切れ。

新しく曲を転送しても、変なところに組み込まれる。

時として「Unknown」となって転送できず。

USB接続しても認識されない時もある。

きっちり一年過ぎて爆発って、ある意味芸術。

まあ、ソニーだけではないにしても、困ったもの。

さてさて、これでappleの軍門に下るのか…

梅雨の終わりとともに、7月の終わりとともに。

2006.07.31
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# by mura-bito | 2006-07-31 21:47 | Comments(0)
わたしを離さないで (Never Let Me Go)
わたしを離さないでカズオ・イシグロ 『わたしを離さないで』

bacoさんのブログ「yebisuneko」でこの本を知り、
荻窪の友人にも薦められて購入しました。

なかなか読み進めるのに苦労しました。
読み始めたときの印象は良くなく、
退屈だったり、話があちこちに飛ぶ感じがして、
むしろ悪い印象を抱きながら読んでいきました。

しかし、所々で作品の世界が垣間見えると、
退屈さはどこへやら、ぐぐっと引き寄せられました。
そしてまた慣れてきたなあと思っていると、
また新たな部分が照らされて、読みたくなる。
そんなことの繰り返しでしたね。

ラスト・シーンは僕の好きな感じでした。
最近気に入っている言葉で言えば、
「ニュートラル」。ニュートラルに終わります。
絶望、悲愴感があるようにも、ある種の
覚悟、決意があるようにも感じられますが、
表面的にはシンプルに描写されています。

ちょっと抽象的に言うと、
「どこにも行けない」と捉えるか、
「どこにでも行ける」と捉えるか。

■参考記事■
yebisunekoNever Let Me Go

2006.07.30
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# by mura-bito | 2006-07-30 07:11 | Book | Comments(0)
Pandora
アメリカのインターネット・ラジオに、
Pandora」なるものがあります。

アーティストあるいは曲名を入力すると、
「似た」アーティストの曲が流れます。
どういう基準でセレクトされるかは不明。
サウンドが似ている、というのはあるみたいですが。

そして曲が終わると、さらに「似た」曲がかかり、
これがエンドレスに繰り返されていきます。

試しに「Linkin Park」と打ち込んでみたら、
見事にリンキンの「ENTH E ND」がヒットしました。
この曲はヒップ・ホップ色の強いミックスでして、
そのためか、次の曲は完全なヒップ・ホップ。
しばらく同じような音の曲が続き、
再びリンキンの「One Step Closer」の
ライブ・バージョン。がっつりロックです。
リンキンはラップ・ロックとか言われたりもしますから、
ヒップ・ホップからつながっていくんでしょうか?
次はP.O.D.というバンドの「Boom」。
初耳ではありましたが、おお、オルタナだ、と。
以下、ILL NINOEVE 6なるバンドが続き
(やはり初耳! ググりまくりです)、
なんとリンキンの「ENTH E ND」に戻ってきました。
その後もまだまだ続いております。
今はイギー・ポップが叫んでいます。

なかなか面白い音楽体験です。
ワールドワイドな音楽をシャッフルして届けてくれます。
完全無作為というわけではなく、同系統の音で、
未知の音楽に出会うチャンスが生まれるのです。
面白い音楽があれば、自分でアルバムを買えばいい。
出会いのきっかけが転がっているという感じですね。

Pandora Internet Radio

■参考記事■
∞最前線 通信:Pandora☆ ~21世紀型ラジオ!

2006.07.29
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# by mura-bito | 2006-07-29 10:12 | Comments(2)
クリッピング音ハメ
音楽配信メモ:
今やってる舞台『開放弦』で音楽配信が話題に
YouTubeコラムをNIKKEI NETに寄稿して思ったことなど

本日はクリッピングのみで。考えてみたいこと。
舞台やっている人は上を読んでみてください。
YouTube愛用者は下を読んでみてください。

2006.07.25
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# by mura-bito | 2006-07-25 23:01 | Comments(0)
心のギアをニュートラルに
「自宅-->会社-->自宅」の終わりなき
ループは、気が狂いそうになりますね。
ハウス・ミュージックのループ・サウンドは
聴いていて気持ちがいいものですけど、
自宅と会社を行き来するだけの生活は
まったく気持ちのいいものではありません。

土日があるからいいでしょ?と言われても、
いや、平日と週末は決して別ではなく、
つながっているのだと僕は思います。
毎日気分良く過ごす、とは言いませんが、
平日をニュートラルな気分で過ごせれば、
週末もちゃんと楽しく使え、そしてまた
ニュートラルに月曜日を迎えられます。


とりあえず、会社を出てまっすぐ駅に
向かうのではなく、寄り道をしてみました。
残業もないし、雨も上がったし。

横浜に来てから時折訪れる
スターバックスに寄っていきました。
いつもそこでコーヒー豆を物色します。
いつものように、小さなロゴ入り紙コップで
「オススメのコーヒー」をゆっくり飲みながら、
どの豆にしようか、じっくり考えます。

今日の店員さんはどうやら忙しそうで
あまり話しかけてきませんでしたが、
スタバでの店員さんとの話は僕は好きですね。
豆の種類や煎り方についてロクに知らないので。
講釈にへぇそうなんですかと相槌を打ちつつ、
この営業トークは勉強になるなと思いもする。

自宅にミルはないので、挽いてもらいます。
一袋そのまま買えば250グラムですが、
いつも100グラムを挽いてもらって買います。
飽きないくらいの量で、ちょうどいいのです。

カードにスタンプを押してもらい、
挽き終わった豆を受け取って店を出ました。
その足で駅に向かいました。以上。


なんてことはない、普通のことなんですけど。
寄り道がスタバでなくても、ハンズでもいいし、
中古レコード屋でも別にかまいません。
ただ、毎日通うものではないんですよ。
毎日通ったらそれがルーティンになってしまう。

たまにふらっと足を運ぶからこそ、
ルーティンな日常にちょっとしたフックができる。
そういう小さな引っ掛かりがあることで、
日常における精神状態は停滞せずに済みます。
その状態が「ニュートラル」なのだと思います。

何もないという意味ではなく、小さな変化を
付けていくことで一定の良好な精神状態を
キープすること、それがニュートラル。

長い話になりました。しかも訳が分からない!
最近、残業で心も身体も荒んでいたので、
まずはニュートラルな心を取り戻そうと思い、
思うままに書き殴ってみました。

水と空気と人の汚れた都会であっても、
ニュートラルに生きることはできるはずです。

2006.07.24
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# by mura-bito | 2006-07-24 22:51 | Life | Comments(0)
OH! Mikey Night
OH! Mikey Nightを渋谷で観ました。
こーんなブラックでシュールでアングラなものを、
どこの誰が観るんだろう? と思っていましたが、
映画館は意外と盛況で驚きました。

見たところ、「土曜の夜は家でドラマ見てます」
というような女の子(やや偏見)が多かった気がします。
一方で「ああ、B級だ」と思える方々(かなり偏見)もいて、
こちらはうん確かに分かる分かるといった感じでしたね。
…まあ、他人のことは言えないかもしれませんが…

内容は、まあ面白かったですよ。
緻密に計算してつくりこまれているような、
そうでない(ノリでつくっちゃった)ような感じは健在。
こういった、見るからに低予算の作品は大好きです。
ちゃんと笑いをとれるから、安っぽく見えない。
ストレートな笑いではなく、黒さ満載ですけど。

ノーマルな感覚で見たら、
マネキンだけの映像なんて気分いいわけないんですが、
人気が出るのは変化球を喜ぶ風潮の表われですかね。
アンガールズが「キモカワイイ」と言われて
何故か売れてしまったのと似ていると思います。
まあアンダーグラウンドだったものが
ポップな世界に引き抜かれて売れていくのは、
今に始まったことではありませんが。

ブラック・シュール・アングラがポップな世界に
組み込まれている様を見せつけられた夜でした。

2006.07.23
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# by mura-bito | 2006-07-23 08:44 | Visualart | Comments(0)

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