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BTS「IDOL」:淀みなく流れるカラフルなパフォーマンス、聴き手を呑み込んで高揚させる
BTS방탄소년단)の「IDOL」は、アルバム『Love Yourself 結 ‘Answer’』に収録されています。2019年7月に日本でリリースされたシングル「Lights」では「IDOL」の日本語版を聴くことができますが、このバージョンをきっかけにして、オリジナルを聴いてみました。そして衝撃を受けます。
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歌、ラップ、音が交錯する展開はとてもカラフルで飽きさせず、高揚感を与えてくれます。例えば、♪You can’t stop me lovin’ myself♪ と繰り返すところや、コーラスやラップの後ろにいながら存在感を示すシンセサイザーの音が好きですね。サンバ・ホイッスルを思わせる音も聞こえるなど、次から次へと目を引くパフォーマンスが展開されるパレードのようです。



BTS – IDOL



BTS – IDOL (The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)

YouTubeでは、2018年に彼らが〈The Tonight Show〉というアメリカの番組に出演したときの映像が公開されています。歌の良さはもちろんですが、何よりパフォーマンスの素晴らしさを存分に味わえる映像です。限られた空間を七つの点が淀みなく動き、ダイナミックな軌跡を描きます。

また、アルバムには、Nicki Minajが参加したバージョンも収録されています。彼女の特徴的なラップが加わることでヒップホップの色が濃くなり、ギラギラと輝く肉食的な曲になっています。オリジナル、feat. Nicki Minaj、日本語バージョン、それぞれに異なる体験が待っているので、いずれも未体験であれば一度その沼に足を踏み入れてみるのも良いのではないでしょうか。そこから抜け出せるかどうかは保証できませんが。
2019.08.29
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by mura-bito | 2019-08-29 21:53 | Music | Comments(0)
lol「brave up!! [feat. DJ KOO]」:エレクトロニック・サウンドが放つ光の束、照らし出されるパフォーマンス
交錯するHOTなサウンドとCOOLなダンス。lolエルオーエル)が発表した「brave up!!」という曲がとても格好良かったので、すぐにプレイリストに組み込んで聴いています。重いキックと分厚いシンセサイザー、そしてNOISYなギターの音を効かせたアッパーな曲です。ロックのワイルドさとEDMのタフさを兼ね備えたサウンドが躍動します。
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lolは5人組でしたが、そこに2019年からDJ KOOが加わったそうな。立ち位置としてはK-POPグループと共演するSteve Aokiのような感じでしょうか(異論は認める)。「brave up!!」ではDJ KOOのラップ(やスクラッチ?)がフィーチャーされており、trfやプロデューサーとしての彼を知らない人々にも、その格好良さは伝わると確信します。

EDMの魅力がこれでもかと詰め込まれている中で、最後に聴けるシンセサイザーのリリカルなフレーズが印象に残ります。最初からずっとヘビーで肉食的な音で圧倒されてきたのに、最後にいきなり美しい音に包まれ、さらにそこに重なるボーカルも美しく、心がぎゅっと締め付けられます。この落差が実に良い。



lol – brave up!! [feat. DJ KOO]

lolが「EZ DO DANCE」をカバーしたと知ったのはつい最近であり、それを知らずとも僕はずっと彼らを「trfの系譜に連なるグループ」だと認識していました。ただ、「brave up!!」のジャケット写真やミュージック・ビデオから感じるものは、trfというよりはK-POPかなと(異論は認める)。

本当にK-POPを意識したのかどうかは分かりませんが、それは別に悪いことではないというか、むしろ良い影響ですよね。K-POPはヒップホップをはじめとしてEDMもロックも、そしてJ-POPも呑み込んできた音楽であり、それくらいの貪欲さが日本のポップ・ミュージックにあってもいいのかなと思うわけです。

2019.08.21
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by mura-bito | 2019-08-21 21:06 | Music | Comments(0)
Mike Posner and Seeb「I Took A Pill In Ibiza」:晩夏を思わせるエレクトロニック・サウンドの戯れ
昼休みにカフェで流れてきたエレクトロニック・ミュージックがとても心地好かったので、Shazamアプリでタイトルを調べました。その曲は、Seeb(Simen EriksrudとEspen BergのDJ/producerデュオ)がリミックスした「I Took A Pill In Ibiza」です。
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オリジナルを歌うMike Posnerは、AVICIIの友人としても知られているそうな(この曲の歌詞にもAVICIIの名前が登場する)。…オリジナルもSeeb Remixも結構有名だそうで、今さら知ったのかよという感じですが。



Mike Posner – I Took A Pill In Ibiza -Seeb Remix-

オリジナルは2015年にリリースされ、Seeb Remixは2017年のコンピレーション・アルバム『EDM ULTRA BEST』で聴くことができます(もちろんストリーミング・サービスでもアクセスできます)。Seeb Remixの良さは、何と言ってもそのループするエレクトロニック・サウンドですね。曲が始まって1分が経ったところから始まる音は格別です。

ベースやキックを分厚くした肉食的な音とは異なる、繊細ともいえるアプローチで、聴き手の身体に伝わる音です。音がぐるぐると身体に巻き付き、心に侵入してくる。その音に絡め取られると、そう簡単に逃れることはできません。音がまとう哀愁は、聴き手の心の中にも染み込んでいくのです。

2019.08.14
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by mura-bito | 2019-08-14 21:39 | Music | Comments(0)
David Guetta and MORTEN「Never Be Alone [feat. Aloe Blacc]」:肥沃な音楽地帯で生まれ続けるエレクトロニック・ミュージック
渦を巻くハウス・ミュージック、響くソウルフルなボーカル。David GuettaMORTENの連名で制作された「Never Be Alone」がとても良い。ボーカルとして参加しているのはAloe Blaccです。新曲が出るたびに「David Guettaはどれだけ仕事をする気なのだろう?」と思います。それだけ頻繁に見る名前です。若手とのコラボレーションも自身の新曲も、その都度アプローチを変えて、エレクトロニック・ミュージックの世界を拡張する役割を担ってます。
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MORTENはデンマーク出身のDJ/producerです。ヨーロッパは、特にハウス、EDM、トランスなどエレクトロニック・ミュージック愛好家にとって、無限の可能性を感じる地域です。優れたトラック・メーカーを輩出し続ける、音楽的に豊穣な地域ですよね。コラボレーションという形でベテランが若手を引き上げる連鎖が続きます。素晴らしい音楽が後を襲う音楽を生み出す肥沃な土壌には、きちんと手が入れられ、維持されているのです。



David Guetta and MORTEN – Never Be Alone [feat. Aloe Blacc]

ソングライターとしても評価されるAloe Blaccは、AVICII、Zedd、Tiëstoなど、数々のDJ/producerの作品に参加してきました。「Never Be Alone」でも素晴らしい歌声を聴かせてくれます。

彼の歌声は存在感が強く、そしてタフです。音の存在を吹き飛ばすわけではありませんが、個性がぶつかるダイナミックなサウンドの中でも、自らの世界を作り上げるタフさを持つ歌声です。エレクトロニック・サウンドを巻き込んで渦を作り、その歌声が屹立する。彼の歌声のために音が存在するとさえ思えるパワーを感じます。

2019.08.08
by mura-bito | 2019-08-08 21:15 | Music | Comments(0)

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