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音楽と物語に関する文章を書いています。
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[EN] Rie fu
"Rie fu" acts as a singer-songwriter mainly in Japan. Sings in both Japanese and English, playing the guitar or piano. Her voice is so beautiful. When singing in English, it sounds like Karen Carpenter. The songs she writes are pop, rock, or sometimes folkie, and the lyrics are impressive for me.



BIGGER PICTURE
(in English)

Last year she became independent from Sony Music Entertainment (Japan) Inc. Managing her company, often in a panic, she said, she creates many songs and puts them out at her own pace. Her newest work, titled "BIGGER PICTURE," is the album she released for the first time since flying the nest. You can listen to it and some tracks released in past times on iTunes Store.



LUCKY DAY
(in Japanese)

She organized a concert on January 30th at Shibuya WWW. Played mainly tracks in "BIGGER PICTURE" by herself or with a band. There was a large gap between tranquil ambience and noisy rock sound. According to what she said in a concert, in part of the newest album, she expressed "poison" she hasn't shown. Her poison is expressed by pricking words or heavy-rock sound. You can touch her poison in the music video of "BIGGER PICTURE." In contrast, she sings the bright side of a girl's life in "LUCKY DAY." If you want to know English lyrics, access iTunes Store and listen to the English version. You will be able to feel good.

2013-01-31
by mura-bito | 2013-01-31 22:11 | Music | Comments(0)
誰が音楽を殺したか?+As Music Streaming Grows, Royalties Slow to a Trickle

誰が音楽を殺したか?(『週刊ダイヤモンド』2013年1月13日号)

清水量介・森川潤


津田大介さんが書いた『だれが「音楽」を殺すのか?』から8年ほど経って、ついに「誰が音楽を殺したか?」となりました。will killから、killed。週刊ダイヤモンドの記事がKindle本として売られており、100円で読むことができます。雑誌のばら売りスタイルもおもしろいのですが、とりあえずは中身について書きます。

「2012年はCDの生産額が14年ぶりに前年を上回った」というニュースから記事は始まります。もちろん、それがポジティブな文脈で綴られているわけではなく、「2013年も同じような上昇は見込めない」という見方は業界内で一致しているそうで。そして、大手レコード会社のビジネスモデルを改めて紹介し、それが2010年代には通用しないと言い切っています。このことも業界の人たちは自覚しているんだけども、有効な手を打てていないのが現状なんですね。大手の中でも打って出ているところはあるし、これまで後手の印象が強かったところも2013年はリスクを背負って攻めるらしいです。さてさて、どうなる2013年。

自らの手で音楽をつくり、自らの手で音楽を届ける。音楽家の自立について、いくらか紙面を割いています。その中で、Rie fuが登場します。Rie fuは2012年に独立して活動しており、試行錯誤しながらも、多彩なアイデアをいくつも形にしています。独立前後で音楽性が180度変わったこともなく、僕は昔も今も楽しく彼女の音楽を聴いています。音楽を届ける形態が変わる、ということですね。音楽は殺されてはいません。いや、正確に言えば、座して死を待つ音楽はいくつもある(それはもはや音楽と呼んではいけないのかもしれない)。生きようとしている音楽も、いくつもある。音楽の生殺与奪を握るのは、やはり音楽家なのでしょう。

と、いうところできれいに締めようかと思いましたが、この記事を読んだ後にThe New York Timesで気になる記事を見つけたので、併せて紹介します。欧米では聴き放題の音楽配信サービスが大きな存在感を示していますが、音楽家に入る収入はどうなのか、そして今後どうなるのか、ということを綴っています。有名なのはサブスクリプション型のSpotifyとネットラジオのPandoraですね。「誰が音楽を殺したのか?」でも取り上げられていました。サービス自体の主な収益は、前者は有料会員制度、後者は広告。今後はこれらのサービスが音楽配信のトピックの中心になるでしょうね。

The New York Times: As Music Streaming Grows, Royalties Slow to a Trickle

音楽家が得られる収入は、今はまだ大きくはないとのこと。「サービスが順調に拡大する見込みはあり、音楽の収入も増える」とはDonald S. Passmanという弁護士の言葉ですが、サービスの利用者は世界規模で拡大しているのでそれはそうだろうなと思います。それが音楽家の生活を支えるものになるかはまだわかりませんが、音楽を届ける手段を増やすために、聴き放題サービスへの参加は必須になります。

これらの記事を読んでみて僕が思うのは、音楽家自身が手を尽くして音楽を届けるのは当たり前のことになる、ということですね。いやはや、音楽も手売りの時代。プロモーションのうまい音楽家がたくさん音楽を届けられる。Rie fuの「今はすべてを自分でやるのが、あるべき姿なのだと思っています」という言葉は、形態のひとつではあります。多くの音楽家にとって、完全なる自立と従来の依存(レコード会社に丸投げ)とのバランスをとる、というのがこれからの課題なのかもしれません。

2013.01.29
by mura-bito | 2013-01-29 21:59 | Music | Comments(0)
中国を変えた最強メディア 微博(ウェイボー)の衝撃

中国を変えた最強メディア 微博(ウェイボー)の衝撃

李小牧・蔡成平


中国におけるSNS、微博(ウェイボー、weibo)。Twitterとfacebookをミックスした機能を持つ、中国内でオフィシャルに使用が許可されている唯一のSNSです。幾つもの微博サービスが展開されていますが、新浪微博が最も利用者数が多く、国外からの利用も盛んです。さてさて、日本で言うmixiみたいなものかななんて思いつつ、今年になってアカウントを取ってみました。中国語を読むことはできないのでそれほど多くのインタラクションはないのですが、それでもなんとなく雰囲気をつかみつつあります。そんな中で読んでみた本が、『中国を変えた最強メディア 微博(ウェイボー)の衝撃』です。

日本におけるソーシャルメディア、発祥の地アメリカのそれとも違うインパクトが微博にはある。情報や言論の統制が厳しい中で唯一存在し続けている意見表明ツールなのです。コミュニケーションを楽しむ面ももちろんありますが、それ以上に大きいのが行政機関への意見だそうです。国家そのものへの批判は不可能ですが、自分の住むところならば言いたいことは言える。言葉を選びつつも、NOを突きつけることができる風土が微博にはあるそうな。穿った見方をすれば、大勢に影響がないレベルであれば、小規模の変革は起こり得る。

多くの言葉を多くの人々が交わすようになれば、遅かれ早かれ問題に気づきます。もともとインターネットには接続できるわけですが、ご存知のとおり、外を眺めているだけではアクションにつながるエネルギーは生まれませんよね。人と言葉を交わすことでエネルギーは生まれます。それを増幅させるのがソーシャルメディア。地方行政の問題を指摘して改善する例があり、その規模の話は日本としても参考になるのではないかと思いました。「ソーシャルメディアで日本が変わるわけがない」と思っていても、ローカルな視点で考えれば、まだやれることはあるでしょう。

中国の一部で起きているに過ぎない、とも思いますが、波が生まれたときの民衆の力は言うまでもありません。微博サービスが営業停止にならない理由も書かれており、少なくとも現状は安定したバランスが保たれているようです。さてさて、微博による小さな「革命」を、中国の中央政府がどのように考えているかはわかりませんが…。微博に言葉を放り込みながら、「革命」の行方を追いかけてみます。

2013.01.28
by mura-bito | 2013-01-28 22:05 | Book | Comments(0)
「書聖 王羲之」展、始まる。
「書聖 王羲之」展が東京国立博物館で始まりました。3/3まで開催されています。高校で世界史を勉強した方は、おそらく覚えているかと思いますが、中国の書家です。オリジナルの書は残されていないのが残念です。多くの書家の手本となっていたようで、幾つもの摸本があるとのこと。この展覧会では、その摸本を集めています。しばらく中国の歴史から遠ざかっていたので、一度知識を掘り起こしてから、展覧会に臨むとしましょう。

東京国立博物館:日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年 特別展「書聖 王羲之」

中国の微博で日本大使館が「書聖 王羲之」展を紹介していました。以下は引用です。

“书圣王羲之”展于22日在东京国立博物馆开幕。王羲之书法在8世纪由遣唐使带回日本,受到日本书法家的推崇,至今影响着日本书法。虽然王羲之书法真迹无一存世,但后世留存了历代宫廷中精妙绝伦的复制临摹。此次展览会展示了唐代临摹极品《行穰帖》等的历代版本和相关书画作品约160件。

日本中国大使館 新浪微博 より

中国の人は王羲之をどのようにとらえているのでしょうか? 日本に住む我々が日本の文化を知る余地はまだまだあるのと同様、中国の人々も同じ部分はあるかもしれません。本年は日中国交正常化40年。いろいろ問題は山積みですが、少なくとも文化的なエリアでは素直にリスペクトし合ってもいいですよね。

ちなみに、前期と後期で展示替えがあるとのこと。両方行けたらいいなぁ。
・前期:1/22~2/11
・後期:2/13~3/3

2013.01.23
by mura-bito | 2013-01-23 19:49 | Visualart | Comments(0)
キーボード・マガジン No. 379 平戸祐介・須長和広インタビュー
Keyboard Magazine 2013 WINTER No. 379

Keyboard Magazine 2013 WINTER No. 379

リットーミュージック


SOUL COOKIN'

SOUL COOKIN'

quasimode


弾けないけれど、鍵盤が好きなんです。2012年の12月に出たキーボード・マガジンでは、quasimodeの平戸祐介さんと須長和広さんがインタビューに答えています。平戸さんはピアノとフェンダー・ローズを弾き、須長さんは主にアコースティック・ベースを弾きます。最新作『SOUL COOKIN'』のリリースは10月でしたが、こうして時間を置いてアルバムに関する話を読むのもいいですね。特にキーボード・マガジンはマニアックなことを分かりやすく、時には徹底的にマニアックに伝えてくれるので、そのオリジナリティは何年経っても健在です。素晴らしい。

インタビューでは、最新作を軸にして、曲づくり、楽器、アレンジといった突っ込んだ話が展開されました。アルバムのコンセプトやゲストが参加した曲など、トピックは既出であっても、キーボード・マガジンで初めて読む話題が出てきます。途中で話題はベースにフォーカスし、quasimodeにおけるベースの役割が見えてきます。須長さんのベースについて、平戸さんがいくつも言葉を費やします。柔らかな言葉の中に、説得力のある言葉が存在感を放つ。平戸さんが時折見せる音楽の知識や解釈、音楽に対する姿勢は、強く印象に残りますね。

音1つ1つの動きというよりは曲を推進させる力。ベースにはそれを期待していますね。その部分を押さえてもらってれば、細かくフレーズを弾いていても全然問題ないですし。良いベースがいるバンドって、曲がぐいぐい来るんですよ。やりたい世界観も分かるし、どういう方向に進んでいきたいかも分かる。

平戸祐介
quasimode Interview
Keyboard Magazine 2013 WINTER No. 379

おそらく、平戸さんは音楽を音で説明しない。説明するなら言葉を使うし、その役割に音を用いることはないのでしょう。音を聴いてもらえれば分かる、というスタンスではなく、丁寧に言葉を尽くして説明することを心がけている気がします。ただ、言語化の範囲を越えたプレイもきっとあるし、意図的に話していないこともあるかもしれません。行間から、音から、もっと多くのものを感じ取ることができそうです。

ジャズ・ミーツ・ソウルというコンセプトで作ったアルバムなので、ピアノはパキパキした音ではなく、ちょっと温かみがある、音像が丸い感じにしました。もちろん曲にもよるけど、全体的な質感としてはそういう感じがいいかなと。

平戸祐介
quasimode Interview
Keyboard Magazine 2013 WINTER No. 379

2013.01.18
by mura-bito | 2013-01-18 22:13 | Music | Comments(0)
HAPPINESS×3 LONELINESS×3
TM NETWORKには「HAPPINESS×3 LONELINESS×3」という曲があります。再結成した1999年にリリースされました。音はラテンの雰囲気が漂い、TM NETWORKの持ち味である「哀愁」が色濃く出ています。ラテン・サウンドといえば熱く盛り上がるイメージが強いかと思いますが、哀愁漂うサウンドにもなり得ます。特筆すべきはシーラEというパーカッショニストが参加していることであり、TM NETWORKの中では最もパーカッションの存在が大きい。

この曲はTM NETWORK以外のアーティストによって制作されました。TM NETWORKは日本語で歌い、フリオ・イグレシアスJr.は英語、シーラEはスペイン語、そして王力宏(Wang LeeHom、ワン・リーホン)は中国語(おそらく北京語)で歌いました。ただ翻訳しただけではなく、譜割も言語に合うように変化されています。さらに、異なるアレンジャーが腕を振るった結果、それぞれに特徴を持ったサウンドを生み出しています。

どのバージョンにもシーラEのパーカッションが入っており、コンガ、ティンバレス、カウベルの音が気持ちいい。シーラEの音を軸にして聴いてみると、アレンジによって他の音とのバランスが異なっているのが分かります。打ち込みのリズム、シーケンサー、アコースティック・ギターの使い方が各曲のオリジナリティに結び付いているんですね。

TM NETWORK
TM NETWORKのバージョンは、1999年当時の小室さんのサウンドが前面に出ています。この時期はテンポが遅めの曲で密度の大きいリズムを鳴らしているのが特徴ですが、それがこの曲にも表われています。また、舌がもつれそうになるくらいに言葉を詰め込んでいます。先述のとおり、TM NETWORKがこれほどパーカッションを押し出すことは珍しく、それでいて熱さよりも切なさを感じさせるTM NETWORKらしいアレンジです。同じ曲でも、シーラEやフリオ・イグレシアスJr.のバージョンでは熱く聞こえるんですが、それらと対比して聴くとまたおもしろいです。

フリオ・イグレシアスJr.
同じメロディでも言葉の乗せ方で異なる雰囲気になりますが、言語が変わればさらに変化が生まれます。ウツが歌う日本語のバージョンは言葉をしっかり区切っていましたが、フリオ・イグレシアスJr.は色気のある声と絡みつくような歌い方で、流れるように言葉を走らせていきます。僕としては、英語の歌は音符を足場にして次々とジャンプしていくイメージがあるんです。分厚いリズムがテンポよく鳴って、TM NETWORKより疾走しているように聞こえます。アウトロではトランペットも加わり、明るく楽しいラテンの雰囲気を前面に押し出しています。

シーラE
ラテン・サウンドは彼女のホーム・フィールドと言ってもいいでしょう。当然ながら、本人の叩くパーカッションが前に前に出ています。ボーカルととパーカッションがフロントで並んでいる感じですね。いったいどれだけの音が同時に鳴っているんだろうと思うくらい、多彩な音が飛び出します。ラテン・ミュージックの音に興味を持ってからこの曲を聴くと、新しい音に次々と出会います。カラフルでパーカッシブな音の競演に、聴くたびに熱くなります。僕はquasimodeを聴いてラテン・ジャズの魅力に目覚めましたが、こうした音を意識しないうちに体験していたことに驚くばかりでです。

王力宏
中国語の歌を聴いたのはこれが初めてだったかもしれません。当時はものすごく違和感があったのですが、今になって聴きなおしてみるとポップスに乗る中国語の良さを感じます。重みを感じるリズムの上に本人が弾くバイオリンが乗ります。そんなサウンドに合わせて言葉が流れ出す。最後のリフレインでは、どのバージョンにもないフレーズが歌われています。この部分が泣きそうになるくらい、いいんですよ。メロディと、言葉の紡ぎ方と、声の相乗効果。言葉が分からずとも、心に突き刺さるフレーズは生まれるんですよね。

言語横断的な企画の曲をまた聴いてみたいですね。言葉の違いは往々にして壁になるわけですが、視点を変えれば新たな体験の扉にだってなり得る。各々が自分の声や音を使って同じ曲を料理する。それは音楽に特化した、ワールドワイドな競演ですね。日本のみならず音楽産業は世界的にもシュリンクしているかもしれませんが、ネットワークが広がっている今だからこそ、こうした世界を駆け巡る音をもっと聴けたら嬉しいです。

2013.01.17
by mura-bito | 2013-01-17 21:35 | Music | Comments(0)
英HMVのニュースに関して音楽ファンとして思うこと
イギリスのHMVが事実上の倒産だそうです。音楽に関して言えば、やはりダウンロード販売やサブスクリプション型サービスには勝てないでしょうし、同じパッケージのオンライン販売ではAmazonというモンスターがいますしね。こうやって耳に馴染みのある企業が終幕を迎えると、パッケージの売り買いはシュリンクを続けるしかないのかな…と遠い目をしながら思います。問題は、底がどこか、ということなのですが。ちなみに日本のHMVはローソンが買収して、「ローソンHMVエンタテイメント」という名称になっています(つい先ほど知った)。

さて、日本の音楽パッケージはどうなるんだろう? 今もなお商売として、むしろ巨大な産業として成立しています。一部の売り上げが目立つだけであり、全体の骨組みはすでにガタが来ているのかもしれませんが。ともかく、タワーレコードを中心にして、CDは売られている。買う人もいる。僕も買っている。

もはや「音楽を買う」と「CDを買う」を単純につなげることはできません。CDを企画で売る、CDをおまけとともに売る、CDをライブ体験とともに売る、CDをソーシャルメディア経由で売る。ただCDを売るだけのCDショップは、駆逐されて然るべきだったと言えそうです。CDを音楽ととらえるか、一連のエンターテインメントの一部ととらえるか、まだまだ論争の種になるでしょうけど、まあどちらでもいい。何に価値を認めるかは人それぞれです。それらを同じランキングで語るのも、相手の楽しみ方を互いに否定するのも、ともに意味はない。

そもそもCDは、効率よくお金を集めるためのシステム、と言い切りましょう。賛否はあっても大量に売れるものがあるからこそ産業は維持されてきました。そのため、新人は世に出られたし、好きなことをやるベテランも抱えることができました。かつてほどCDが売れない、というのは、産業の構造がシュリンクして新人やベテランを抱えられなくなった、ということですね。その構造と音楽の良し悪しは関係ないと思います。

僕ら音楽ファンは冷静に状況の変化を見つめて、応援したり、じっくり探したりすればいい。音楽産業が巨大化してから、おそらく初めて、音楽ファンの声が音楽家に届くようになっています。シュリンクする中であえて音楽にお金を出すファンの存在は、ソーシャルメディアを通じて音楽家に伝わっています。メッセージをやりとりするだけでなく、ソーシャルメディアに音楽を聴いていることを発信するだけでいいと思いますよ。それが束になって、音楽産業というより音楽家を支えることになる。

参考記事
・ロイター:経営難の英HMV、管財人指定し買い手を探す方針
・日本経済新聞:英HMV、自力再建を断念 営業続け引受先探す
・The New York Times: British Retailer HMV Enters Equivalent of Bankruptcy

2013.01.16
by mura-bito | 2013-01-16 21:44 | Music | Comments(0)
杨丞琳(Rainie Yang) - 雨愛 / 新流感
Rainie & Love...?

Rainie & Love...?

杨丞琳(Rainie Yang)


台湾のシンガー・役者である杨丞琳(Rainie Yang、レイニー・ヤン)。台湾や中国で放送されたドラマが人気を集め、それが現在tvkで放送されています。Rainie Yangが歌う「雨愛」が劇中で流れており、いいなと思ったのでダウンロードしました。他にもないかなと思って同じアルバムの曲をひとつずつ聴いてみたところ、「新流感」という曲のノリが好きだったので、こちらも落としてみる(「新流感」を自動翻訳にかけたら「新型インフルエンザ」って出たんですが…)。

これまで台湾や中国の音楽には食指が動かず、積極的に聴いてくることはなかったのですが、Rainie Yangを機に聴く機会が増えそうです。言うまでもなくサウンドの垣根など存在せず、J-POP、K-POP、C-POPなどという括りも野暮なものなのかもしれません。どのような言語でも心に響くものは響くし、その言語だからこそピッタリはまる曲もあるでしょうね。

「雨愛」は恋愛もののバラード(歌詞は分かりませんが、曲調からなんとなく)、「新流感」は70年代ロックの匂いを感じるアップテンポの曲ですね。「新流感」の雰囲気はアレンジャーの趣味が出ているんじゃないかと思わせます。汚れた感じのギターのリフに、息もつかせぬ勢いで言葉を詰め込む。王力宏が歌った「HAPPINESS×3 LONELINESS×3」でも感じましたが、譜割を細かく刻むのに中国語は適しているのでしょうか? H Jungle with Tの「WOW WAR TONIGHT」に早口フレーズがありますよね、あれをイメージしてもらえれば。

自分が知らなかったものを知る、という体験は楽しいですね。少しずつ、少しずつ、自らの興味に誘われて音を求めていく。思えばハード・ロックもプログレもジャズもそんな感じで始まりましたし、もちろんそれらは今もなお続いています。そして、その国への興味はポップ・カルチャーをきっかけに生まれる、という至極当たり前のことを実感しています。

2013.01.15
by mura-bito | 2013-01-15 21:29 | Music | Comments(0)
Rie fu & the fu - LUCKY DAY (Music Video)


Rie fu & the fu - LUCKY DAY

アルバム『BIGGER PICTURE』に収録されている「LUCKY DAY」のミュージック・ビデオです。こちらは日本語で歌っているバージョンですね。足どりが軽くなるようなメロディに心が浮き立つ曲です。

彼女のアトリエで撮影した素材を写真のフィルムのように並べ、いつしかそれ自体が生命を持って動いているように見えます。ひとつひとつが細かく刻まれていって、時としてRie fuの姿すら見えなくなります。そんなたくさんのカットの中で、ピンクとこげ茶色の大きなストライプのワンピースが印象に残りました。アトリエの中でとてもよく映える。

このアトリエで多くの絵が、メロディが、そして言葉が生まれているのでしょう。アトリエと言えば、Rie fuのツアーのタイトルには、「at Rie」がつくことがあります。それもまた魅力あるネーミング・センスだと思います。

2013.01.08
by mura-bito | 2013-01-08 21:33 | Music | Comments(0)
fu diary
シンガーソングライターRie fuによる音楽配信+アートブック企画「fu diary」。新曲の配信は6月から11月にかけて行なわれ、計18曲を聴くことができました。新曲の配信に合わせて、BCCKSでエッセイが更新されており、それをまとめた印刷本が12月のクリスマスの頃に届きました。
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絵、写真、そして文章で彩られたアートブック『fu diary』をぱらぱらとめくります。安価で自費出版ができるBCCKSのサービスなので、印刷会社がつくるような本に比べたら、見劣りするのは仕方がない。けれどもそこに価値を感じるのは、やはりそれをつくっている人が見えるからでしょう。シンガーソングライターRie fu、そしてペインターRie Funakoshiがそこに見えます。より生に近い言葉を読み取り、より肉声に近い声を聴き取る。

そういった意味でも、fu diary 企画は、新たな音源発表方法を探れた興味深い機会になった。たとえば音楽を日記方式で発表する方法を様々なアーティストがとったとしたら、彼らの創作ペースも表現の一部として知ることができる。必ずしも、豊作だからいいとかではなく、ものすごく時間をかけて一曲の名曲を作る場合もあれば、毎日の夕飯のように楽曲を作ること自体が生活サイクルの一部になっている場合もある。

Rie fu 『fu diary』

あとがきとして新たに加えられたページから、一箇所を抜き出してみます。こういうことができる環境は、もう充分に整っているんですよね。マネタイズなり維持といった課題は常に付きまとっていますが、それでも10年20年前に比べれば、伝達手段のひとつとして確立していると言っていい。音楽だけでアプローチするのか、エンターテインメントを貫くのか、あるいは両者をバランスよく維持していくのか。これまでいろんな音楽、音楽家に触れてきました。これからどのようなアプローチを見せてくれるのか……みんなそれぞれに考えるでしょうし、受け取る側としてはそれもまた楽しみです。リスナーへのリーチ方法も含め、一緒になって楽しんでわいわい盛り上がれたら、音楽ファン冥利に尽きると言いましょうか、きっと素敵な音楽体験になるでしょう。

2013.01.07
by mura-bito | 2013-01-07 22:27 | Music | Comments(0)

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