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inthecube
音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
OUR WORLD IS EXPRESSED BY IMPRESSIVE WORDS
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Peter Pan in the Office
「先輩って呼ばれる自信がないんです」とは、同じチームの新人の言葉です。来年度新人がひとり配属されるとの情報が入ってきており、新人さんは新人と呼ばれなくなるのと同時に先輩になります。けれども、先輩として自分は大丈夫なんだろうかという不安が鎌首をもたげてきたようで、なるほどそういった悩みもあるのだと今更ながらに認識した次第です。

さてさて。結局のところ、2年目と1年目に大差はないと個人的には思います。もちろん単純に1年携わった業務の内容は知っていて、その他にもコネクションや裏事情などの蓄積はあります。けれども、勉強しなければいけないことは多々あるわけで、ものによっては新人と一緒に教えてもらうことになるでしょう。3年目になる僕だって日々これ勉強だと思っていますし、すべてを教えられるとは思えません。先輩だと気張らずに、教えられることは教えて、わからないことはともに教えてもらって一緒に成長していけばよいかと。

自分が習得したものを他人に教えることができて、初めてその習得は完成するのではないかと思います。知識は使ってこそ初めて意味を成す。後輩に教えることは、プレッシャーでもあるんですが、それをクリアする(きちんと教える)ために、教えられたことは確実に取り込んでいこうというモチベーションにもつながるのではないでしょうか。そういう意欲があれば、そこから派生することにも興味が出て、そして取り込んでいけば幅は広がります。ピンチはチャンスとはよく言ったものですが、そんな感じなのかもしれません。

今日は少し暖かかったみたいで、良純的には小春日和と言っても差し支えないでしょうか。三寒四温とも言えない寒さの谷底ではありますが、そんな時期に訪れた小春日和が連れてきた春の憂鬱? 新人という補助輪が外れるこの春、うまくペダルを漕げるのでしょうか。ま、七転八倒七転八起、転んでも起き上がればいいだけなんですけどね。

2008.01.30
by mura-bito | 2008-01-30 23:54 | Comments(2)
借金取りの王子
垣根涼介 『借金取りの王子』垣根涼介 『借金取りの王子』

リストラ請負という架空の仕事に就いているサラリーマンの物語、『君たちに明日はない』の続編です。『君たちに~』の方は文庫で出ているので、まずはこちらを読んでいただければと。小説だということ、若干偏った価値観を滲ませる文章が多いことを差っ引いても、なかなかに示唆的で面白い。短編集のようにリストラの対象としてスポットが当たる人間は変わっていきますが、異なる職種、異なる性格、異なる結末が折り重なって、厚みのある物語に仕上がっているんじゃないでしょうか。辞めさせる側と、辞めさせられる側の視点が入れ替わっているところも、厚みを増す要因となっています。視点が変わるということは、それだけ感情の推移とか心の震えみたいなものが露わになるわけで、人生の岐路に立つ人間の姿がとても印象的に頭の中に刻まれます。所詮は仕事、と言ってしまえばまあそれまでなんですけど・・・。今の自分に重ねてもいいですし、それでなくともちょっと設定の変わったエンタメ小説としてシンプルに読んでも楽しめると思います。村上春樹ばかりを読んできた僕にとっては、文章の端々に感じる感情の動きがとてもリアルっぽくて新鮮でした。ちなみに作者は大学の学部(と言うか学類って)の先輩ですって別に知っているわけでもないんですけど、まあ一応。

2008.01.28
by mura-bito | 2008-01-28 22:32 | Book | Comments(0)
N43 -1983 Edit-
SPEEDWAY

SPEEDWAY

TM NETWORK


シングル「WELCOME BACK 2」のカップリングだった曲で、アルバムではやはりコーダが長く、TKのオルガンがうなりを上げ、木根さんのアコースティック・ギターが叫びを上げます。クリスマス・シーズンに街でテレビでラジオで流れていてもまったくおかしくないほどポップですが、BGMにするには惜しいというかBGMには留まらない存在感がある曲です。ライブでもバンド・サウンドがぴったりはまっていて、逆光に包まれたTKによる、アドリブのオルガン・プレイはそれはもうかっこよかった。

シングルでこの曲を聴いてから、アコースティック・ギターの音が妙に気になるようになりました。それまで聴いていたものを聴き直してみると、ここで鳴っていたのかーとちょっとした発見があったものです。それ以降に出会った音楽に関しても、まず耳が行くのはアコースティック・ギター。エレクトリックな音に隠れてさらっと聞き流してしまいそうな存在ではありますが、少し意識を向けてみると、大事な役割を果たしているのだと感じました。シンプルだけど奥深い、という表現はまさにこのことかと。

2008.01.26
by mura-bito | 2008-01-26 21:49 | Music | Comments(0)
Rie fu - Home
Home

Home

Rie fu


新曲「Home」と「Wait For Me」に加え、カーペンターズのカバー「(They Long To Be) Close To You」が収録されたシングルです。「Home」の跳ねた感じがいいですね。全体的にそれほど起伏はなくて落ち着いているんですが、ささやかに跳ねているところが耳に残ります。アルバムの流れを踏襲しているのでしょうか、主張しているような、そうでもないような微妙なバランスがある曲だと思います。詞に関しては、♪色が歌いだしたら コーヒーをすする♪というフレーズがとても印象的です。ファンタジックでもあるし、それでいてとてもリアルな情景が浮かぶし…絶妙な言葉だと思いませんか?

「(They Long To Be) Close To You」のオリジナルを聴いたことはありませんが、「ひとりカーペンターズ」と言われるほど、やはり雰囲気は近いんですよね。まんまというわけでもないんでしょうけど、ひとりであの感じが出るということは、それはそれですごいことなんじゃないかという気がします。いつか、これぞカーペンターズ!という曲、すなわち「Top Of The World」のカバーを聴いてみたいですね。あまりにも有名なので避け続けるかもしれませんが、オリジナルの雰囲気とRie fu独特の雰囲気がうまく混ざり合って、とても心が震えそうな予感があります。

2008.01.24

【追記】
Rie fu初のカバー・アルバムは、なんとカーペンターズ。『Rie fu sings The Carpenters』が2013年9月にリリースされます。その中から2曲がYouTubeで公開されています。

inthecube: Rie fu - Sing

2013.07.28
by mura-bito | 2008-01-24 23:15 | Music | Comments(0)
来年度入社の若人の前でしゃべることになりましたが
来月の頭なんですが、さあどうしたものか。
一発ギャグでもするべきなのか、徹頭徹尾まじめにやるべきなのか。
すべらない話をするべきなのか、感動的な話をするべきなのか。
仕事の実情をさらけ出すべきなのか、机の上の話をするべきなのか。
熱意ある若手を演じるべきなのか、淡々とした20代後半を演じるべきなのか。

同じものでも光の当て方ひとつで表情は変わります。見ている人の受け取り方も変わります。たぶん僕はあからさまな嘘はつけないだろうし、かといってクールな若手を気取ることもできません。思ったことをすこし工夫して話すしかないんだろうと思うんですが、検閲が入るからなあ…。それ以前に近年の大学生の興味ってどんなどころにあるんだろう?というのが悩ましくもあり、また興味深くもあります。どうせなら楽しんでみようかと。

2008.01.21
by mura-bito | 2008-01-21 23:47 | Comments(4)
新しい朝が来たらコスモワールドが銀世界に染まるのか
夜から朝にかけて雪が降る、と? 横浜に来て初めて雪を見るのだろうか? そういえば先週東京は初雪だったとか何とか。ここ横浜でも降ったのか? まったく世の中の動きについていけなかったこの一ヶ月ですが、7日の仕事始め以降は尋常ならざるChaosを体験していました。心が折れそうになりながら、いや実際にはほとんど折れていたようなものですが、それでも周囲のサポートのおかげでなんとか持ちこたえ、走り抜けました。人と人がつながっていること、その重みを感じました。切に。

2008.01.20
by mura-bito | 2008-01-20 23:08 | Life | Comments(0)
夏の終わり
SPEEDWAY

SPEEDWAY

TM NETWORK


「吉田拓郎さんみたいな曲」というTKからのリクエストがあり、そこから木根さんが書いた曲とのことです。アコースティック・ギターが印象的な、寂しげな感じが漂うバラードです。フォークと言うべきかどうか。個人的にはTMN終了時の「ANOTHER MEETING」を思い出しました。ギターが主役であること、詞のテーマが季節の移り変わりということが共通しています。TKの詞は、ここではとても抽象的で、まあ言ってしまえばよくある失恋ソングですよね。今作も含めて最近のTK作品には印象的な言葉がよく登場しますが、この曲の中では特にそういった言葉はないみたいです―あくまでも個人的な意見ですが。

それはそれとして、コーラス・ワークが美しいこの曲。過去曲で言えば、「Time Passed Me By」みたいな雰囲気でしょうか。デビュー当時からコーラスに定評があったそうで(確か山下達郎だったと思うんですが、3人のコーラスは素晴らしいと言ったそうな)、特にメロディのあるところでのハモリは得意とのこと。AhとかUhは苦手だったそうですが、この曲を聴くとそんなことはない、重なり具合がとても美しいと思いました。昔よりTKの声が前に出ていることもあり、それは好き嫌いが分かれるとは思いますが、このバランスはとても好きです。3人だけの間に生まれる雰囲気みたいなものが、きっとこのコーラス・ワークにも出ているんでしょうね。これぞ平均年齢ほぼ半世紀の成せる業か。

2008.01.19
by mura-bito | 2008-01-19 23:03 | Music | Comments(0)
デパクラ ~DEPAPEPE PLAYS THE CLASSICS~
デパクラ ~DEPAPEPE PLAYS THE CLASSICS~DEPAPEPE 『デパクラ ~DEPAPEPE PLAYS THE CLASSICS~』

さらりさらりと流れるようなアコースティック・ギターの音が、疲れた心と身体に染み渡ります。クラシックの名曲をギターでカバーした、デパペペのミニ・アルバム『デパクラ』を聴いています。クラシックにはまったく明るくないので、ほとんどオリジナルを聴いているようなものですが、「パッヘルベルのカノン」や「ボレロ」などは僕も知っていますし、そういった耳に馴染みのあるフレーズをギターで聴いてみると、こんなに雰囲気が変わるのかと驚きます。クラシックとポップスあるいはロックとのミックスはいろいろな人がやっていますけど、そういったものは結構好きですね(それこそ『展覧会の絵』とか)。

クラシックに馴染みのない僕のような人間のところまで、落とし込んでくれるような音楽は大事だと思います。Archivesを発掘してきて、新しい要素も加えてひとつの作品として届けてくれる。過去をサンプリングして現在に織り込むような作品(あるいはその逆)はいいですね。過去と現在を行き来することで興味の幅が広がる、世界が広がる。そういった音楽体験は素晴らしいと思うのですよ。

バッハの「G線上のアリア」、デパペペバージョンがいいですね。「sakusaku」で弾いているところを見て衝撃を受けた一作です。もともとこんなにポップだったのだろうか? デパペペなりのアレンジが効いているのか? そのあたりの疑問・興味を含めて気になる曲です。このフレーズを散りばめてバンドっぽくやってみてもおもしろいかもしれません。

2008.01.19
by mura-bito | 2008-01-19 02:43 | Music | Comments(0)
2008年も音楽を楽しめそうです
2007年はTM NETWORK、Linkin Park、Rie fu、Hiromi…と素敵な音楽体験がたっぷりあって、純粋にたくさん音楽を楽しめた一年でした。日本の音楽市場は停滞気味だという認識が一般的ですが、細分化していけばあちこちで素晴らしい音楽は流れているのであり、素晴らしい音楽体験は必ず存在するんです。そういうものに出会えるかどうか、そしてそれを素直に素晴らしいと思えるかどうかは個々人の感じ方ひとつでもあるので、まあ総体として見ても音楽が死につつあるのかまだまだ元気なのかはわからないのでしょうけど。少なくとも僕にとって自分を取り巻く音楽環境は素晴らしくいいものだということだけは言えるのです。

TM NETWORKの2008年ツアーがあるそうで、今年も精力的に動いてくれるのはとてもありがたいことです。もしかしたらシングルを切って、ツアーでも新作からばんばん披露してくれるかもしれません。TKラップの「RED CARPET」を聴いてみたい。

Rie fuのライブが春にあります。行けるかどうかは分からないんですが、観てみたいですね。昨年のラジオの公開収録で聴いた「London」がとても心に残っているので、その素晴らしい歌声をもっと聴いてみたいものです。新曲「Home」は来週リリースですね。

今年中にHiromiの新作も出るとの情報もありますし、今月末にはチック・コリアと共演したライブ音源がリリースされます。DEPAPEPEの『デパクラ』もちゃんと聴くつもりですし、やあ、聴きたいものが次々出てくる出てくる。ありがたいことです。

2008年も音楽をたっぷり楽しめそうです!

2008.01.18
by mura-bito | 2008-01-18 06:40 | Music | Comments(1)
WELCOME BACK 2 -1983 Edit-
SPEEDWAY

SPEEDWAY

TM NETWORK


2007年のライブでは、TMが一番元気だった頃のヒット曲が次々演奏されました。「STILL LOVE HER」、「SEVEN DAYS WAR」、「BEYOND THE TIME」、「COME ON EVERYBODY」、「GET WILD」、「BE TOGETHER」などなど。1987年から88年、当時を知る人に言わせればはそれはもうすごかったとのことですが。"REMASTER" という回顧的だけど逆説的に未来的なコンセプトを掲げたライブからアルバムまでの一連の活動の先陣を切ったシングル、それが「WELCOME BACK 2」でした。最初はその歌詞に疑問を感じながらも、いくつかのライブを体験してみるととてもいい曲だという感想に至りました。

アルバムでのアレンジはシングルとまったく同じですが、少し長くなってカット・アウトで終わるところが違います。ライブと同様、Soul Toulのドラムを最後の一音まで楽しめるのは嬉しいことです。ドラムの存在感が増すコーダ部分は必ず聴くべし、です。iTunes Storeでも買うことができます。

この曲は武道館では一曲目に、横浜・渋谷では本編の最後にプレイされました。ラストにあった方が盛り上がるかな? どちらにしてもライブ映えする曲でして、最近のTMでは珍しいポジションですね。プログレとかトランスとか、いわゆるロック・ライブでやるにはマニアックなものが続いていましたが、「WELCOME BACK 2」は間違いなく王道のライブ用の曲です。楽しいライブをありがとう、それも「WELCOME BACK 2」が生まれたおかげですと言っても過言ではないきっと。

MySpace Video: WELCOME BACK 2

2008.01.13
by mura-bito | 2008-01-13 23:00 | Music | Comments(0)

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