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音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
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「マドモアゼル・モーツァルト」の再演が予定通り行なわれます
ここ数日、落ち込んでは立ち直り、立ち直っては落ち込み、実にまぁ、ジェットコースターのような忙しい精神状態でした。身の回りのみなさまに、ネットでつながるみなさま、いろんな言葉をいただきました。感謝です。言葉の重みを実感します。
真相を明らかにしてほしいと思う方は多いでしょうし、そう言うしかない方もいます。けれど、本当にそれを知っていいのか?という疑問というか恐怖が頭をよぎります。とんでもないところにつながっていく気がしてなりません。期せずして、僕のブログの中にもキーワードがいくつか存在しているようです。伊坂幸太郎の『モダンタイムス』よろしく、その覚悟はあるのか?と。知るべきか? 知らずにいるべきか? 著作権の問題なんて小さいと思えるくらいの、何か。
「音楽」について考えるたび、TKとは関係のない人の音楽を聴くたび、TKのことを思い出すのは、まるで賽の河原で…状態です。今月も来月も新しい曲を聴きたいと思いますし、ライブにもいくつか行きます。こんな状態で本当に楽しめるのか不安でした。それでも、(事件の外側でつくられた)音楽そのものに後ろ暗いものはない、と思わせてくれたのは、TK関連の楽曲が放送を自粛される中で、「マドモアゼル・モーツァルト」再演が予定通り行なわれるという発表です。YouTubeのオフィシャル・チャンネルから流れるTKのメロディが胸を打ちます。もちろん、歌う人がいるからこそ、そのメロディは聴く人に届くわけです。主催するRカンパニーにしても、ボランティアなんかではないわけですから、ビジネス的な判断があるのは間違いありませんが。


というように、考えがあっちに行ったり、こっちに行ったり、そんなことの繰り返しです。事件があって、相当ショックを受けて、その背景のおぞましさに恐怖を覚えながらも、それでも音楽を聴きたいし、事件を思い出さざるを得なくてもTKの音楽を聴き続けたいと思うのは、これまでの自分の音楽に対する気持ちが偽物ではなかったという証拠と言ってもいいんじゃないかと。

2008.11.08
by mura-bito | 2008-11-08 15:26 | Music
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