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音楽と物語に関する文章を書いています。
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PRESENCE
ROGER WATERS 『IN THE FLESH』Roger WatersIN THE FLESH

ロジャー・ウォータース・バンドによるライブDVDです。『THE WALL』や『DARK SIDE OF THE MOON』といったピンク・フロイドの名盤からの曲を中心に、自身のソロ曲を織り交ぜたスケールの大きいライブです。「Money」の分厚いバンド・サウンドを聴くと、力を持った曲は色褪せないんだとつくづく思いました。ロジャー・ウォータースのベースとオルガンの音が絡み合うところが好きです。もはや前世紀(そして全盛期)の遺物と言われてもおかしくない曲たちではありますが、存在感を放ち続けるのは流石ですね。

David Gilmour 『In Concert』David GilmourIn Concert

こちらはイベント用に結成したデイヴ・ギルモア・バンドによるライブDVD。全体的にアコースティック・ライブの印象が強く、ジャズっぽい感じがあります。チェリストも参加したバンドなのですが、この音がとても印象的です。「High Hopes」というピンク・フロイドの曲ではチェロの音とコーラス隊のきれいなハーモニーが楽しめます。バンドの中心であるギルモアの年齢を考えれば、落ち着いたライブになるのは当然なのでしょうか。じっくりと聴き入る、大人の音楽の楽しみ方を見たような気がします。

DVDに収められた映像が撮られたのは2000年前後なので、ピンク・フロイドの全盛期からもう30年近く経っていたということになります。ロジャー・ウォータースもデイヴ・ギルモアも、ライブのスタイルは異なっていても、それぞれがエネルギーに満ちていることに驚きを感じます。往年のファンにとっては複雑な思いがあるかもしれませんが。それでも枯れて引退してしまうよりは、ステージに立ち続ける方がみんな嬉しいはずです。存在そのものがエンターテインメントなのだ、と。

2008.02.02
by mura-bito | 2008-02-02 19:30 | Music
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