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Krewella – Bad Liar
エレクトロニック・ミュージックのデュオKrewellaの新曲リリースが続きます。2018年に入ってから2ヶ月に1曲のペース。2月の「Alibi」、4月の「Runaway」に続き、6月最後のNew Music Fridayに新曲「Bad Liar」が発表されました。「Runaway」では音の存在感が比較的大きいと感じましたが、今回は歌声を前に出すアレンジだと思います。
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静かに始まり、少しずつ熱を帯びる音。それでもEDMのように大きな起伏あるいは強弱は見られず、全体的に抑制された印象を受けます。音の勢いよりも重なり具合を楽しむ感じでしょうか。そうした音から浮かぶのは、抑えた感情を針のように突き刺すイメージ。例えばロックに見られる動的な暴力性とは異なり、静かな攻撃性というか、抑圧された人々が抱え込む攻撃的な雰囲気が「Bad Liar」の音に漂います。



Krewella – Bad Liar (Audio)

JahanとYasmineは言葉を絞り出すかのように歌います。重くて苦しいものがのしかかっているのか。沈み込みそうなほどに密度の高い歌声は、ロックとEDMが混ざる曲で聴けるエネルギッシュな歌声とは別の、彼女たちが持つ表情です。特に “If I’m bein’ honest, I’ll just say I wanted” の部分は、何層にも重なった壁を壊して心の奥底から湧き上がってきた声に思えます。

“bad liar” とは、相手ではなく自分のことです。自らの気持ちを隠し、呑み込み、溢れ出そうな心を押し留める。抑圧しているのは自分、抑圧されるのは自分。何か求めることを自らで抑え込んでいる。けれども、正直になれるのなら、欲しいと言う…自嘲的にbad liarの仮面を被りながらも、その隙間からは自縛から逃れようとする言葉が流れ出ます。
2018.07.11
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by mura-bito | 2018-07-11 22:33 | Music | Comments(0)
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