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音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
OUR WORLD IS EXPRESSED BY IMPRESSIVE WORDS
ORESAMA「Hi-Fi TRAIN」:聴く人を乗せて、新しい季節に導くファンク&ファンタジック・トレイン
渋谷の街や夜空を駆け巡るファンタジックな列車。ORESAMA(ぽん/小島英也)の新曲「Hi-Fi TRAIN」は、2018年1月のライブで初めて披露され、1ヶ月後にはミュージック・ビデオが公開されました。春にリリースされるオリジナル・アルバム『Hi-Fi POPS』の1曲目に収録される予定です。
「Hi-Fi TRAIN」を聴いた第一印象は「サビのメロディがきれいで心地好い」ということです。ぽんが歌う ♪急加速 夢見るエンドレスライナー♪ というフレーズに心をつかまれました。イントロ、アウトロ、間奏、あるいはAメロやBメロなど、琴線に触れる部分は聴き手によって異なりますが、僕はサビのメロディを聴きたくて何度もYouTubeを再生しています。もちろん、他の部分と一体となってひとつの曲が完成しているので、サビだけをエンドレスに聴きたいわけではありません。それと同時に、強烈な印象を与えるフレーズの存在は重要だと思います。
歌であれ楽器であれ琴線に触れるフレーズに出会えるかどうかが、曲を好きになるポイントのひとつなのでしょう。誰もが知っているキャッチーなフレーズというよりは、自分に刺さるフレーズが欲しい(両者が重なることもあります)。例えば、前作「流星ダンスフロア」では間奏のギター・ソロ、前々作「Trip Trip Trip」ではアウトロのシンセサイザーに僕は強く惹かれました。そうしたフレーズを起点に曲を楽しむことで、曲全体に愛着が湧きくんですよね。
ORESAMA – Hi-Fi TRAIN
「Hi-Fi TRAIN」の軸になっているのは、ファンキーに刻むギターの音だと思います。これまでと同じようにシンセサイザーやストリングスの音が加わっていますが、その中でも僕はギターの音が耳に残りました。小島英也の弾くギターは、ファンクらしいクリーンな音で曲を引っ張りながら、するりと立ち位置を変えて歌を支える名脇役をも演じます。ギターに意識を向けて聴いてみると、曲の中でも多彩な表現を見せてくれることが分かります。
渋谷の街をデコレーションしたミュージック・ビデオでは、ELEVENPLAYのメンバー2人(YU/MARU)がパフォーマンスを披露しています。振付を担当したのは同じくELEVENPLAYのNONです。この布陣は前作および前々作と同様ですが、今回の衣装は黄色で統一されています(前作は赤、前々作は青)。また、前作までは目を隠していた前髪を短くすることで、文字どおり豊かな表情がパフォーマンスに加わります。
ORESAMAの2人が歌とギターで魅せる後ろで、ELEVENPLAYによる曲線と直線が絡み合うパフォーマンスが彩りを添えます。曲が公開されるたびにパフォーマンスを披露してくれると、いよいよ本気でORESAMAとELEVENPLAYの共演を観てみたいですね。未来に向けて延びるレールウェイ。アルバムへの期待を含めて、ORESAMAのアプローチは次々と未来を予感させてくれます。
2018.02.27
歌であれ楽器であれ琴線に触れるフレーズに出会えるかどうかが、曲を好きになるポイントのひとつなのでしょう。誰もが知っているキャッチーなフレーズというよりは、自分に刺さるフレーズが欲しい(両者が重なることもあります)。例えば、前作「流星ダンスフロア」では間奏のギター・ソロ、前々作「Trip Trip Trip」ではアウトロのシンセサイザーに僕は強く惹かれました。そうしたフレーズを起点に曲を楽しむことで、曲全体に愛着が湧きくんですよね。
ORESAMA – Hi-Fi TRAIN
「Hi-Fi TRAIN」の軸になっているのは、ファンキーに刻むギターの音だと思います。これまでと同じようにシンセサイザーやストリングスの音が加わっていますが、その中でも僕はギターの音が耳に残りました。小島英也の弾くギターは、ファンクらしいクリーンな音で曲を引っ張りながら、するりと立ち位置を変えて歌を支える名脇役をも演じます。ギターに意識を向けて聴いてみると、曲の中でも多彩な表現を見せてくれることが分かります。
渋谷の街をデコレーションしたミュージック・ビデオでは、ELEVENPLAYのメンバー2人(YU/MARU)がパフォーマンスを披露しています。振付を担当したのは同じくELEVENPLAYのNONです。この布陣は前作および前々作と同様ですが、今回の衣装は黄色で統一されています(前作は赤、前々作は青)。また、前作までは目を隠していた前髪を短くすることで、文字どおり豊かな表情がパフォーマンスに加わります。
ORESAMAの2人が歌とギターで魅せる後ろで、ELEVENPLAYによる曲線と直線が絡み合うパフォーマンスが彩りを添えます。曲が公開されるたびにパフォーマンスを披露してくれると、いよいよ本気でORESAMAとELEVENPLAYの共演を観てみたいですね。未来に向けて延びるレールウェイ。アルバムへの期待を含めて、ORESAMAのアプローチは次々と未来を予感させてくれます。
2018.02.27
by mura-bito
| 2018-02-27 22:02
| Music
fujiokashinya (mura-bito)
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