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LINKIN PARK – The Messenger
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Chester Benningtonの死は、多くの人に、大きいという言葉では足りないくらいに大きな衝撃を与えました。僕も大きな衝撃を受けたひとりです。「なぜ?」という疑問は頭に浮かんだものの、その先を確かめるために誰かの推察をいくら読んだとしても、起きた出来事は巻き戻せません。それならば僕ができるのはLINKIN PARKの曲を聴くことだけです。

いくつものアルバムを聴き返しているうちに改めて印象に残る曲がありました。「The Messenger」という名の、2011年にリリースされたアルバム『A Thousand Suns』の最後を飾る曲です。当時は「When They Come For Me」や「The Catalyst」といったヘビーな曲の方に意識が向いており、シンプルな「The Messenger」はアルバムの一要素として記憶の片隅に沈んだままでした。けれども、きっかけとしてはあまり適切ではないのかもしれませんが、こうして「出会いなおす」こととなりました。



LINKIN PARK – The Messenger (Audio)

アコースティック・ギターの音に乗せて、Chesterが歌います。力強いような、切ないような。もがいているような、光を見つけたような。路上で歌うストリート・ミュージシャンにも似た、無防備な、孤独な、しかし純度の高い音楽が目の前に広がります。音を削ぎ落としたとき、歌はその本質的な部分を露わにします。最初は小さな点のように思えた世界が次第に広がりを見せ、やがて輪郭を描きます。そして浮かび上がるのは、歌で多くの人にメッセージを届けるひとりの人間の姿です。

「The Messenger」を聴きなおしていた矢先、Mike Shinodaがこの曲の音源をTwitterにアップしました。その真意は不明ですが、Chesterの歌声がより際立つこの曲は、彼がすぐそこにいるかのような存在感があり、Mikeもそれに近いような感覚を覚えていたのではないかと思います。そして、「The Messenger」を含め、LINKIN PARKの曲を聴いて、Chesterの存在をダイレクトに感じることこそ、僕らにとっては献花の代わりになるような気がします。

2017.09.21
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by mura-bito | 2017-09-21 21:48 | Music | Comments(0)
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