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音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
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[PART1] TM NETWORK 30th FINAL
TM NETWORK 30th FINAL
2015-03-21&22 at Yokohama Arena


JUST LIKE PARADISE/RHYTHM RED BEAT BLACK/CHILDREN OF THE NEW CENTURY/HERE, THERE & EVERYWHERE/SCREEN OF LIFE/BIRTH/A DAY IN THE GIRL'S LIFE/CAROL (CAROL'S THEME I)/GIA CORM FILLIPPO DIA/IN THE FOREST/CAROL (CAROL'S THEME II)/JUST ONE VICTORY
INTERMISSION/月はピアノに誘われて/あの夏を忘れない/TETSUYA KOMURO SYNTHESIZER PERFORMANCE/GET WILD/WE LOVE THE EARTH/BE TOGETHER/I am/FOOL ON THE PLANET/ELECTRIC PROPHET

刻むリズムと響くシンセサイザーが最高のテイクオフを演出します。大量のLEDを組み合わせた巨大なスクリーンには、雲の合間を抜ける映像が表示されます。独特のリズム・パターンと、星が流れていくようなシンセサイザーのフレーズによって、記憶は瞬時に「JUST LIKE PARADISE」にアクセスします。ピアノが奏でるユーロ系のフレーズは艶やかであり、観客の興奮度を一段も二段も高める。

「JUST LIKE PARADISE」は1991年に制作され、当時のアルバム『EXPO』に収録されました。アルバムではハウス系サウンドが半分ほどを占め、この曲はその一角をなしています。2015年のエレクトロニック・サウンドを組み込んで新たな姿を披露した「JUST LIKE PARADISE」が、「TM NETWORK 30th FINAL」のオープニングを飾ります。この三年間で開催されたコンサートでは、オープニングはパフォーマンスや映像によって物語のプロローグを綴っていました。けれども、今回のコンサートはいきなりフルスロットルで始まります。That's right!

LEDスクリーンが開き、TM NETWORKの三人とサウンドを支える四人のミュージシャンが光を背にして登場します。2012年のコンサートから始まったこのプロジェクトをサポートしてきた松尾和博とRuy。TM NETWORKが大規模な活動を行なっていた時期の戦友である葛城哲哉と阿部薫。プロフェッショナルな音の競演が、三十年の記念碑的プロジェクトを締めくくるコンサートを盛り上げます。

ギターの音とベースが絡み合い、赤い光が観客席を包みます。観客は音と光の虜になる。葛Gがプレイするトーキング・モジュレーターの音が響き渡ると、それだけで会場の温度がぐんと上がります。曲は「RHYTHM RED BEAT BLACK」です。1990年のアルバム『RHYTHM RED』で最後に制作された曲であり、ロック・スタイルを貫いたアルバムの中では唯一、ダンス・ミュージックの色が濃い曲です。

熱を帯びた色気と、計算高い冷めた空気が同居するイメージを抱いています。バブル期に書かれたためか、歌詞は現実離れした映画のような一夜の恋愛を綴ります。その世界に埋没しながらも、終わりが来ることを見越して冷静に俯瞰している。そんな二人の関係が浮かび上がります。メタリックな輝きを放つサウンドが、歌詞の世界に彩りを添えます。言葉と音が絡み合う。

太いシンセサイザーとギターが飛び出し、強烈なビートが追い風となります。ロックのエネルギーに満ちた曲は「CHILDREN OF THE NEW CENTURY」です。2013年のコンサートではエレクトロに姿を変え、オープニングを飾りました。2015年は葛Gとべーあんの強力なサポートを得て、TM NETWORKが持つロック・テイストを前に押し出します。ロックとエレクトロはTM NETWORKを支える両輪ですが、その割合は曲によって、あるいは時期によって変わります。極端に振れるさまを楽しむのも良し、バランスよく調整された音を楽しむのも良し。

エレアコを下げたウツ。白い衣装に赤いギターが映えます。ギターを弾きながら「HERE, THERE & EVERYWHERE」を歌います。木根さんはアコースティック・ギターを奏で、コーラスを重ねます。コーラスワークを楽しめる曲です。途中で観客にマイクを預け、サビのパートをみんなで歌います。曲は冬の夜空を描きます。別れの辛さはどれだけ大きくともいずれ癒えることを、冬から春への移り変わりに重ねます。

[PART2] TM NETWORK 30th FINAL

2015.03.25
by mura-bito | 2015-03-25 22:31 | Music | Comments(0)
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