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TM NETWORK – JUST ONE VICTORY 2014
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2014リプロダクションが証明した魅力のひとつに、深みを増すウツのボーカルがあります。年を積み重ねるごとにその歌声が輝いている。それは、新たに録音された2012年の「I am」や2013年の「Green days 2013」を聴いて感じていたことです。小室さんの分析によると、信じられないくらいに倍音が出ているそうな。もちろん僕はプロフェッショナルな解析はできないけれども、声の変化は感じています。特に「JUST ONE VICTORY」のように緩めのテンポで進む曲は、歌声が際立ちますね。勢いだけでは歌えないし、感情表現に溺れると聴き手と気持ちがそろわない。ちょうどいいラインで歌声が響き、僕らに届いてくる。その距離が絶妙です。

『DRESS2』の「JUST ONE VICTORY」は、オリジナルのイントロの前に加えられた、キックの反復が印象的ですね。ベースと一体となって生み出すグルーヴが気持ちいい。規則正しく反復する音は、どのような展開を見せるのか、聴き手に期待を抱かせます。そして、ある地点で火が点くように聞き覚えのあるイントロが始まり、音が弾け、勢いよく拡散していきます。蓄積された聴き手のエネルギーも、音に誘われて一気に放出される。この新たに加えられた音は、作り手によるアジテーションです。物を壊したり、言葉で挑発したりするのとは異なるかたちで聴き手を煽ります。

2014リプロダクションのサウンドは、重心が下の方にある感じですね。スネアとキックがバランスよく鳴っていて、特定のジャンルを意識させないかなと思います。シンセサイザーの音で耳に残るのはStudiologic社のSledgeです。黄色い筐体が目を引くシンセサイザー。小室さんは2013年から使い始めているのですが、Access社のVirus Indigo REDBACKやVirus TI Polarとも異なる音を出します。Indigo REDBACKがビームのような太い音、TI Polarがベルに近いチャーミングな音。Sledgeは重力を感じさせず、アイスピックのように鋭く輝く音を放ちます。氷を砕くときのきらめきを感じますね。この曲の終盤で聴けるSledgeの音は、かなりいいですよ。

COME ON LET'S DANCE 2014
GET WILD 2014
SELF CONTROL 2014
BE TOGETHER 2014
JUST ONE VICTORY 2014
I am 2013
RAINBOW RAINBOW 2014
ACCIDENT 2014
金曜日のライオン 2014
永遠のパスポート 2014

2014.05.12
[PR]
by mura-bito | 2014-05-12 21:56 | Music | Comments(0)
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