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今、明日の日本をデザインする
森美術館 震災復興チャリティ・トークセッション
「今、明日の日本をデザインする」


http://www.ustream.tv/channel/moriartmuseum

震災後の日本をどのようにデザインするのか。復興や支援という視点はもちろんふまえつつ、東北地方のまちづくり、引いては日本の今後についてリレートークが行なわれました。経済、デザイン、行政、アートといった、普段は交わることが難しいものが一同に会したイベント。自分の名前で積極的に発信を行なっている方々(デザイナー、研究者、アーティスト、議員、公務員など)が次々と登壇し、自らの思い、企画、提案を話してくれました。いわば、規模が大きくオープンなブレイン・ストーミングですね。実際にアクションを起こしている方々の話もあり、いろいろな観点からの話を聴くことができました。

USTREAM上でイベントの模様をTweet中継してみました。すべての言葉を拾うことはできず、同時に中継を行なっている方々の間を埋めたり、気になった発言を拾ったりしていました。自分用のメモなら間違えてもぐしゃぐしゃ消せばいいのだけれど、ツイートとしてポストするとそうはいかない。とは言えゆっくりチェックしている時間もない。案の定、間違いもいくつかあって、誤った情報の流出と言われてもやむを得ないところですね。それでも、訂正も即座に行ない、リアルタイムに発信することについて、新たな側面を見ることができました。やってみて初めてわかりました。アカウントが本名であろうが匿名であろうが、発信する以上、それ相応の責任は生まれますよね。緊張感あふれるUSTREAM視聴でした。

それだけ緊張していると、話の内容が入ってこないかと言うと、そうでもない。むしろ意識は研ぎ澄まされ、タイピングと思考がパラレルに機能します(手書きのメモでも同じですね)。興味深い発言はとにかく文字に残し、他の方のツイートをお気に入りに入れ、時としてReTweetする。ディスカッションではないので相手の意見が否定されることはなく、とにかく登壇者は自分の考えを述べる。次々と言葉が積み上げられていきます。そして、これからひとつひとつ取り出して、考えていく。賛同、共感、反論、共鳴、どれでもよく、結果的に自分の行為につながればいい。

全体的に色濃い主張だったのは「地元ベースで行動する」ということですね。トップダウンではなく、自分たちの土地について自分たちで決めることをメインに据え、外から来た者はそれをサポートする。もちろん、短期的には行政などのトップダウン的なアクションが必要かとは思いますが、もう少し長い目で見た場合は、そこから離れた方がいい。上からのサポートや外的支援はいずれ減るわけですし、その時を見据えてプランを立てておかなきゃいけないんだろうな、と(これは被災地のみならず、あらゆる地方にも言えるのかも)。であれば、時期尚早の感があるとしても、未来を見据えた、地元ベースの復興に着手した方がいい。そのために、地元が、デザインが、行政が、アートが、個人がすべきこと。何よりも「出発点」を共有するためのリレートークだったのではないでしょうか。

原研哉さん:外にいる人たちはアイデアを山盛りにして渡していく。

http://twitter.com/fujiokashinya/status/94625772987363328
※補足:原さんは「外にいる人たちにもっとお願いしていい」と述べました。アイデアはいくらでも出すのだから、と。その土地の人たちが考えて、それでこういうサポートが必要、あるいはそのための知恵を借りたい、などと具体的に依頼してもらえれば、いくらでも相談に乗れるということですね。

1.ひとつずつの地域を強くする。2.システムとして強くする→バックアップをとる、交通ネットワークの多重性。

http://twitter.com/fujiokashinya/status/94629491997016064
※補足:中村政人さんの発言。中村さんは「アーツ千代田3331」の統括ディレクター。

中村政人さん:わわプロジェクト。わわ=私の輪。トップダウンは限界。市民参加型、参加している人たちに意思決定を促すような責任者を立てる。

http://twitter.com/fujiokashinya/status/94633387121315840

経産省、渡辺哲也さん:戦後の大量生産・大量消費・効率重視はもう限界だと思います。

http://twitter.com/fujiokashinya/status/94638351214329857

【訂正】藤原:土地の上に記念碑を残すことは簡単だが、人の心に残すのは難しい。それをアートで実現することはできないだろうか?「日常では楽しみを提供し、災害時には逃げる場所を示すアート」

http://twitter.com/fujiokashinya/status/94646988368384000

【訂正】藤原純さん:復興は個別で行なわれるが、共通のコードでつながれていることも必要なのでは。そのコードをパブリックアートで実現する。

http://twitter.com/fujiokashinya/status/94647361393004544

多田欣一さん(岩手県気仙郡住田町の町長):住田町はほとんど被害がなかった。隣の陸前高田、大船渡などのために、木造の仮設住宅をつくった。

http://twitter.com/fujiokashinya/status/94658508577976320

多田さん:地元の力で木造の仮設住宅をつくるという考えから、国の支援は断った。moreTreesなどの団体から支援を受けている。

http://twitter.com/fujiokashinya/status/94659484663816192

伊東豊雄さん:みんなの家→年齢関係なく集まれる場所。仙台メディアテークのような場所を被災地につくる。

http://twitter.com/fujiokashinya/status/94672484045029377
※補足:「みんなの家」は、「帰心の会」(伊東豊雄、山本理顕、内藤廣、隈研吾、妹島和世)による提言。避難所や仮設住宅に誰もが集まれる建物をつくり、好きなときに足を向けてもらえれば、と。

「みんなの家」の詳細はこちら。
【くまもとアートポリス】東北支援「みんなの家」プロジェクト

USTREAMの映像はすでにアーカイブとして公開されています。長時間に渡るリレートークですが、多様な言葉はとにかく浴びるだけでも有意義だと思います。そこから何かひとつでも拾って未来に繋げられれば。

2011.07.23
2011.07.24 修正
[PR]
by mura-bito | 2011-07-23 21:50 | Life | Comments(0)
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