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ORESAMA「Trip Trip Trip」:音が鳴る旅、歌が響く旅、カラフルに踊る旅
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「ワンダードライブ」に続くORESAMAの新曲「Trip Trip Trip」がリリースされました。ORESAMAは、ボーカルのぽん@pon_oresama)、ギターやアレンジを担当する小島英也@Kojima_oresama)から成るデュオです。この7月から放映されているアニメ『魔法陣グルグル』の主題歌として使われています。ちなみに、原作漫画の連載が始まったのは25年前とのことで、アニメ化されるのはこれが3回目だそうな。

心地好いテンポに乗せて、軽やかにリズムを刻みます。歌声もサウンドもキラリと明るく響き、前向きな気持ちにさせてくれます。それでいて、明るい雰囲気の中に切ない響きが含まれていて、音は魔法のように色を変え、表情を変える。聴くたびに少しずつ違う世界に連れて行かれます。

特に印象的だったのはシンセサイザーの音ですね。シンセ・ポップ的な音で曲をデコレーションする一方で、サビやアウトロでは太く厚い音が曲をぐいぐい引っ張ります。このシンセサイザーが切なさを一層強めていて、心を揺さぶります。力強くタフな音でありながら、柔らかく優しい切なさを醸します。そして、最後のサビでもシンセサイザーは勢いよく駆け抜けて、そのままアウトロでも存在感を出して盛り上げ、曲を締めます。



ORESAMA – Trip Trip Trip

さまざまな要素を組み合わせて彩ったミュージック・ビデオもまた、「Trip Trip Trip」の魅力のひとつです。イラストレーターうとまる@utomaru)によるアニメーションが、曲の世界をカラフルに描きます。ORESAMAとは長い付き合いらしく、2人をモチーフにしたキャラクターは過去の作品のジャケットやミュージック・ビデオにも登場しています。むしろ、ORESAMAといえばこのキャラクター、という感じのようです。

そして、ミュージック・ビデオのもうひとつのポイントはダンスですね。ぽんとともに踊る2人のダンサーは、ELEVENPLAYというグループに所属しています。国内外の多くの作品やステージに振り付けやダンサーとして参加しており、最も分かりやすいであろう例は、星野源の「恋」のミュージック・ビデオでしょうか。

「Trip Trip Trip」の振り付けは、曲線的な柔らかさと直線的な強さが入れ替わりに顔を出し、時として交差するという感じがします。特にサビの最初の部分、顔の近くで両手をすばやく動かすところが好きです。魔法をかけられたかのように、すっと視線が引き寄せられます。前髪が目を隠す2人の髪型は無表情さを強調していて、ぽんの明るい表情を際立たせる役割に徹しながらも、終盤で見せる一瞬の笑顔が印象に残ります。

2017.07.26
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by mura-bito | 2017-07-26 22:10 | Music | Comments(0)
ORESAMA「ワンダードライブ」:鮮やかなグラデーションを描いて駆け抜ける歌声
ORESAMAというデュオのデビュー・シングル「ワンダードライブ」がにリリースされました。歌も音も鮮やかに舞うポップな曲です。この曲は、アニメ「アリスと蔵六」のオープニング主題歌として4月からオンエアされています。リリースの1ヶ月前には、ミュージック・ビデオが公開されました。
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まっすぐ伸びやかな音が印象に残りますが、特にシンセサイザーが響くところはとても心地好い。このあたりはサウンド・プロデューサーである佐藤純之介さんの狙いでしょうか。彼は「TM NETWORKフォロワー」のひとりであり、Sound & Recording Magazine誌で『QUIT30』や『GET WILD SONG MAFIA』について、クラムボンのmitoと対談しています。シンセサイザー・サウンドへの感度はかなり高いことは明白です。

閑話休題。「ワンダードライブ」の魅力のひとつは、ぽんのボーカルです。♪フリーウィル 針を振り切って♪ や ♪フリーウィル もっと遠くまで♪ の部分が特に好きですね。くるくる表情を変える曲の中で、歌声が鮮やかなグラデーションを描きます。甘めの声、切なくて儚いようにも聞こえる声、追い風を背にしてエネルギッシュに駆け出す声。彼女の歌は音の世界に奥行きを与えます。

彼女の歌を初めて耳にしたのは、ONE III NOTESの「Shadow and Truth」です。偶然目にしたアニメ「ACCA13区監察課」のオープニング・テーマが強く印象に残り、「この曲を歌うシンガーは誰だろう?」と思って、興味を引かれました。歌の雰囲気はONE III NOTESとORESAMAでは大きく異なるため、その落差もまた魅力なのかなあと思います。



ORESAMA – ワンダードライブ

青い髪の女性と金髪の女性が鏡越しに向かい合う。物語は音に乗り、音を媒介にして、二つの世界を往来します。カラフルでマジカルなトイボックスが広がり、ひとつの扉が開くと、その先には次の扉が待っています。三次元の世界と二次元の世界が交錯して、瞬きをするたびに世界が移り変わります。

くるくる回って表情を変える世界、走るだけでは追いつきません。かつてアリスはワンダーランドを駆けました。ここのワンダーランドにはドライブがよく似合う。ハンドルを握ってアクセルを踏み込み、この世界を駆け巡るのです。

2017.05.27
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by mura-bito | 2017-05-27 22:48 | Music | Comments(0)
ONE III NOTES – Our Place
Shadow and Truth

Shadow and Truth

ONE III NOTES


ONE III NOTESの「Our Place」は、シングル「Shadow and Truth」に収録されている曲です。ホーンやストリングスを従えて華やかな演奏を聴かせる表題曲と異なり、オルガンやベースの抑制的な、それでいて味わい深い音が印象に残ります。音の雰囲気から「夜に立ち込める霧」のイメージが浮かびました。メロウな音に重なる歌とラップは、霧に包まれた中で進むべき方向を教えてくれるかのようです。

味わい深く響くベースと、パーカッションを引き連れるドラム。心地好いテンポで刻むリズムの上をオルガンやピアノの音が流れていきます。エレクトリック・ピアノらしき音も垣間見えます。フュージョンあるいはクラブ・ジャズの雰囲気を感じますね。CDに収録されているインストゥルメンタルを聴くと、音符が踊っている様子がよく分かります。

「Shadow and Truth」と「Our Place」は対を成すように、あるいは互いを補完するように雰囲気が分かれます。後者は前者の「影」のように、静かに存在します。アニメ『ACCA13区監察課』で使われているのは表題曲だけですが、「Our Place」が挿入歌として流れたらピタリとはまるかもしれません。音だけでイメージすると、似合いそうなのは首都であるバードン区でしょうか。地下鉄が張り巡らされ高層ビルが立ち並ぶ大都市。夜の片隅で囁かれる一対の言葉、それを静かに包む音。

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2017.03.04

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by mura-bito | 2017-03-04 21:28 | Music | Comments(0)

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