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音楽と物語に関する文章を書いています。
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TM NETWORK - GET WILD (FINAL MISSION -START investigation-)


TM NETWORK - GET WILD

2013年7月のライブ「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」から、TM NETWORKの代表曲「GET WILD」の映像をYouTubeで観ることができます。ソフト・シンセの音を大胆に盛り込んで軸としているEDM (Electronic Dance Music) サウンドは、2013年の「GET WILD」の特徴です。

ソフト・シンセの音の特徴は一言では説明できないのですが、印象的なのは、ディストーション(歪み)がかかっているように聞こえる音ですね。シンセサイザーと聞いて一般的にイメージされるキラキラした音とは異なり、またアナログ・シンセのように太くて直線的な音とも違うんですよね。歪みながら伸びる音は、EDMのジャンルでよく耳にします。Indigoのようなアナログ・シンセが身体を貫くストレートな音だとするなら、EDMでよく使われるソフト・シンセの音は身体に絡みつく曲線的な音。ついでに言えばSledge(今回のライブから導入された黄色いシンセサイザー)はアナログ・シンセですが、両者の中間に位置する気がしますね。

「GET WILD」はもともとヨーロッパのダンス・ミュージック(当時はユーロビート)を意識してつくられた曲です。いくつかのジャンルを渡り歩き、2013年にはダンス・ミュージックの本丸を攻めます。このアレンジをもとにしたEDM MIXが、小室さんのリミックス・アルバム『DEBF EDM 2013 SUMMER』に収録されましたが、ライブ映像を観て、このミックスこそTM史上最強の「GET WILD」だということを僕は確信しました。やはり、「GET WILD」には、変わり続けるTM NETWORKの姿が一番色濃く、そして強く焼き付けられています。

2013.11.27
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by mura-bito | 2013-11-27 21:59 | Music | Comments(0)
TM NETWORK - Green days 2013 (FINAL MISSION -START investigation-)


TM NETWORK - Green days 2013

12月にリリースされるBlu-ray/DVD『TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-』から、3曲がYouTubeで公開されています。改めて映像を観て、音を聴くと、ライブの記憶がよみがえりますし、客席からではわからなかったことがいろいろ見えてきますね。

「Green days 2013」はライブ当日に会場で販売されたシングル曲です。2004年にライブで披露された曲が、サウンドもボーカルも新しくして再録されました。大事な人を優しく支えるような歌詞であり、それは音にも表われていると思います。ライブでは、小室さんが弾くSledge(黄色いシンセサイザー)の音が、とても印象に残ります。そして、ウツの優しく芯のあるボーカルに、木根さんと小室さんのコーラスが重なり、3人の世界が、3人だからこそ生み出せる世界が広がります。このトライアングルはTM NETWORKの原点であり、同時に現在でもあります。

このライブは物語の比重が大きく、「Green days 2013」の映像ではそれを垣間見ることができます。ライブでもかなり強烈な印象を残した場面ですが、車椅子に乗った女性と彼女に寄り添う男性、そして車椅子を押し、パスポートを確認する官吏のような男性。男性は道端に咲く花を摘み、女性に見せ、その手に持たせます。女性の表情は、別の場所あるいは過去に置き去ってしまったかのように固まったままです。「Green days 2013」を歌うTM NETWORKと交差しながら、謎めいた物語が展開します。

2013.11.20
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by mura-bito | 2013-11-20 22:38 | Music | Comments(0)
Paramore - Emergency (Music Video)


Paramore - Emergency

「Emergency」はParamoreのデビュー・アルバムに収録されている曲です。2番目のシングルですね。気持ちのこもったHayleyのボーカル、そして泣きのギター・ソロがとても気持ちいい。これだけ素晴らしい曲をデビュー直後にリリースするなんて、すごいことだと思います。もちろん若さから生まれる勢いやエネルギーも大いに影響しているのだけども、何年もあとになって聴いても青さを感じないんですよね。Paramoreの曲に共通するのは、メロディの美しさ、そしてそれが色褪せないことです。

ミュージック・ビデオは少し変わった世界を描きます。ミュージック・ビデオを撮影するParamoreを演じるParamore、という感じでしょうか。Paramoreのミュージック・ビデオはアイデアがおもしろいものが多く、「そういうことか…!」と思わずうなります。曲が終わる瞬間、Hayleyはマイクを放り投げます。その動作が凛としていて、とてもアーティスティックです。

2013.11.17
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by mura-bito | 2013-11-17 21:50 | Music | Comments(0)
Stay The Night -SCHOOLBOY Remix-
ZeddとParamoreのHayley Williamsがコラボした曲「Stay The Night」のリミックスがいくつか発売されているそうです。日本のiTunes Storeではオリジナルすら買えないのでリミックスも買えませんが、YouTubeやSoundCloudで聴くことができます。あれこれ探していると、Tiësto、Nicky Romero、SCHOOLBOYのリミックスを見つけました。オリジナル* も充分にEDM (Electronic Dance Music) の魅力を放っていましたが、それをさらに力強くしたのがSCHOOLBOYのバージョンですね。YouTubeでフルレングスを聴くことができます。



Zedd - Stay The Night [feat. Hayley Williams of Paramore] -SCOOLBOY Remix-

EDMはポップスと融合して、今やその境界線は曖昧になっていると僕は思います。「Stay The Night」もEDMを土台にしたポップスと言えますが、SCHOOLBOYのリミックスのように、EDMの要素を強めてEDMらしくなっていく過程もおもしろいですね。ダンス・ミュージックはメジャーな音楽と離合集散を繰り返します。ダンス・ミュージックの純血を求める人たちが多い一方で、境界線を越えることをモットーとする人はいつの時代にも現れる。こうやって音楽が変化・回帰・転生するプロセスも含めて、音楽というのは飽きない存在だなぁと思います。

* inthecube: Zedd - Stay The Night [feat. Hayley Williams of Paramore] (Music Video)

2013.11.16

【追記】
SoundCloudではTiëstoとNicky Romeroのリミックスを聴くことができます。Tiëstoの方はフルレングスがアップされており、全体を聴けるのは嬉しい限りです。Tiëstoのリミックスは往年のトランスらしさを前面に出しており、Nicky Romeroはきらきら輝く音が印象に残ります。どちらもオリジナルの良さを残しながら、ずっとダンス・ミュージックを聴いているファンにダイレクトに響くサウンドに仕上がっていると思います。

SoundCloud: Zedd - Stay The Night [feat. Hayley Williams of Paramore] -Tiësto's Club Life Remix-

SoundCloud: Zedd - Stay The Night [feat. Hayley Williams of Paramore] -Nicky Romero Remix-

2013.11.17

【追記】
「Stay The Night」のオリジナル・バージョンが日本のiTunes Storeでダウンロードできるようになっていました(とっくに…)。また、ピアノとボーカルのみのアコースティック・バージョンが「iTunes Session」シリーズとして配信されています。新たに録音されており、こちらもすばらしいのでぜひ聴いてみてください。

2014.01.13
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by mura-bito | 2013-11-16 18:35 | Music | Comments(0)
Immigrant's Bossa Band - Sounds of Introduction
Immigrant's Bossa Band - Sounds of Introduction

『Sounds of Introduction』は新生Immigrant's Bossa Bandの名刺とも言うべき一枚。メンバーが変わったあとに制作され、ライブでのみ販売されている6曲入りアルバムです。1曲目の「Bonito」はライブでも必ず演奏され、そして必ず盛り上がります。ライブで聴くたびに楽しく、そして力強くなっていくように思えます。なお、アルバムの中で「Bonito」のみiTunes Storeで購入できるのですが、そのことを知った瞬間にダウンロードしていましたね。

2013年7月に行なわれた無料ライブでアルバムを購入しました。印象に残ったのが「Taj Mahal」という美しい曲です。タージ・マハル。インドのムガル帝国を語るとき、必ずと言っていいほど話題に挙がる建築物ですよね。写真や映像で見るだけではありますが、曲線と直線が調和したデザインは素晴らしく、「世界でもっとも美しい霊廟」という言葉もうなずけます。もっと深く知れば多くの、複雑な事情が存在しているのかもしれないということはさて措き、閑話休題。
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「Taj Mahal」はJorge Ben Jorというミュージシャンの曲だそうな。日本のCMでも使われていたそうなので、多くの人が耳にしています。オリジナルはやたらと明るい感じですが、IBBのアレンジは切なさがにじみ出ている。跳ねるようなリズムの中に、そこはかとなく切ない感じが漂い、どこか乾いている。この曲を聴くと、必ずタージ・マハルの外壁の色が脳裏に浮かびますが、この曲に対するイメージはこの外壁から来ているのかもしれません。落ち着いた雰囲気のある白が、演奏や歌と結びついている気がします。

アルバムに収録されている「Taj Mahal」や「Skindo Le Le」は、2013年8月のワンマン・ライブでも披露されて、生で聴けたのがとても嬉しかった。これまた盛り上がるんですわ。西日本で40℃を超えたとんでもない日の、とんでもないライブの記憶がよみがえります。この日のライブは新作『NEWDAY』のリリースを記念したツアーの初日という位置づけでしたが、その最終公演が2013年12月7日に代官山LOOPで開かれます。これはもう、楽しむしかないですよね?

2013.11.14
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by mura-bito | 2013-11-14 22:57 | Music | Comments(0)
Ryu Miho - Because the Night...
Because the Night...

Because the Night...

Ryu Miho


歌声が聴く人の中にゆっくりとしみこんでいく。しっとりとした曲調を軸に据えつつ、プログレッシブ・ロックのように劇的に展開する曲やクラブ・ジャズのように踊れる曲、そして直球とも言えるポップスも含むアルバムです。Ryu Mihoの新作『Because the Night...』を再生すると、なんとなくですが、別の世界に手を引かれて導かれる…そんなイメージを抱きます。空間の一部が溶け出し、裂けて、その先に広がる世界を垣間見ることができる。

最も強く印象に残ったのは、「Africa」ですね。言わずと知れたTOTOの曲であり、ここではハクエイ・キムのトリオ、トライソニークによるアレンジと演奏を聴くことができます。オリジナルが持つメロディの美しさが、彼女の歌声で新たな魅力を吹き込まれており、聴く人のイマジネーションを刺激します。Twitterでリプライをもらったのですが、本人曰く「少女がひとり彼を探す旅に出て色んな思いと景色が混ざって映像になっている」とのこと。僕は最初に耳にしたとき、森をイメージしましたね。森と呼べるほどの木々がオアシスに生えているとは思いませんが、土地の記憶とでも言いましょうか、かつて森だったころの記憶を再生する。Feel the earth. アフリカの大地は地球の記憶につながるアクセス・ポイントなのかもしれません。

ささやくような歌声のイメージが強いせいか、「Batucada」や「baby blue」といった曲に意表を突かれます。「Batucada」はダンス・ミュージックだし、「baby blue」は驚くほどにポップな曲調です。イメージを固定しながら、一方ではそれを逆手にとって新鮮な音を生み出す。ひとつの軸を持ちながら、そこからどのように振れるか、それを味わうのもアルバムならではの楽しみでしょう。曲どうしが互いの価値を高め合っていたら、アルバムというパッケージは大きな存在理由を持ちます。

2013.11.10
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by mura-bito | 2013-11-10 16:34 | Music | Comments(0)
楊丞琳と蜷川実花の赤い世界


VOGUE Taiwan - 七個不同的楊丞琳,你喜歡哪一個?

楊丞琳(Rainie Yang)が『VOGUE』の台湾版の表紙を飾っています。撮影は蜷川実花。撮影現場の様子がYouTubeで公開されています。赤、朱、紅。赤く、そして明るく彩られた世界が広がります。印刷された写真は見ることができませんが、映像の中で見られる写真を見ても、その素晴らしさが伝わってきます。

煌びやかな衣装やメイクが圧倒的な美しさを演出しています。そういった装飾に加えて、楊丞琳の立ち居振る舞いが存在感を放ち、そしてそれを蜷川実花が引き出しています。外側を彩るもの、その中で輝くもの。外面と内面が高いレベルで組み合わさったとき、人の心を強烈に動かすものが生まれるのかなと思います。2つの才能が織り上げた作品に、しばし言葉を失って見入る、そして魅入られる。

2013.11.06
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by mura-bito | 2013-11-06 22:42 | Visualart | Comments(0)
fox capture plan - RISING (Music Video)


fox capture plan - RISING

fox capture planの新曲「RISING」がYouTubeで公開されています。ミュージック・ビデオでは、3人の演奏風景がさまざまな映像素材と組み合わされており、演奏が醸す雰囲気(鋭いナイフのような輝き)をいっそう引き立てます。

彼らは今年2枚目のアルバムを12月にリリースするそうな。その新作のリード・トラックとして公開されているのが「RISING」です。前作『trinity』のリリース・ツアーでも新曲をいくつか披露しており、その制作のハイペースぶりに驚きますね。

ぐいぐいと引き込まれる音の疾走は、彼らのライブで感じるものととても近い。ライブに渦巻く熱気が、そのままぎゅっとパッケージングされて、再生の瞬間に解放されるわけです。新作のリード・トラックであると同時に、ライブとの架け橋でもあります。

ビデオでは、狐のお面をかぶった瞬間が映ります。クールな演奏や東京のビル群といった直線的な要素の間に、わずかな時間だけ差し込まれるカオス。お遊びのひとつだったのかもしれませんが、秩序を破壊する狐が不思議と記憶に残りました。

狐 捕獲 計画

2013.11.04
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by mura-bito | 2013-11-04 10:09 | Music | Comments(0)

fujiokashinya (mura-bito)
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