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音楽と物語に関する文章を書いています。
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quasimode WHISKY'S HIGH Special Live @音楽実験室 新世界
quasimode
WHISKY'S HIGH Special Live
guest: AFRA
2010.12.16 @ 音楽実験室 新世界


Relight My Fire
The Land of Freedom
Hi-Tech Jazz
Flyin' to the Dark
So What
Drum Solo - Ipe Amarelo
Whisky's High w/ AFRA
Daybreak
The Man from Nagpur w/ AFRA
(順不同。他、新曲1曲を含む2曲)

シングル「WHISKY'S HIGH」のリリースに合わせて行なわれたquasimodeのライブ。白州のハイボールがウェルカムドリンクとして提供されたのですが、それが飲んだそばから汗に変わるような、熱い熱いライブでした!踊りっぱなし、上がりっぱなしの2時間は、もう夢のようでしたね。

オープニングの「Relight My Fire」(4枚目のアルバム『daybreak』のリード・トラック)から熱かったわけですが、個人的には2枚目のアルバム『The Land of Freedom』から2曲も披露してくれたのが嬉しかったですね。最近になってこのアルバムを手に入れてひたすら聴いています。もうライブではやらないのかななんて思っていたら、このタイミングで聴けましたよ。「The Land of Freedom」は主役がピアノ→サックス→パーカッションの順に移り変わっていくのがいいんですね。特に今回はサックスが会場を沸かせていました(もっちこと岩本義雄さんは、いじられ&愛されキャラ)。アンコールで聴けた「The Man from Nagpur」は、アルバムで一番好きな曲なんですが、ライブではさらにワイルドになり、ロックにも負けず劣らずの強烈さを出していました。

新曲「Whisky's High」は、経緯をピアノの平戸さんが話した後、ゲストのAFRAを交えて披露されました。分厚い演奏に絡むヒューマン・ビートボックスは、すごいですね。生で聴くとそのバラエティ豊かな音に圧倒されます。ラップでもあり、スクラッチ・ノイズでもあり、ベースでもあり、ビートでもある。見たことのない世界を存分に味わうことができました。テレビで見ていたときより、感動の度合いが違うんですよね。本当にもう、圧倒的。

2011年1月にリリースされるアルバムからも披露してくれました。タイトルは忘れました(Soldierという言葉が入っていました)。マーチっぽいリズムが特徴的で、繰り返される決めのフレーズが気持ち良かったし、それでいて全体的にずしりと響く感じでした。「Whisky's High」や「Sympathy for a Devil」の感じからすると、けっこう激しい感じの作品になるのかもしれません。それだけに、畠山美由紀さんが参加しているバラードは一際輝くだろうなとも思います。ああ、楽しみだ。リリースまであれこれ想像して楽しむのです。そんな楽しみを与えてくれたライブでもあります。

2010.12.18
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by mura-bito | 2010-12-18 22:56 | Music | Comments(0)
恐ろしいほど能動的な鑑賞者と渡り合うことで、作者も鍛えられた。
橋本麻里さんの「日本美術はずっと、作ることとみることに同じだけのクリエイティビティを認めてきた。恐ろしいほど能動的な鑑賞者と渡り合うことで、作者も鍛えられた。」という言葉が印象に残りました。

クリエーターが送り出すものをわりと「そういうものだから」と思ってストレートに受け取ることが多いけれども、それだけではどちらも成長しないのですね。圧倒的な資本の前には善意も敵意も批評も飲み込まれて、なかったことになってしまうのだけれど、パーソナライズが進んだ今なら、まっとうな付き合い方ができるかもしれない。音楽にせよ、アートにせよ。

日本美術はずっと、作ることとみることに同じだけのクリエイティビティを認めてきた。恐ろしいほど能動的な鑑賞者と渡り合うことで、作者も鍛えられた。だから私も見るし、買うし(預かる、という感覚だが)、時には道具として使う。美術とは、そういうつきあい方が楽しい。少なくとも自分は。

橋本麻里さん(hashimoto_tokyo)のツイートより引用
http://twitter.com/hashimoto_tokyo/status/14315431678451712

本気で作品と向き合い、時には作り手と顔を合わせて、そして本気で感想を伝える。何と言おうか、アイドルに熱を上げるのも、美術鑑賞に夢中になるのも、同じことなのかもしれない。クリエイトされたものへの敬意というのは、そういうことなのかなと。

2010.12.13
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by mura-bito | 2010-12-13 23:01 | Visualart | Comments(0)
だからこそおそらく僕らは恋をするのだし、ときとして、まるで恋をするように音楽を聴くのだ。
『意味がなければスイングはない』を読んでいます。見出しを見て興味のあるところから読み始め、時には未読の部分を放っておいて再読して、思いのままに読み進めています。とても楽しい。行間から音が聞こえるかのようです。取り上げられたミュージシャンとは関係ないんですが、マッコイ・タイナーやジョン・コルトレーンをちゃんと聴いてみたくなりました。

村上春樹の書く小説は、その世界を存分に味わい、一方エッセイでは、センスあふれる言葉を楽しみます。この本においても、心に響く、心地よい言葉に出会うことができました。

僕らは結局のところ、血肉ある個人的記憶を燃料として、世界を生きている。もし記憶のぬくもりというものがなかったとしたら、太陽系第三惑星上における我々の人生はおそらく、耐え難いまでに寒々しいものになっているはずだ。だからこそおそらく僕らは恋をするのだし、ときとして、まるで恋をするように音楽を聴くのだ。

村上春樹『意味がなければスイングはない』(文庫版 P. 91)より引用


しかしそれはそれとして、不完全さは不完全さとして、ここに収められた文章を通じて、読者のみなさんとたとえ少しなりとも音楽的共感みたいなものを分かちあうことができたとしたら、それにまさる喜びはない。つまり「ああ、そうだよね。それはよくわかるよ」といった種類の心持ちのことだ。音楽的共感。また本書を読まれたことで、「もっと音楽をたくさん深く聴いてみたいなあ」という気持ちになっていただけたとしたら、僕のそもそもの望みはほとんどすべて達せられたことになる。基本的に、頭よりは心を用いて――頭脳の装備が十全ではないという理由があるにせよ――文章を書くことが、我々の職業の本分だからだ。

村上春樹『意味がなければスイングはない』(文庫版 P. 336)より引用

いろいろな音楽を聴いてきて、まだまだこれからステキな音楽に出会うとは思いますが、音楽っていいよねと素直に言えるようになってきたのは実に嬉しいことです。個人的にも、環境的にも。

2010.12.13
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by mura-bito | 2010-12-13 21:26 | Music | Comments(0)
Cinema Carneiro Vol.3
カルネイロ Live "Cinema Carneiro Vol.3"
2010.12.11 @ 渋谷gee-ge

カルネイロのライブを観てきました。11月のジルデコストリームにゲストで登場したときに知ったのですが、そこで歌を聴いて翌日にはもうアルバムを買いに走ったほど、心をつかまれました。パーカッションやアコースティック・ベースを取り入れたサウンドは最近の個人的琴線を刺激するわけですが、そこに乗っかるハスキーな声がとても好きです。するするっと心の中に入ってくるような、優しい声です。「Floatin' Flower Magic」という曲のメロディがとても美しくて、切なくもあり、前向きでもあります。それを支えるサウンドにはアコーディオンも使われており、美しさを際立たせています。昨夜のライブではアコーディオンはありませんでしたが、ビートが力強く刻まれ、むしろ踊れる音楽という感じがしました。なんと言っても、やっぱりパーカッションが入ったライブは楽しい。心を熱くさせてくれるんですよね。かっこいい。ほっこりしたMCも魅力のひとつです。最初から最後まで楽しいライブでした。

Carneiro

Carneiro

カルネイロ



2010.12.12
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by mura-bito | 2010-12-12 11:56 | Music | Comments(0)
Whisky's High (Single)
Whisky's High

WHISKY'S HIGH

quasimode


2010年唯一のリリース音源にして、初のシングル・カット。quasimodeの新曲「Whisky's High」がリリースされました。かっこいいよ! AFRAのヒューマン・ビート・ボックスがセクステットの演奏に絡み合っているのですが、その影響か、演奏がパワフルになっていると思います。ヒューマン・ビート・ボックスは自在にその形を変えて音を出し、時にはベースのように、時にはパーカッシヴに響きます。そして時にはラップのようになり、ヒップ・ホップを聴いているかのような錯覚を覚えます。ジャズなのか、ヒップ・ホップなのか、その境界線を曖昧にして溶かして、ひとつにしている。とてもおもしろい一曲です。

シングルには他にも3曲が収められており、そのうちのひとつはマイルス・デイヴィスの「So What」のカバーです。初めて曲を聴いたのですが、とてもいいと思います。ここでは敢えてなのか、ホーンを入れないアレンジをしており、そこがオリジナルとの大きな差かもしれません。ミディアム・テンポで始まり、ゆったりとした感じでそのまま最後まで行くのかなと思いきや、テンポはそのままに、なにやら音が複雑に絡み合い始めます。ちょっとした狂気を感じるような展開です。
他には、ローズ・ピアノを入れたバージョンの「Flyin' to the Dark」(アルバムでは生ピアノがメインになるはず)、Two Banks of Fourがリミックスを施した「Take the New Frontiers」が収録されています。結構、ボリューム感のあるシングルです(ほぼミニアルバムですけど)。アルバムにも期待が持てる作品であります!



quasimode / Whisky's High [feat. AFRA]

2010.12.11
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by mura-bito | 2010-12-11 10:04 | Music | Comments(0)

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