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音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
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Halloween Light Show 2010
かなりクオリティの高いトリックと言おうか、トリートと言おうか。The Black Eyed Peasの「Pump It」に乗せた光のショーがとても素晴らしい。遊び心たっぷりな演出もさることながら、細かいところまで音と光を同期させているのも凄いと思います。驚きのショーをご覧あれ。


2010.10.31
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by mura-bito | 2010-10-31 12:07 | Visualart | Comments(0)
ジルデコIV
ジルデコIV ~ugly beauty~

ジルデコIV ~ugly beauty~

JiLL-Decoy association


前半はポップな感じ、後半は艶っぽい雰囲気。ざっくり分けるとそんな違いがある、JiLL-Decoy associationの新作です。ジャズもファンクもポップスも飲み込んだ音に、きれいな歌声が乗ります。歌詞もユニークで、ところどころで心に突き刺さるものがある。

リリースに合わせて連続して組まれたUST企画「ジルデコストリーム!」でも新作からいっぱい披露していたのですが、USTではアコースティック編成なので、それとの違いをアルバムで聞き比べるのも楽しいですね。カホンとアコースティック・ギターでも充分に盛り上がるのに、バンドの音やストリングスで聴けば盛り上がらないわけがない。

1曲目の「ドレスを着る前に」から続く、「上質サボタージュ」、「happy ever after」、「わすれな草」、「JiLL's bomb」の流れが好きですね。このあたりはパーカッションやホーンとも相俟って、ミドル・テンポの曲も含めて、もう楽しいの一言に尽きますね。「ドレスを着る前に」と「happy ever after」ではquasimodeのmatzzさんが参加しており、サポートとしてのパーカッションを聴くことができます。前者ではクールに熱く、そして後者では優しい雰囲気を出して叩いています。「JiLL's bomb」は徹頭徹尾FUNKYで、ライブでみんなで楽しめる一曲です。裏打ちが気持ちいい。

ジャケットの美しい写真もさることながら、それをめくったところにある写真がとてもすてきです。3人のシルエットに、ほんの少しだけ光が当たっている。シルエットはそれだけで美しいんですが、それを超えているというか、一歩先に行くものを感じる。ひとひねりされていると言いますか。ほんのわずかな光が美しさに花を添えているのです。

YouTubeにアップされている「ドレスを着る前に」。音はアルバムに収録されているものですが、映像はライブで披露されたときのものです。最近のジルデコストリームでも最初に演奏されますし、名刺代わりの一曲と言ってもいいかもしれません。



JiLL-Decoy association / ドレスを着る前に

2010.10.30
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by mura-bito | 2010-10-30 22:12 | Music | Comments(0)
感情の数より、言葉の方が少ない
感情の数より、言葉の方が少ない

急に寒くなった一日の終わり、湯船の中でふと思い出しました。笹生実久さんがLIVE&UST企画「会員制寄り道Bar330」で口にした言葉です。最初に聞いたとき、この言葉が心を揺さぶり、今も記憶に残っています。その後、笹生さんは「心の中をどんな言葉で表現したらいいんだろうかと考える。感情の吹き溜まりみたいなものは、曲をつくることで救われる」と続けました。

色みたいなものですよね。色は、言葉で定義されているもの以外にも存在しているわけです。まあ、中間の色というか、色と色の間の色も含めて「青」とか「赤」とか定義している。それが感情にも言えるんじゃないかなと。「悲しい」にもいくつもの種類があります。「楽しい」と言っても、きっと多彩な「楽しい」があります。人それぞれが体験する物事の数、生きてきた時間、理由のない気持ちの変化。たぶん無限の変数が存在するんですね。

言葉で自分の心を捉えようとするのが無意味とは思いませんが、きっとずっとつかめないまま足掻いていくのでしょう。言葉に魅せられた自分としては、それもまたひとつの生き方だと思っています。今日の「楽しい」は明日の「楽しい」とはきっと違う。心の移ろいは無限のグラデーション。それを限りある言葉の組み合わせで気持ちよく表現できたら、嬉しいことこの上なし!

2010.10.26
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by mura-bito | 2010-10-26 23:10 | Life | Comments(0)
オラファー・エリアソンと石塚沙矢香
ギャラリー小柳で催されているオラファー・エリアソンのインスタレーションと映像を観ました。余計なものがない、単純と言ってしまうこともできる仕掛けでありますが、そこから生まれるものはとても多様的で、イメージを喚起してくれます。フレネルレンズを使った照明機材が並べられ、そこから出る光が壁を照らしています。それを遠くから眺めるだけならばただの光ですが、その前に立てば影が生まれます。観る人がそこに立つことで生まれる作品です。そして照明に近づけば影は大きくなり、輪郭はぼやけます。壁に近づけば影は自分と同じくらいになり、輪郭がよりはっきり映し出されます。そして自分が動けば影も動く。複数の光が重なっているので、影も重なっており、動きに合わせて動く影は残像のようにも見えます。自分が残してきた時間の跡とも言うべきものが可視化される、そんなことを思いました。
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続いては、INAXギャラリーの石塚沙矢香「かけらはただよひ」展を観ました。うつわの欠片が天井から吊るされ、ちょっとした空気の流れに押されて、そっと動きます。うつわの欠片が別の欠片と寄り添うことで新しい存在となり、それらが宙を漂う。ひとつひとつに生命が宿っているかのような、ひっそりと、でもしっかりと存在している力強さを感じました。光を絞ってシュートすれば、銀河のような世界が浮かび上がるかもしれません。それぞれがひとつの星だと捉えてもおもしろいですね。
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2010.10.24
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by mura-bito | 2010-10-24 12:07 | Visualart | Comments(0)
Nu Soul Vol.1
Nu Soul Vol.1
Hiroshi Takada
Can'no
ROOL SOUL
JiLL-Decoy association
@ 代官山LOOP

ROOT SOULもジルデコも好きなので、このイベントの開催を知ったときは迷わずチケットを取りました。ROOL SOULはmatzzさん(quasimode)が編集したミックスCDで知り、その後HMV渋谷店のラスト・イベントで演奏を観てがっちり心を捕まれました。ジルデコはいつぞやか、後輩のTweetで知ったUST「ジルデコストリーム」を観て、次の日にアルバムを買って好きになりました。ライブを観るのはこれが初めてです。

オープニング・アクトにはなってはいましたが、2組の前に出た二人も良くて、特に歌声に驚きました。思わず惹きつけられる歌なんですよね。いやはや、次々と新しい音楽に出会える。そんな楽しさを改めて感じさせてくれたイベントでもありました。

ROOL SOULは総勢10人のバンドで身体に直接響いてくる音楽をぶつけてきました。ベース、ドラムス、パーカッション/トランペット、ギター、トランペット、サックス/フルート、トロンボーン、キーボード、ボーカル、ボーカル。名刺代わりの「Sky High」から始まって、(それ以外曲名は分かりませんが)次々とノリのいい曲を聴けました。HMVのときと同じようにボーカルで参加したFireLily、Hiro-a-keyの歌もすごく良かった。

初めて観るジルデコなんですが、ドラムスのtowadaさんの印象が180度変わりました。ジルデコストリームではマイペースに落ち着いた感じで話したりカホンを叩いているのですが、ライブでは狂ったように叩く。他の二人(司会をしながらボケたりつっこんだりするchihiROさんと、いじられるkubotaさん)を優しく見守る存在、かと思いきや、一番やんちゃなのはこの人だったのかと。会場をヒートアップさせたのは間違いなくtowadaさんでした。chihiRoさんが煽る「イラ!イラ!」も楽しめましたし(「too much!」という曲に出てくるフレーズ。これでコール&レスポンスをするなんて、前代未聞)、余すところなく楽しめました。

最後は出演者、ほぼ総出でセッション。曲名がわからないけれども、楽しかったことだけは間違いない。4時間半のイベント、最後を楽しく飾ることができました!

2010.10.11
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by mura-bito | 2010-10-11 17:52 | Music | Comments(0)
GOLDEN WORKS
GOLDEN WORKS

GOLDEN WORKS -remixed by quasimode-

quasimode



企画ものと言うには惜しい、充分にオリジナル・アルバムに加えてもいいと思う一枚。quasimodeが昨年発表したアルバムです。タイミングとしては、ブルーノートの曲をカバーした企画盤『mode of blue』と、年末のオリジナル・アルバム『daybreak』の間に位置する一枚ですね。半分がquasimodeのオリジナルやカバー、半分がリミックス(ボーカルはオリジナルを残して、演奏をquasimodeのものに置き換える)という構成になっています。

「Take the New Frontiers」のフル・レングス・バージョンで幕が上がります。3枚目の『SOUNDS OF PEACE』ではオープニングとエンディングに位置してた短い曲ですが、ここではボーカルを入れ、分厚い演奏をフルで聴くことができます。Valerie Etienneの歌が存在感あふれることこの上なし。

akikoがカバーしていた「Love Theme from 'Spartacus'」のリミックスでは、やはりこれもボーカルの美しさが際立つ。quasimodeはボーカルを引き立たせながら、演奏の存在感も随所に示すんです。特に、ゲストとして参加した曲のバランス感覚はすごいなと思います。ちなみに、この曲を聴いていてどこかで聴いたことがあると感じていたのですが、nujabesの「The Final View」という曲とメロディが同じことに思い至りました。同じ「Love Theme from 'Spartacus'」という曲からそれぞれのアプローチで曲が転生していく様を目の当たりにしました。

「Just Relax」の原曲はヒップホップだそうですし、「Tonight the Night」はハウスだそうです。どちらもquasimodeによるクラブ・ジャズの演奏となって転生しています。特にラップが乗っかる「Just Relax」は新鮮でした。nujabesではジャズの要素が入ったハウスにラップが重なるという感じの音楽を聴いていましたが、生演奏ではなかった。quasimodeはすべてが生演奏なので、そこにラップが重なるのがおもしろいですね。

このアルバムの歌もの率の高さは、quasimodeでは他に例を見ないのですが、特にDwight Tribleが参加している「In My Mind of Eye」はいいですね。『SOUNDS OF PEACE』でポエトリー・リーディングも含めて聴けるDwightの声は素晴らしかったのですが、この曲でもその良さが充分に発揮されている。「Dance of the Little Children」のような軽快な曲なのですが、聴いていてとにかく楽しい。ライブでは派手な光で視覚的にも楽しい感じが演出されそうです。

新しく録音された「In the Name of Love」はカバー曲です。ワルツ形式の演奏がとても心地よい。これもライブで聴いてみたいですね。歌うように流れる平戸さんのピアノの音から、ホーン・セクションにつなぐ部分はもう気持ちが良すぎる。もっち(岩本義雄)さんのサックスが格好良すぎる。派手じゃないし、やたらもったいぶる感じでもない、絶妙なところを突いてくれる気がします。

どうやらquasimodeは現在、新作のレコーディング中だそうですが、どんな作品が聴けるのかとても楽しみです。そして気持ちは新作の後に行なわれるであろう数々のライブに向かっているのです。それまでにもうひとつのオリジナル・アルバムを制覇してしまおうかと思います。

2010.10.10
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by mura-bito | 2010-10-10 12:05 | Music | Comments(0)
LINKIN PARK / Waiting For The End


LINKIN PARK / Waiting For The End

身体が分解され、断面が露わになり、そして再構築される。音楽も好きで何度も聴いていますが、この映像もいいですね!

2010.10.10
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by mura-bito | 2010-10-10 11:11 | Music | Comments(0)
往来堂書店の本棚を巡りました
千駄木2丁目にある本屋さん「往来堂書店」に入ってみました。おもしろい本屋ってないのかなとTweetしていたら、友人がここを薦めてくれたので、谷根千散歩のついでに寄ってみることにしました。南阿佐ヶ谷にある「書原」をイメージしていたので、店舗の狭さには驚きました。いったい何がユニークなんだろう…と半信半疑で本棚を巡るも、次第に引き込まれていくのが分かります。ワクワクしている自分がそこにいました。

最初に目に留まったのが「文庫本葉書」というもの。茶色い封筒がいくつも置かれていて、中には文庫本が入っているとのこと。文章が一文書かれていて、反対側には郵便番号を書くらしき欄が印刷されています。どうやら、中に入っている本から抜き出した一文を頼りに、福袋みたいな感覚で、おもしろそうな本を探す、というコンセプトみたいです。切手を貼って送ればプレゼントにすることもできるので、本が好きな人に贈るのもいいと思います。中身がわからないので心配かもしれませんが、そのドキドキ感、ワクワク感も含めて気持ちを贈ることができればいいですね。ちなみに僕の買った文庫本葉書の中身は『砂の女』でした。

それから『神様のカルテ』の続編がちょうど発売日だったので即座に手に取りました。松本が舞台になっている小説でして、北アルプスや美ヶ原といった馴染みの深い自然の魅力も登場する、安曇野出身者としてはそれだけで胸が熱くなる作品です。常念岳が重要な装置として描かれ、毎日常念岳を見て育った僕はもう嬉しくて仕方なかったですね。松本や安曇野から外に出て生活しているみんなにはぜひ読んでもらいたいし、松本や安曇野を訪れて好きになってくれた方々にも読んでもらいたい。医療をテーマにした作品ですが、時に深刻に、時に軽快なタッチで描かれており、そこに山々の美しさが花を添えます。

もうひとつ、ついつい手に取って買った本があります。他の大型書店で手に取ってはみたものの買うことがなかった本です。本棚を巡るうちに気分が高揚したせいでしょうか、ここでは買いました。『八朔の雪』という食を題材にした時代物の小説なのですが、その周りに置かれていた谷根千がらみの本が影響したような気もします。書原のときには感じなかった雰囲気があったのですが、それが谷根千コーナーというか、この界隈に関する本を集めたスペースです。本を媒介にした地域とのつながり、それがこの店全体の雰囲気を作り上げているのかもしれない。そうした雰囲気に『八朔の雪』がぴったりはまっていたんじゃないかと。

本が売れない…、これからは電子書籍だ…、ソーシャルメディアを使ったプロモーションが必要だ…。出版に関するTweetやブログ記事でよく見かける話題です。本に関するTweetをたどり、新しい出会い、新しいfollowを通じて、本屋そのもののあり方を再考する流れがあることを知りました。松丸本舗が有名ですが、先にも出た書原* や往来堂書店のような、独自のアプローチでユニークな本棚をつくる書店が脚光を浴びています。

本棚の編集センスが必要だということですね。漫然とジャンルや作家名で並べ、売れ筋の本を固めて置くという普通の本棚にそれほどの魅力はありません。どこに行っても同じなので、そこに行く必要がない。誰もが気に入る本棚ではないかもしれないけれど、好きな人ははまる本棚が愛されるんでしょう。不思議なことに、そういう本棚は次々と人を引き寄せるんですね。今はまだ、こういう試みを行なっているところが少ないから、物珍しさ含みで行っている人も多いとは思いますが。僕もその口でしたが、実際に行ってみると、その魅力に心をつかまれましたね。

* 売れた本のスリップ(新刊本に挟まっている伝票みたいな紙)を売れた順番に並べておいて、一緒に買われる本どうしの類似性を分析するようです。雑誌『LIBERTINES』のNo.2で津田大介さんが書原を紹介していました。

2010.10.09
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by mura-bito | 2010-10-09 10:49 | Book | Comments(0)
10/1 Keith Jarrett Live @神奈川県民ホール
PIANO: Keith Jarrett
BASS: Gary Peacock
DRUMS: Jack DeJohnette
2010/10/01 @Kanagawa Prefectural Civic Hall


キース・ジャレット・トリオのライブを初めて観ました!余計な演出が一切ない、凝縮されて濾過された、純度の高い音の世界に包まれました。静かな曲はホールをゆっくりと漂う感じでしたし、軽快な曲はあちこちに跳ね返ってポンポン跳ねる感じでした。ベテランのジャズ・ミュージシャンの演奏を聴いたのは初めてであり、この凄さを上手く表現できないのが正直なところです。貴重な経験だったと思いますし、あの音はもちろんまだ響いている。ライブハウスで踊りながら浴びる音とは違うんですが、それは優劣ではない。もっといっぱいいろいろな音楽を聴いて、こういう職人的なジャズについて感じたことを記せるようになりたいと思います。

キース・ジャレットを聴くようになったのは、TM NETWORKの『Major Turn-Round』で小室さんがイメージしていたピアニスト、ということを知ったのがきっかけですね。キース・エマーソンが好きだと公言したし、プログレッシヴ・ロックのアルバムをつくったこともあって、誰もがキースの影響でしょと思っていました。けれども、そこに出てきた名前はキース・ジャレット。驚きましたし、興味を持たないわけがない。あれから約10年、ついにキースが弾くピアノを聴くことができました。

2010.10.04
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by mura-bito | 2010-10-04 23:01 | Music | Comments(0)

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