inthecube
音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
Note my experiences with impressive music/story.
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トリエンナーレバックサイドウォーク
本日、横浜トリエンナーレ2008最終日。行こう行こうと思いながらずるずると先延ばしにしていたら、あっ!という間に最終日を迎えてしまいました。今朝サイトを開いて見ていたら、チケットは2日間有効とあるではないですか。...最終日なんですけど、というつぶやきも空しく、リサーチが甘かった自分を呪いつつ会場に向かいました。みなとみらい地区は僕の庭と言っても過言ではなく(たぶん過言)、散歩に出かける感覚でトリエンナーレを見てきました。
ライト・アートの類が好きなので、いくつかあった作品は楽しく鑑賞しました。ビデオ・アートも、ただ映しているものよりは、インスタレーションとして部屋一面に投射されたもののほうが面白かったですね。ただ、メジャー過ぎるからでしょうか、お祭りみたいな雰囲気が漂っていて、それは受け付けませんでした。100% design TOKYOの時にも感じました。まあそれくらいなら我慢すればいいんですけど、静かに愛でてみたかったものです。アートを身近にする、という意味では、誰でも訪れやすくするのは大事なことですけどね。アートが日常に溶け込んでほしいんですが、その匙加減というものは難しいんだなと改めて思いました。
大桟橋で何かしらの映像が展示されているとのことでしたが、いざ行ってみると行列ができていたので、断念しました。その代わり、その映像ブース(ひとつの大きなコンテナみたいな感じ)を、後ろから撮影しました。前から撮る人は数多いるけれど、後ろから撮る酔狂な人はそう多くあるまい。
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そういえば、会場でのび太のコスプレをした男性を見かけました。180cmくらいある人で、なんじゃこりゃと思いましたが、まあアート関連のイベントなら、こういうパフォーマンスがあってもおかしくないねと納得しました。非日常が非日常の中に現われると、それは日常として脳が処理する、ということに驚きつつ、会場を後にすると、さっきののび太がママチャリに跨っているではないですか。その籠にはなんか見たことのあるような二足歩行型ロボットが、頭から突っ込まれていました(そう見えた)。テレビ朝日的マテリアルを使ったシュールレアリスムか? とかなんとか、書いているうちにネタがいろいろあったので、総じて楽しかった、ということにしましょう。

2008.明日から.師走
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by mura-bito | 2008-11-30 22:13 | Visualart | Comments(2)
「小室哲哉」とは何だったのか? @阿佐ヶ谷LoftA
「『小室哲哉』とは何だったのか?」というトーク・イベントに行ってきました。阿佐ヶ谷はLoftAというイベント・スペースに1時間かけて行き、3時間強のイベントを見ましたが、楽しかったかと聞かれると...そうとは言い難いかなぁ、と。

TKの活動を振り返りつつ、パネラーがそれぞれの立場から思うところやファンとしての思い出話を語っていた、とかまあそんな感じです。TKの活動の裏には常にコンプレックスがあったんじゃないか、という観点はおもしろいと思いました。例えば、TMNになって『RHYTHM RED』をつくったのはB'zへのカウンターだった、とか、ミュージシャンとしてもプロデューサーとしても成功したので次は音楽ビジネスも成功したかった、とか。後半にはTK関連の曲を流して、パネラーが思い入れなのかネタなのか単なる揶揄なのか、そんなことを語っていました。スピッツがカバーした「I'm Proud」にはビックリしました。

総じて、ファン同士の宴会トークと変わらないんじゃないか?という印象が拭えず。オフ会みたいなもの、とも言えるかと。ファンにもいろいろいて、盲目的に大好き!という人もいれば、好きだけどちょっと斜めに見てるよ的ポジションに立つ人もいます。今回お話していた方々のTKへの関連度もさまざまだったようで、いろんな見方があるという点では参考になったかもしれません。まじめなシンポジウムでもないので、とっちらかった感じは別にいいんでしょうけど、このイベントの目的はいったい何だったんだろうなぁと、もやもやしたものが残ったのも事実。僕としては著作権の話になるのかなと想像していましたが、ちょこっと触れただけでしたね。

ただ、津田大介さんの話はやっぱりおもしろいと思いました。司会と言いつつ、ほとんどしゃべっていたんじゃないかっていうくらい印象に残る感じでして、ちゃんと場をつくっていました。聴衆に向かって話す、という基本は大事だと思いました。もちろん、内容も、事実を集めた上での類推としてではありますが、おもしろく聞けました。音楽配信メモやMIAUの活動、私的録音録画補償金に関する活動でネット上では知っていましたが、実際に話を聞いたのは初めてでした。『誰が「音楽」を殺したのか?』で見た写真と若干違っていたので、あれまと思いましたが。

テレビでもネットでもない、ちゃんと顔が見えるところでTKのことを聞くという体験。トークの内容よりもそのこと自体が大事なことだったと思います、個人的に。昔から、何聴いてるの?と聞かれてTM NETWORKとは答えづらいものがあり(世代が違うし、プロデュース期はTKじゃなくてTMだよと言うのも面倒で)、近年はもっと答えづらく(まだやってんの?というリアクション)、今月はもはやタブーのような状態。実にストレスフルでした。僕自身、90年代のTKの音楽は評価されて然るべき、と思うことは以前にも述べましたが、それこそ本当にやらなきゃいけないことなのかもしれません。1990年代はそっくりそのまま僕らの10代なわけで、一番敏感な時期に聞いていた世代が検証するというのもおもしろいんじゃないかと。Perfumeをヒットさせた中田ヤスタカは、TKサウンドの文脈でも語られるようですが、どうやら1980年生まれとのこと。だからってわけでもありませんが、そういう時期なんですよ、たぶん。

2008.11.29
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by mura-bito | 2008-11-29 23:20 | Music | Comments(0)
KG ONLINE 2 TK
1年前は渋谷で道に迷い、偶然見つけたハイ・センスなカフェに入り、C.C.Lemonホールでライブを観て、おめでとうございますを込めた拍手を送っていました(必然的にスタンディング・オベーション)。早いもので矢の如し、あれから1年ですか。いろいろありましたと言うにはあまりにも大きなことがありましたが、こんな複雑すぎる気持ちのままこの日を迎えるとは。ついに、ウツ的に言えば、「ハーフ」ですね。2ndハーフは怒涛のスタートになりましたが、ピッチに戻ってきて、またシュートを決めてくれ!

ところで、葛Gがやっているネット・ラジオ「KG ONLINE」をこの前聴いてみました。ブログにリンクが貼ってあったので、なんとなくクリックしてみたら自動的に再生されたので、なんとなく流しておきました。すると、話しているではないですか、TKのことを。木根さんのライブを観た感想、これからの自分の活動(木根さんとのジョイント・ライブ、通称「キネカツ定食」)のこと。印象的だったのは、自分たちがTKのことを自粛する理由はない、と言い切ったことです。これからのライブでもTKのことは話すし、木根さんとのライブでも楽しく思い出話をする、と。

葛G...

かっこよすぎるよ

先輩っていうか

兄貴って呼んでもいいですか

そして、本日のブログでは、TKへのメッセージを募集しています。兄貴曰く、「TKには伝わっています。」。...今年は兄貴にスタンディング・オベーションですよ。おめでとうありがとうおめでとうありがとう。このつながっている感じ、まさしくKG ONLINEです。

2008.11.27
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by mura-bito | 2008-11-27 22:38 | Life | Comments(0)
NO TK MUSIC NO LIFE
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もう1年になるんですか、C.C.Lemonホールでのライブ前にタワーレコードの前を通ったら「ACTION」が流れた、とTKが話しました(そして木根さんが嬉しそうにかぶせましたね)。この言葉を見たとき、そんなエピソードも脳裏に蘇りました。タワーレコードの名文句を下敷きにしたこの言葉に、はっとさせられました。僕の言いたかったことを表現しつつ、たくさんの人がイメージしやすい言葉だと思います。

NO TK MUSIC NO LIFE

この言葉と画像を、TWINKLE☆彡NIGHTさんのブログ「Electric Prophet」より拝借致しました。ありがとうございます。

2008.11.25
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by mura-bito | 2008-11-25 22:52 | Music | Comments(0)
あれ と これ の あいだ BETWEEN THIS AND THAT
カメラで夜景を撮ろうとしてぶれて光の筋ができる、そんな経験はありませんか? 同じことをビデオカメラでやったらどうなるでしょうか? しかもそのブレが半端ではなく、いくつもの光の筋が不規則に動いては消え、また現われる。その映像が部屋のあちこちに、しかもエンドレスに映し出されている。その部屋に足を踏み入れたら、あなたは何を感じるでしょうか?
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小金沢健人というアーティストの展示を見ました。映像を使ったアート作品をつくっている方でして、神奈川県民ホールで今月29日まで展示されています。タイトルは「あれとこれのあいだ」。いくつもの飛行機雲を撮った映像を重ねたり、川を流れる葉っぱの映像をこれまたいくつも重ねたり。同じもの(あるいは似たものだったり違うもの)を、少しずつずらして重ねることで生まれるズレ。そこに僕は魅力を感じました。

「速度の落書き(Graffiti of Velocity)」という作品が最も印象的でした。夜の首都高速を車で走りながらビデオカメラを回し、それこそ本当にカメラそのものを回して撮影した映像をいくつも重ね、それを10台くらいのプロジェクターで一番大きい展示室で壁に映し出していました。部屋一面にゆがんだ光の筋が映し出され、ループし続ける。一瞬たりとも同じ映像はないし、部屋のどこにいても光の中に取り込まれた感じがします。これがまあ、なんとも心地よいというか、一種のトランス状態なのか、ずっとその部屋にいました。2時間くらいいたと思いますが、そのうちの1時間は簡単なトーク・イベントでして、その部屋で行なわれました(そんな光の部屋に何十人も集まっているのも、なかなか見ない光景ですが)。まるでクラブのVJのような感じで、トランスやハウスがかかってもおかしくない気がしましたが、無音。光だけが忙しなく動く空間にある静寂は、なんとも不思議なものでした。

もうひとつ、ズレを生んでやろうと思って自分のネットワーク・ウォークマンを取り出しました。無音の光の中で、自分にだけTKの音を流し込んでみました。「nuworld」や「ELECTRIC MUSIC」、「OUT OF PERSPECTIVE」や「CHANNEL B.P.M.」などなど。音楽に合わせて光が動いているような、音のテンポに光の動きがシンクロしているかのような錯覚に襲われました。あるいは、音が光に合わせているかのような。錯覚とはいえ、それがまたひとつのズレであり、アート体験だったと思います。
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県民ホールのガラスに映る山下公園の黄葉。ガラスの反射で世界を見てみる...この写真を撮ったのは展示を見る前でしたが、トーク・イベントで同じようなことを小金沢さんが言っており、そう思うそう思うと思わず頷きました。
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これは完全に「Graffiti of Velocity」の影響。外に出たらすでに暗く、それなら真似をしてみようと思って撮ってみただけです。横浜の夜にぐしゃぐしゃと落書き。

2008.11.23
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by mura-bito | 2008-11-23 23:20 | Visualart | Comments(2)
waiting 4 U
11月に入って あれやこれがあって
その反動かどうかはともかく
音楽をいつも以上に聴き、楽しみ、
こちらでもやたらめったら書いていました

■■■

いつぞやか、気分転換にと
葛G(葛城哲哉)のサッカーブログにコメントしてみました
筑波大学出身のギタリスト
一ノ矢とかそんな話題が出るから
ついつい書き込んじゃったわけです
一ノ矢1号棟111号室だったらしい
そして工基礎だったらしい

僕は追越でしたなんて書いたら
おお本人からリアクションあり
追越というタームが通じるなんて
ちょっとミーハーな自分発見

僕は人間出身です
って知らない人にはなんのことやらでしょうが

葛G×つくばといえば
AMBUSHという中古レコード屋に僕はよく行ってまして
2004年か2005年のある日
いつものように LPやCDを漁っていました

そのとき手に取ったのがTM NETWORK
今は懐かしのLP「humansystem」
これをレジに持っていったら
店のおっちゃんがこうのたまった

葛城もよく来てたよ

おおそうなのかって思いました ちょっと嬉しかったです
やはり葛Gは筑波だったんですね
雑誌のコラムで「大学の宿舎」なーんて言葉を使っていたので
もしやと思っていましたが

ただ
サッカー推薦だったと知ってからは
ずっと体専だと思っていました
実は3学だったという

■■■

さて
事件後テレビに映るTKの姿を初めて見ました
11/4から一週間はまったくテレビを点けませんでした
点けてたまるかと

テレビの収録というのは
放送の2週間くらい前が普通なのでしょうか
今週放送のバラエティではちょいちょいネタにされていました

まあ 揶揄のレベルで使われるなら
まだマシとも言えるかもしれませんね
この週末の「情報系」の生番組でも格好のネタにされるでしょう
好きにしてくれ

それはそれでいいんですが
これ以上ややこしくなったらどうしよう
すでにややこしいけどまだワイドショーで騒げる程度
裏の裏の裏 恐ろしいね

どうやらまだ魑魅魍魎はまとわりつくことをやめず
不快なことこの上ないんですが
頼むからもうやめてくれというのが本音です
頼むから

小室みつ子さんは数日前に新しい日記を書きました(本日もちょっと)
久保こーじさんも本日 ちらりと書いています

僕も待ってます

2008.11.21

■追記
ちょっと前ですが、U_WAVEのライブ初日にはウツからのメッセージがあったそうで、どうやら袖にはけてからマイクをとってしゃべったとのこと。直後だったこともあって、どういう形で伝えるか、悩んだんだろうなぁと思います。
木根さんのライブでは昨日、アンコールで「春を待つ」という曲が披露されたそうですね。万感の思いを込めて、といった感じでしょうか。11/20の日記にも「目の前のことをがんばりながら未来を信じて進みます!」という言葉がありましたね。
これもちょっと前みたいですが、浅倉大介のライブ(というかクラブ・イベント)では「DIVE INTO YOUR BODY」をかけたそうです。ウツのボーカル入りで。音楽で思いを伝えよう、ということかな? いやもう充分過ぎるメッセージだと思います。

2008.11.23 (22:35)
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by mura-bito | 2008-11-21 23:53 | Life | Comments(0)
Romantic Release Party -detail-
音の記憶を頼りに、ライブの記録をここに。Rie fuのRomantic Release Party、素敵なライブだったことはまず言えるとして、それをどう筆あるいは舌に尽くして形にするのか、そんな試みでもあります。トライアル・アンド・エラー。エラーには目を瞑っていただき、お時間のあるときにお読みいただければこれ幸いです。

OPENING (Painting)
青を基調とした照明に包まれた客入れタイムの舞台に、変化が起きたと思ったら、一枚の絵が明るい光の中に浮かび上がりました。そこにRie fu登場。おもむろに絵の具を出し、筆を取って、絵に向かいました。SEが流れる中、描いてる描いてる。黒いところに塗り足しているような感じだったので、描いているとは言い難い。とすると、描くことそのものがライブのコンセプトを表わしているのか? 後のMC(アトリエからいくつかのインテリアを持ってきたそうな)と合わせてみると、「私のアトリエへようこそ」ということなのでしょうか。新曲のビデオ・クリップ撮影用の演出だったかもしれません。ただ、客入れでもライブでもない時間は、なんとも形容し難い、不思議な空間でした。

I wanna go to a place... / 笑って、恵みのもとへ / 5000マイル
ライブはアカペラで始まり、途中からClavia Nord Stage(たぶん)の音が加わりました。最初の3曲はシンセ・コーナー。ギターともピアノとも違う音色が、アコースティックな印象のあるRie fuライブでは新鮮でした。機材が気になるのは、TKの(デジタル、アナログ問わず)シンセ・サウンドを浴びているせいか、HiromiのNord Leadプレイを聴き続けているせいか。それほど詳しいってわけでもないんですが。ピアノでの弾き語りとは違って、声も音もちょっとやわらかく聴こえました。その点ではポップな「5000マイル」が音とマッチしていたと思います。

Long Long Way / Tiny Tiny Melody / tobira
アコースティック・ギターのコーナー。順番はちょっとうろ覚え。弾き語りライブでも聴いてきたLLWとTTMは、ギターじゃないとはまらないよねというくらい、なじんできました(自分に)。途中、ひとりでハモっている?と思い、よく聴くと、どうやら打ち込みのような感じでコーラスを重ねていた模様。打ち込みに合わせるのではなく、あくまでも弾き語りということで、自らスイッチを踏んで鳴らしていました。「tobira」では、コーラスに加え、ギターも重ねていましたが、これが良かった! ライブ・アレンジで化けた曲というものを、Rie fuライブでは初めて体験しました。そういう演出が僕は大好きです。

Home / Money will love you / Don't know why (Norah Jones)
ここからは上田禎との競演。Rie fuがボーカルのみ、アコースティック・ギター、アコースティック・ギターの順で、上田禎はピアノ、ピアノ、エレクトリック・ギターの順。久々にボーカルだけのRie fuでしたが、手拍子を促すタイミングが自然でした。曲調もゆったりしつつ、跳ねた感じもあり、詞の内容も明るいので、なんとも手拍子が似合う時間でした。新曲「Money will love you」の前の「最近お金の問題とか・・・、金融のこととか~」というMCで、「お金の問題とか・・・」の後に変な間があったのは、気のせいかな。この曲では、オリジナルにはない英語詞が入りました。メロディからすると、日本語詞を入れた箇所を繰り返して、そのまま訳していたのだと思います。それとも、なにか、さらっとメッセージを込めたのかもね、って気のせいかな。ノラ・ジョーンズのカバーでは、上田禎の「顔で弾くギター」を拝ませていただきました。天下の北島健二には敵うまいが。

decay / Feel the same
コーナーが終わるたびに楽器が片付けられて、とうとうピアノだけになりました。しかも舞台奥の高いところから見下ろされている感じであり、なんだか祭壇みたいでした。「Feel the same」でもオリジナルにはない英語詞が出てきました。もしかしたら、幻の英語バージョンなんてものがあるのかもしれませんね。いつか英語詞の曲を集めたベスト盤が出たら、ボーナス・トラックで収録されるに違いない。ソニーならやりかねない…ってどこも一緒でしょうけど。よくよく考えてみると、「decay」はデビュー曲と言ってもいいんですが(シングル「Rie Who?」の1曲目)、こんなネガティブな言葉をデビューに持ってくるセンスはすごいし、それでリリースした小坂氏もすごい。

Life is like a boat / ツキアカリ / あなたがここにいる理由 / Romantic
ピアノにストリングス・カルテットを加えての本編ラスト4曲。まるでカルテットの伴奏をしているかのようなポジションで、遠近感がおかしくなりそうでした。意識は奥のRie fuの方にあるのに、視覚的にはカルテットの方が近い、なんとも不思議な感覚を覚えました。カルテットはバイオリン、バイオリン、ビオラ、チェロ。バイオリンの一人はalutoというグループのメンバーで、佐藤帆乃佳というそうな。弦を弓で弾く音を聴いて、そんな音の出し方があるのかと、(恥ずかしながら)驚きました。その音がアクセントになっていたと思います。普通に弾いていても、やっぱり生で聴くストリングスはいいですね。特に「ツキアカリ」は圧倒されましたし、新曲「Romantic」も盛り上がりました。「Romantic」は、次はエレクトロニカ全開で聴いてみたいものです。

Present
アンコールは4月からずっと演奏している「Present」を、再びカルテットとともにお届け。来年にはシングルとしてリリースされるそうですが、当初の予定より後ろ倒しになるとのこと。「タイアップとかいろいろあって...」ってそんなこと話していいんかい?と思いましたが、まあ、たいしたことじゃないですね。MCはいつも訥々としていて、飾らないし、思っていたことをぽろっと言うことがちょいちょいあるのが、魅力と言うか天然と言うか。「Present」は何度も聴いていますが、このときは胸に響きました。迷える若手社員の心を揺さぶる曲、なんてコピーをつけたら怒られますね、きっと。ただ、「今を大事に」というメッセージが身に染みたのは事実です。

2008.11.20
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by mura-bito | 2008-11-20 23:02 | Music | Comments(0)
Romantic Release Party @LIQUID ROOM
ガーデンプレイスのカフェで時間をつぶしていたら、店内のスピーカーから「(They Long To Be) Close To You」が流れてきた瞬間、(偶然であることは承知の上、)あまりにもタイミングが良すぎて驚きました。Rie fuが今年1月にリリースした「Home」のカップリングでカバーしているこの曲。LIQUID ROOMでのライブ前に、そんな偶然に巡り合えてちょっとおもしろかったです。
「Romantic Release Party」というタイトルがつけられた今夜のライブは、これまでの弾き語りスタイルの総決算、といった感じで、ピアノ、ギター、シンセの弾き語りを聴かせてくれました。曲によってはサポートのギターorピアノを入れたり(上田禎)、ストリングスのカルテットが加わっていました(Alutoのメンバー含む)。ちなみにシンセはNordでした(Clavia Nord Stageだと思う)。
新曲「Romantic」「Money will love you」、さらにノラ・ジョーンズのカバーを含めて16曲。弾き語りをやってきたMANDALAよりも大きなハコでしたが、ぐっと力強くなった印象があります。4月のステラボール(品川)と比べても、格段によかったと思います。「tobira」はアレンジで化けたと思いますし、「Home」では(それこそ)アットホームな感じが出てほっこりした気持ちになりました。「Romantic」はストリングスがボーカルを彩っていて、ストリングスに負けない声がここにもあった!ってな感じでした。

セットリストはこんな感じです。大体は曲順も合っているはずです。我が記憶、忘却への挑戦状。

Romantic Release Party 11/19
@LIQUID ROOM


I WANNA GO TO A PLACE...
笑って、恵みのもとへ
5000マイル
LONG LONG WAY
TINY TINY MELODY
TOBIRA
HOME
MONEY WILL LOVE YOU
DON'T KNOW WHY
DECAY
FEEL THE SAME
LIFE IS LIKE A BOAT
ツキアカリ
あなたがここにいる理由
ROMANTIC
PRESENT

-detail-

2008.11.19
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by mura-bito | 2008-11-19 22:49 | Music | Comments(0)
スガシカオ 『PARADE』
スガシカオ 『PARADE』スガシカオ 『PARADE
スガシカオをテレビで見るたび、この人のキャラはよくわからんなと思います。テンションが高いんだか低いんだか、まともなんだか狂気じみているのか、いったいなんなんだろう、と。そのくせ、曲はやたらとポップで、詞は妙に官能的で。わかりやすいような、なんだかひねくれているような。そんな不透明さが魅力なのだろうかと思う次第です。ライブDVDで下ネタMCをあつめた特典映像をつけるという妙な企画をやってのけるのだから、本人もスタッフも茶目っ気は大いにあるようです。不思議なミュージシャン。
2006年のアルバム『PARADE』を借りて聴いています。秦基博を聴いていて、スガシカオも聴いてみたいねなんて思っていたら、すぐに借りる機会がありました。オーガスタの人たちはなんて歌がうまいんだと思いますが、より正確に言えば、心に響く歌を歌うことに驚くとなるでしょうか。サウンドももちろんおもしろいんですが、最終的には歌が際立つことに心を奪われて、歌の存在感に感動します。スガシカオの色気ある声と詞は、違う意味で存在感たっぷりなんですけども。
「38分15秒」「夏陰~なつかげ~」「タイムマシーン」「Progress」なんかは、音と声と言葉の混ざり具合がとても好きですね。ポップなのに、じっくり聴いて味わいたい曲ばかりです。「夏陰~なつかげ~」のエレクトリック・ピアノ(ウーリッツァーと言うそうな)が素敵です。
ちなみに、「19才」という曲では、元くるりの森信行が叩いています。懐かしい名前! また、シングルにもなっている「午後のパレード」は屋敷豪太がプロデュース&ドラムスを担当しています。てっきりスタジオ・ミュージシャン専門かと思っていましたが、プロデュースもするんですね。ものすごくポップで、バカみたいに盛り上がれる曲です。

2008.11.18
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by mura-bito | 2008-11-18 23:30 | Music | Comments(0)
セカイイチ 「あかり」
b0078188_22333288.jpgセカイイチ 「あかり」
そもそも、「勇気の花」という曲をTKがリミックスしたことで、このセカイイチというバンドの存在を知りました。なんだこのバンド? と思いましたが、いくつかをsynclのページで聴いてみると、独特の声に惹かれました。最新シングル「あかり」は、くるりの岸田繁を彷彿とさせる声と、ひときわ大きな音を鳴らすアコースティック・ギターがとても印象的です。
シングルのジャケットやビデオでは、キャンドルや電球の光が雰囲気を出しています。天井からぶら下がった電球はマイクのようです。キャンドルの演出はCandle JUNEというアーティストによるもの。つい最近では、「おお雨」(坂本美雨+おおはた雄一)のライブでそのキャンドル・アートを披露したみたいです(坂本美雨のブログ「ニクキュウ ブロローグ」を参照のこと)。
ちなみに…坂本美雨のブログではTKの一件が触れられています。婉曲的ですが、けれどもその悲しさが言葉の隙間から伝わってくる気がします。「勇気の花」のリミックスと言い、なんとも切ない話ではありますが、音楽愛好家の輪はいろいろな形でつながっているんだなぁとつくづく思います。

2008.11.15
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by mura-bito | 2008-11-15 01:11 | Music | Comments(0)

fujiokashinya (mura-bito)
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