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心の尺度がnodeとnodeをlinkする
近年、郷愁を感じることがとみに多くなりましたが、単にUターンするだけでは意味がないような気がしています。意味があるないと言うよりは、それだけじゃあおもしろくない、と言うほうが適切かもしれません。信州(僕が主眼を置いているのは松本あるいは安曇野です)で楽しく暮らすためには、どのような道があるのか? そしてそれをたくさんの人と共有するにはどうすればいいのか? さらにその体験を残し伝えていくなんて大それたことをするには如何せん?

伝統工芸は、"心の尺度" だと私は思っています。時計に例えるなら、1から2に一瞬で切り替わるデジタルではなくて、じーっと針が動いていく間をもったアナログ、そんな感覚が大事で、実は暮らしの中で今非常に求められているのではないかと。ほっと、自分を取り戻すときを私たちはみな無意識に求めていて、心の尺度が必要になる。その力が伝統に培われた道具には宿っていると思うのです。

NODE』 No.2 木村ふみインタビューより

食環境プロデューサーの木村ふみ氏のインタビューより引用させていただきました。「心の尺度」という言葉が印象的です。人によっては、「スローライフ」や「ロハス」といった言葉に変換した方がイメージしやすいかもしれませんね。ただ、自然との共生とかオーガニックな生活で渇いた心に潤いを。。。という癒しの話ではなく、「過ぎ去った時間に対する敬意」(本多孝好の小説に出てきました)みたいなものを持ち続ける生活、と言ったところでしょうか。その敬意を表現する手段はきっと現代的でも古典的でもいい。音楽で言うなら、バンド・スタイルで表現してもいいし、クラブ・サウンドでリミックスしてもいいし、オーケストラでアレンジしてみるのもいい、ということになります。温故知新、古き良き時代、そういったものであっても、その人にとってそれが今を生きる糧あるいは手助けとなるならば、決して無価値なものではないんですね。むしろ新しい価値の発見と呼べるかもしれない。新しい価値を見つけるためにも、過ぎた時間、積み重ねた時間を巻き戻してみるのも悪くはないんでしょう。それによって、過去に存在するnodeと今を生きるnodeがlinkするんだ、きっと。

2008.03.31

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by mura-bito | 2008-03-31 23:16 | Life | Comments(0)
NODE - NODE - NODE
『NODE』(ノード)という雑誌を購入してみました。「21世紀型オトコは、アートへ」というコピーが印象的でして、アートをいろいろな視点(建築、アニメ、食、印刷、写真、筆記具…)から切り取り、我々の前にsuggestしています。suggestとしたのは、それが押し付けでもなく、分かる人だけが分かればいいという自己満足でもなく、誰もが受け入れられるものだけを紹介しているわけでもない、と思ったからです。アンテナを張っている人のみが受信するメッセージといった感じでしょうか。

読んでみて、心に引っかかったものを目次から抜粋します。

NODE INTERVIEW
摩天楼で新たなる挑戦 世界のアートマーケットを俯瞰する
蓑 豊 [サザビーズ北米本社副会長]

ビジネスでアートする
平和紙業×エモン・フォト・ギャラリー <Photo & Paper Print Collaboration>

日本の美を旅する FOODING石川


蓑豊(みの ゆたか)氏のインタビューで心に残ったのは以下の言葉です。『デジタル音楽の行方』という本にあった「音楽は水のような存在になる」という言葉を思い出しました。音楽のインフラ化が起こるのではないかと。

これとは逆に、文化が経済を支えると考える。私にとってみれば、これが一番清潔で健全な動きです。例えば加賀藩の前田利家公は、400年前に工芸を奨励し、金沢の街を活性化させた文化がある。現代において考えると、お金ができたら美術館や音楽会に行くのではなく、ない時にこそ足を運ぶ。そこからいろんな発想が生まれて、ビジネスや生活のヒントも湧くかもしれない。それが自然に定着するのが最も健康的だと思うのです。

(中略)

美術館がこれから生き延びる方法は一つしかない。それは、美術館というものが、人々の生活において "水" と一緒でなければならないということ。つまり、日々の生活の中でこれがないと生きてはいけない、生活の中に入り込まないといけない、ということです。これは美術だけでなく、音楽や映画も同じ。すばらしい音楽や映画に接することが、生活に不可欠になっている。

NODE』 No.2 蓑豊インタビューより

蛇口をひねったら流れ出るようなアートと、ミネラルウォーターのようにお金を出して見るアートが共存していく、という時代が日本でも来るのでしょうか。たとえばロンドンではすでにそういう状況にあるそうですが(Rie fu曰く)。日本において、これからも美術館の存在意義、アートそのものの存在意義が問われ続けていくんでしょうね。しかもそれは、地域単位だったりするわけで、アートと生活が結びつくところとそうでないところが出てくる。金沢などは、伝統工芸や21世紀美術館の存在がアートと生活をつなげているんじゃないかと思います(実際に住んでみないと分からないところではありますが)。そういうケースが今後は増えるかもしれないし、限られたところで展開されるだけかもしれません。松本もアートが水のような存在になる街に変貌するんでしょうか?

2008.03.30

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by mura-bito | 2008-03-30 07:50 | Visualart | Comments(0)
PLAY SPEEDWAY (and TK HITS) @YOKOHAMA BLITZ
TM NETWORK TOUR 2008、横浜BLITZでのライブに参加してきました。

REMASTERマイナス吉田建という布陣(すなわちTM NETWORKそうる透北島健二)で、分厚いバンド・サウンドを聴かせてくれました。平均年齢over50が生み出す力強い音の洪水を、前から3列目で浴びることができました。
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-つづき-
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by mura-bito | 2008-03-28 23:57 | Music | Comments(0)
accuracy of death
Catch and goなんて言っていたら、catch a coldしてしまって悲惨な飛石連休でしたが、春めいたポカポカ陽気に誘われてあちこちを歩いていたら(not徘徊)、無事に回復した様子です。素晴らしい哉、太陽のエネルギー、すべての生き物に光を。そういえば、伊坂幸太郎の『死神の精度』が映画化されましたね。文庫を買ったタイミングで映画の話を聞いて、すごいタイミングだねなんて思っていたら、映画化されるにあたって文庫化された、という因果の方がが正しいんですね。メディア・ミックスの基本か。ともかく、「Sweet Rain」という、何とも言い難いタイトルで映画化されていますが、ご覧になった方はいるでしょうか。

伊坂幸太郎 『死神の精度』伊坂幸太郎 『死神の精度』

おもしろいですよ。いろいろな伏線が絡み合うのが伊坂作品の醍醐味ですが、それは薄めかもしれません。その醍醐味は一点に凝縮させている、とでも言いましょうか。それに加えて、「生」と「死」というテーマが全体を包みます。決して重くはなく、かと言って軽くということなく、なんと言うか…次元が違う? そんな感じが漂う作品です。生死をこうやって描くんだ、という驚きがありました。

映画のラスト・シーンもなんとなく予想ができるんですが、果たしてそれは的中するでしょうか。

2008.03.23
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by mura-bito | 2008-03-23 23:06 | Book | Comments(2)
Congratulations on your newborn baby!
こんにちは赤ちゃん、新しい命の誕生に心からのおめでとうを!

地元の友達に第一子が産まれました。中学生のころから遊んでいた仲間の中で一番早くに結婚し、そして一番早く子供を授かりました。昨年の結婚式(green wedding)以来会っていませんでしたが、いつの間にやら次なるライフ・ステージに進んでいたんですね。遅れてなるものか…って言ってもすでに周回遅れの感は否めませんが。

にしても。2007年は自分の周りで結婚ラッシュだったせいか、今年は出産ラッシュです。まあ、流れとしては当たり前と言うべきでしょうが、すぐに子供が産まれるケースがいくつか周りで起きているのが意外です。今年に入ってあと3人は産まれる予定です。打倒少子化、負けるなニッポン。男はいつだってスタンドで声援を送ることしかできないんですけど。

2008.03.22
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by mura-bito | 2008-03-22 17:27 | Life | Comments(0)
雨の中、忘れたころに、REMASTER
シングル「WELCOME BACK 2」とアルバム『SPEEDWAY』を買うと、W購入特典に応募できたわけですが、それに当たりました。2004年のときもなんだかんだ言って時計が当たりましたし、分母が小さいと確率も上がるといった感じでしょうか。今回はTシャツです。前はアルバムのジャケット。
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後ろはこんな感じ。2007年のライブ開催地がプリントされています。
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2008.03.20
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by mura-bito | 2008-03-20 21:14 | Music | Comments(0)
Who is Rie fu?
Rie fuのUKデビュー盤がリリースされているようです。情報はAmazon.co.ukにて。収録曲を見ると、3枚のオリジナル・アルバムから曲を集めてつくられたベスト盤、といった感じになっています。ちょっと気になったのは、最後に「Both Sides, Now」という未発表カバー曲(日本側と、イギリス側、という意味も込めているのでしょうか)が追加されていること。日本でのベスト盤リリースの予定もあるみたいですが、似た感じになるんでしょうかね。

Rie fu / Who is Rie Fu?
01. London
02. Beautiful Words
03. decay -English Version-
04. Life Is Like A Boat
05. Shine
06. I Wanna Go To A Place
07. Negai Goto
08. 5000 miles -Album Version-
09. Tiny Tiny Melody
10. ROSE
11. Realize
12. Sunshine Of My Day -Live Version-
13. Both Sides, Now


2008.03.16

※追記
「Both Sides, Now」は、ジョニ・ミッチェルのカバーだそうで! 邦題は「青春の光と影」。と言っても、このシンガーをほとんど知らないんですけど。まあ、こうやって好きな音楽家のルーツをたどっていくのは、やはりおもしろいですね。
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by mura-bito | 2008-03-16 23:10 | Music | Comments(0)
およげたいやきくんにラポール
春の風、春の息吹とともに再び泳ぎ出す。ほぼ半年のブランクを経て、再び身を任せた水の中は、少し冷たく、少し生温い気がしました。これは生まれる前の状態に近いのか、それとも似ても似つかないのか。春の陽気が漂う休日、久々の全身運動は身体中が覚醒したような気にしてくれます。暖かくなるにつれて、身の周りにあるものすべてが視覚も聴覚も嗅覚も楽しませてくれるようになりますし、きっと味覚も存分に刺激してくれる機会が増えるでしょう。冬has gone、春is coming soonな感じですが、まいにちまいにちぼくらはてっぱんのうえでやかれていやになっちゃうよとのたまう彼の気持ちが少し分かる、というかそんなことを考えてしまう季節です。40にして不惑を迎える、とはよく言いますが、20代後半には「惑」が次々と襲ってくるのでしょうか。やれやれ。僕らは青い惑星に立つ愚者ですから、惑い続けるのは宿命なのだろうとも思うのですが。水の中で漂う愚者はすいすい泳ぐたいやきくんを少し羨む。

2008.03.16
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by mura-bito | 2008-03-16 01:19 | Life | Comments(0)
キャッチ・アンド・ゴー
キャッチ・アンド・ゴー
キャッチ・アンド・ゴー
キャッチ・アンド・ゴー

春の雨に濡れながら、ぼんやりした頭を抱えながら、ぐるぐる駆け巡るこの言葉。
2008年のテーマは、「キャッチ・アンド・ゴー」。

2008.03.15
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by mura-bito | 2008-03-15 00:45 | Words | Comments(2)
舞台に立つ「鳥居みゆき」は奇才と呼ぶべきか
鳥居みゆきという芸人をテレビで見るようになりましたが、どうやらネットでもひそかなブームになっているようです。「カルト系」だとか「挙動不審」のキャラで売っていて、それはそれで面白いと思いますし、実際そのキャラを通じてこの人はなんなんだろうという興味を持ったわけで。

YouTubeで探してみると、いろいろなネタを見ることができます。その中で、少し前でしょうか、一人芝居の雰囲気を醸すネタがいくつかありました。これらを見る限り、舞台でやっていけば輝くんじゃないかと思うくらい、舞台が似合います。芸人の舞台と言うよりは、役者の舞台です。テレビサイズのネタも悪くはないんですが、舞台の方を極めていってもらいたいと思う次第です。「女版イッセー尾形」という形容もああなるほどなあ、と。

妄想葬儀

テスト勉強

妄想結婚式

2008.03.12
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by mura-bito | 2008-03-12 23:11 | Visualart | Comments(0)

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