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音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
Note my experiences with impressive music/story.
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トロイの回転木馬
荻原 浩 『メリーゴーランド』荻原 浩 『メリーゴーランド』

単調な日々を望んでいないと思いつつも、
いつの間にやら単調な日々が心地良くなって、
愚痴を言いながらも順応している気がします。
こうやって時間を積み重ね、歳を重ねるんですね。
心地良い揺れに身を任せて、ぐるぐる回る人生を、
一体誰が軽蔑、そして否定できるのでしょうか?
やれやれ、20代後半は微妙なお年頃ですな。

メリーゴーランドに乗って街の光を見下ろし、
メリーゴーランドに乗って空の星を見上げる。
本作を読んで印象に残ったシーンです。

さてさて。
Matsumoto Music Festivalは今年も開かれるのか?

2007.04.30
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by mura-bito | 2007-04-30 19:20 | Book | Comments(0)
悪人から感じること
吉田修一 『悪人』吉田修一 『悪人』

人間の心を、真正面からえぐる。
直接的と言うべきか、暴力的と言うべきか。

これまでは、「空気感」を描くことで、
そこに身を置く人間の心を表わしていたと
僕は思うのですが、
この作品ではダイレクトに迫っています。

思い返せば、最近の作品には直接的な感じも
するのですが、読んでいて違和感がありました。
路線変更と言うよりは、文体の変化と言った方がいいのか、
どのみちその変化の途中、過渡期だったのでしょうか。

『パーク・ライフ』『パレード』『東京湾景』からのシフトが、
この『悪人』でひとつ完了した、そんな気がします。


まあそんな評論家気取りの言葉はともかく。

九州北部を舞台にしているため、田舎テイスト満載。
東京を舞台にした時よりも「現代的空気」が消えるのは、
具体的な地方の地名、方言が出てくるからでしょうね。

地方にいると、テレビを消して雑誌を閉じれば、
現代的な気だるさなんて意識することはありません。
個人と生きることが直結しているような気がします。

僕は今横浜でマイペースに生きていますが、
地元の友達と話すと、やはり感覚のズレを感じます。
地方には地方独自の空気がありますが、
それは時代を跨いで連綿と続くものです。

こっちの方にある空気は、時代が変われば変わる、
ふらふらと移ろっていくものであると思います。
そのあたりの決定的な違いが、
久々の再会で感じる感覚のズレなのです。

話もずれました。
「人間は生きることに直結しているのだ」と、
『悪人』を読んで思いました、ということです。
こっちで生きていると、何故でしょうか、
間に半透明の幕が張られているかのように、
直結していることに気付かないのですが…。

地元の友達とのズレについて蛇足…
一番大きいのは「結婚」に対する考え方ですかね。
次々と送られてくる招待状を開けて目を通すたび、
そんなしょーもないことを考えてしまう、緑の日々たち。

2007.04.29
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by mura-bito | 2007-04-29 23:19 | Book | Comments(2)
我々は見られることで磨かれていく、はず
寝不足の目に太陽の光が沁みる感じがします。
4月に三寒四温というのもおかしいことですが、
コートではなくジャケットで通勤できるのは嬉しい限り。

春、通勤中に思うこと。
くたびれたスーツの男性を見ていると、悲しくなる。

まあ、いつもピシッとしたスーツで
いられるわけでもないでしょうけど。
スーツ勤務ではない者のお気楽さ哉。

それでも…
服装がくたびれていると、
人間もくたびれているように見える。

身なりが人間の9割なんかではないと思いますが、
精神的にも肉体的にもきつい時こそ、ビジュアルだけでも
そこそこのラインをキープするのはいかがでしょうか。
ちょっとした余白が生まれて自分のリズムを取り戻す、
そのきっかけになる…かもしれません。

性別に関係なく、人は見られてこそ磨かれるのでは。

2007.04.26
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by mura-bito | 2007-04-26 22:52 | Comments(0)
それを、幸運の方に。
気付けば、陽が長くなっています。
ここ数日は天気が悪く、太陽の顔も拝めていませんでした。
明日からまた曇天&雨天の迷惑コンビの再結成ですが、
なんとか気持ちを切らさずに過ごしていきたいものです。

10年前を思い出turn-roundしてみます。
TKプロデュースものに背を向け、
TMの古いアルバムを繰り返し聴く日々でしたが、
10年後にTMを聴いているなどとは思いもしませんでした。

4月21日。厄介な日です。
デビュー盤と、(TMNの)ラスト・シングルがリリースされた日。
否が応でもこの日には何かが起きると期待してしまう。
毎年毎年、なぁんにもないんですけど、それでも。

2007.04.21

■追記■

今日はTMがデビューして23周年。今もこうして音楽活動が出来るのは、皆様のおかげです。ありがとう!

木根さんの公式サイトの日記より引用

リップ・サービスと邪推しながらも、泣けます。

■さらに追記■

DJ TK 『Cream of J-POP』

・佐野元春 「Someday」
・佐野元春 「アンジェリーナ」
・松任谷由実 「WANDERERS」
・ウルフルズ 「ガッツだぜ!」
・忌野清志郎 「JUMP」
・hide 「ROCKET DIVE」
・渡辺美里 「My Revolution」
・篠原涼子 「恋しさとせつなさと心強さと」
・TM NETWORK 「Self Control」
・TMN 「Love Train」
・TM NETWORK 「SEVEN DAYS WAR」
・KCO 「I WANT YOU BACK」
・DJ TK MEGA MIX

このアルバムのTMソングは、
TM Juniorが演奏しているんじゃないかと。
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by mura-bito | 2007-04-21 18:51 | Music | Comments(2)
小説の二行目はどんな気持ちでこの本を読む
小説の一行目『小説の一行目』

これまで直木賞・芥川賞をとった物語の
一行目のみを集めた、ちょっと変わった本です。

物語の一行目はまるで、
音楽で言う最初の一音のようです。
「通」な人は、それで全てが決まると言う。

僕なんかは全てが決まるとは思いませんが。

とは言え、
一行目からぐっと引き込まれるものは、
ずっと読み続けることができますし、
読んで良かったと思えることが多いと思います。

気になった一行目。

まだ五時なのに夏の強い朝の光は、カーテンのすきまから一気に差しこんできた。

『小説の一行目』111ページより引用

爽やかな青春小説を想像してみますが、
実際のところはどうなんでしょうか。
今日も暑くなるなあと思いながら、
一日の始まりにドキドキしていた
高校時代を思い出しますね。17!

2007.04.17
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by mura-bito | 2007-04-17 22:35 | Book | Comments(2)
テレビを消せば現実は結構おもしろいことに気付く
大学時代の友人KNは役者を目指していたが、

Uターンして公務員になった。


大学時代の友人SSは留年を重ねた後、

農業に身を投じた。


大学時代の友人TSは脱サラして、

神父を目指すらしい。


■■■■■

濡れた夜道を歩きながら、
各地にいる友人の顔を思い浮かべました。
そのうちの何人かは音信不通です。
携帯電話に支配されたこの時代、
連絡手段がないと死んだも同然ですね。
どこかで生きているんだねという叙情的な気持ちが
生まれないのは、僕も汚れてしまったからでしょうか。

春の雨は憂鬱を連れてきます。

2007.04.16
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by mura-bito | 2007-04-16 22:07 | Life | Comments(3)
ゴタンダ・ナイト・ウォーキング
五反田の街を彷徨い歩く、
淫靡な電飾の看板を見上げながら。

これが五反田かー、と。

五反田に詳しい友人たちの後について、
ワンダーランドが建ち並ぶ界隈を歩き回りました。
本当にワンダーなところまでは行きませんでしたが。

ホテルから出てきた女性が、
すぐ近くのマンションに入っていくのを見ました。

山頂にチャレンジするためのベース・キャンプ。
みたいな。

3件目は洒落たバーに行こうということで
探し回りましたが、なかなか見つからず。
駅のあっち側とこっち側をぐるぐる回った挙句、
結局よさげなところが無く、期せずして、
「五反田歩け歩け運動」になった春の一夜でした。

五反田と聞くと「五反田くん」を思い浮かべます。
マセラティを海に放り込まねばなりませんね。

2007.04.15

■追記■
1件目で次々とかかるオールディーズ・ポップスに
紛れて、「THE POINT OF LOVERS' NIGHT」
(TM NETWORK、1990年)が聴こえてきました。
勝手に浸ってろと言われて浸ってやりました。
オールディーズの仲間入りなのかー最早、嗚呼。
まあ、そりゃそうだよねと思いつつも、悲しい哉。
念のために言っておきますが僕は26歳です。
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by mura-bito | 2007-04-15 18:22 | Comments(3)
ふわふわしてます、ふわふわ
暖かいのか寒いのかよく分からない日々です。
新人なのか先輩なのかよく分からない日々です。
疲れているのかいないのかよく分からない日々です。

ふわふわした日々が続いているのです。

今週はこんな感じなんでしょうな、きっと。
なんとなく、自分のリズムをつかめていない。

これまでの仕事を終わらせ、
これから新しい仕事を動かそうとしており、
緊張感と不安が大挙して押し寄せます。
ノアの方舟なんかはどこにも見えないので、
泳がざるを得ないのですが。Self Control!

風は春色、蝶が舞って、僕はふわふわしている。
長野の春もそんな感じでしたね、そういえば。
にゃーにゃー言うネコを追いかける、追いかける。

気持ちだけじゃなくていろんな記憶も、ふわふわ。

2007.04.12
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by mura-bito | 2007-04-12 22:55 | Comments(2)
新人代謝
うちは大企業ではないので、
今週から新人が配属されています。
わらわら、わらわら、新人がわらわら。

確実に人口密度は高まっています。
そして新人は固まって移動するので、
さながら民族大移動のようなインパクト。

追い遣られた西ゴート族はローマ帝国を襲う。
だっけな? 閑話休題。

どうやって新人を戦力に組み込むか、
それはどんな人間かを知ることから始まります。
何様のつもりかねと突っ込まれそうですが。

難しく考えずとも、その人がどんな人か、
何を考えて、何を思っているのか、
あれこれ知ることはとてもエキサイティングです。
根掘り葉掘りという意味ではなく、
自然な流れで、自然に引き出す。
じっくり時間をかけて、こういう面もあるのか、
という驚きに直面するのが楽しみです。

人と話すことは、ひとつのエンターテイメントですね。

2007.04.10
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by mura-bito | 2007-04-10 20:25 | Comments(0)
BaseBallBear
BaseBallBear。

昨年の夏あたりに知ったバンドなのですが、
ずっと「ベースボールビア」だと思っていました。
野球場でビールをかっくらうおっさんかよ、って。

昨年の「ELECTRIC SUMMER」は耳に残りました。
新作の「抱きしめたい」も、気になる一曲です。

かっこつけた男ボーカルと、無表情な女の子の
コーラスがスーパーカーを連想させます。
爽やかな曲調に乗せた二人の声は、すーっと
吹き抜ける風のような感じで、とても気持ちがいい。

FANATIC CRISISを聴き始めた時のような、
不思議なドキドキ感がありますね。
かっこつけた若者ポップ・ロックに共通する、
分かりやすさ、爽やかさ、そして勢い。
この季節に実にピッタリだと思います。

2007.04.09
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by mura-bito | 2007-04-09 23:00 | Music | Comments(0)

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