inthecube
音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
Note my experiences with impressive music and story.
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カテゴリ:Design( 11 )
GELATERIA MARGHERA(ジェラテリア・マルゲラ)
イタリアはミラノで誕生したジェラート屋「GELATERIA MARGHERA(ジェラテリア・マルゲラ)」の日本店は麻布十番、恵比寿、難波にあります。この店は『鳴沢くんはおいしい顔に恋してる』[*1 *2] の作者、山田怜さんのツイートで紹介されており、興味が湧きました。先日、南北線沿線に用があったので、その帰りに麻布十番の店舗に足を運びました。滑らかでとてもおいしかった。写真はチョコミントですが、レモンをきかせたもの(名前を忘れた)も食べてみて、後者の方が個人的には良かったかなと思います。
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イタリアのフルーツと言えば、僕は真っ先にレモンが思い浮かびます。例えばシチリア・レモンが有名ですよね。…とか言いつつ、林檎に関する話題もあります。長野県で独自に開発された「シナノゴールド」という林檎について、県は南チロルと商業栽培の契約を結んだそうな。ニュース・リリースで引用されたデータでは、林檎に関して、イタリアは日本の3倍の生産量を誇っていて、南チロルだけでも日本全体の生産量より多いそうな [*3]。…閑話休題。
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店名のロゴがとても洒落ていますよね。店頭に掲げられたロゴは白抜き文字にライト・グリーンの縁取りがされており、カップなどにはグリーンのロゴが印刷されています。丸みを帯びたフォントとグリーンの組み合わせが殊の外、マッチしています。ロゴひとつで、日常から少し離れた、それでいて迎え入れてくれるような柔らかな空間を演出しています。おいしいことが重要なのは言うまでもないのですが、「GELATERIA MARGHERAのジェラートを食べる」という体験をまるごと記憶に刻み込むようなデザインは素敵だなあと思います。

[*1] inthecube: 山田 怜 – 鳴沢くんはおいしい顔に恋してる 1
[*2] inthecube: 山田 怜 – 鳴沢くんはおいしい顔に恋してる 2
[*3] inthecube: りんご「シナノゴールド」のイタリアにおける商業栽培開始について(PDF)

2016.06.19
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by mura-bito | 2016-06-19 08:36 | Design | Comments(0)
ドコノコ
https://www.dokonoko.jp/

「ドコノコ」というアプリがリリースされました。糸井重里さんが企画・監修したアプリであり、いぬねこ専門インスタグラム、と言えなくもない。いぬねこさんごとに「どうぶつブック」をつくり、そこに画像を次々とアップしていきます。「避難所」としていぬねこさんの行動拠点を登録できるので、迷子のときは近くの人に頼ることができます。他にも「自由帳」というものをつくって、自分が描いたイラストや、自分で撮ったよそのいぬねこさんの画像をまとめることができます。
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さっそく僕も始めてみました。実家のネコ「ジェリー」は2年前に他界したので思い出を記録するのみです。インスタントカメラやデジカメで撮り溜めた写真をiPhoneに移し、そこからドコノコに少しずつアップします。こうして見返してみると、あんなことがあったこんなことがあったと、いろいろ思い出します。梅雨の時期に撮った写真にはラベンダーとツツジが写っています。初夏の頃はチューリップの間から顔を出します。コタツでぬくぬくしたり、大きなビニール袋の中からこちらを見つめたり。最初は野良の仔猫でしたが、気が弱くていつの間にやら家に寄り付くようになりました。そこから約20年、よく生きましたね。
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どうぶつブック「ジェリー」とは別に、「Snapcat」というタイトルの自由帳をつくりました。ジェリーの存命中は他のネコを撮らないようにしていたのですが(浮気ダメゼッタイただし偶然写り込んだ場合は可)、今では少しばかりですが旅先などのネコを撮っています。昨年の鹿児島出張で出くわした人懐っこいネコを筆頭に、気になったネコを「Snapcat」に放り込んでいきます。あっちこっちネコだらけです。まったく。

2016.06.09
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by mura-bito | 2016-06-09 21:42 | Design | Comments(0)
みすずノート デザイン帖
美篶堂(Misuzudo Bindery)は、長野県伊那市に製本工場を構え、そこで製作されたオリジナルのノートやメモ帳を、東京は神田で販売しています。僕は五年ほど前から美篶堂の製品を使っています。使い終わるたびに新たなノートを購入します。
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昨日まで使っていたのは、竹尾と嘉瑞工房と美篶堂が協力して制作した、ペーパーバック型の青いノートです。とても書きやすい紙です。いつも使っているボールペン「ユニボール シグノ」の0.5mmが気持ちよく走ります。喉側まで開くように製本されているため、余すところなく書けますし、書きやすさも抜群です。
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今日から使うのは、葡萄色のカバーでくるまれた「B6みすずノート デザイン帖」です。中の紙にはコットンが含まれているそうです。そのためか、よくある事務用品のノートよりも摩擦が大きい。ペンが少し引っかかるくらいの摩擦がおきる紙が、僕は好きですね。文字を書いている実感が得られるし、その快感情が書くモチベーションを持続させます。
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言葉は頭の中に浮かべるだけでなく、それを紙に書き付けることで、指を通して身体に入ってくるのかもしれません。身体に入り込み、潜伏し、発現する。そのため、書くときの気持ち良さ、心地好さは、言葉を自分の中に取り込むプロセスにおいて重要な役割を担っています。ペンや紙、机や椅子、空気といったさまざまな要因が、言葉の身体化のプロセスを支えている。自分にフィットしたノートを選ぶことは、言葉と向き合う人間にとっては大事なことですね。

2015.04.04
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by mura-bito | 2015-04-04 18:54 | Design | Comments(0)
Slim Wallet with the Colors for Evernote Designed by abrAsus
abrAsusがデザインした「Slim Wallet(小さい財布)」は、おしゃれな名刺入れや財布を売っている店で見かけます。Evernote MarketというECサイトでは、Evernote限定のカラーリングで制作したSlim Walletを販売しています。僕はCrimson/Ivoryという組み合わせを選び、購入しました。

共感したのは、ミニマルな要素を組み合わせるという設計思想です。数枚の紙幣とコイン、必要最小限のクレジット・カード。不要なものを削ぎ落としたのか、必要なものだけをピックアップしたのか。エレクトロニックなスマートさは多機能を意味しますが、フィジカルの場合は要素を絞り込んで小さくすることがスマートです。ミニマルな要素を小さな器に収める、それがデザインの役割ですね。デザインは外観を描くだけでなく、そのプロダクトがどのように使われるか、持たれるか、収納されるか、いくつものシーンを想定してそこに導くことです。どのように愛されるか、と言ってもいいかもしれません。
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外観の良さもさることながら、プロダクトが持つ「ストーリー」に共感すると、それを手に取りたくなります。ストーリーが語るのは開発の目的やデザインの過程、あるいはOne more thingのようなサプライズなど、買い手に向けたメッセージです。ストーリーに共感して購入し、使用・体験することで、その人の「ナラティブ」になっていく。他の人とは違うかもしれないけれど、自分の生活の一部として組み込まれている。自分だけの物語のことをナラティブと言います。自分の生活にプロダクトを組み込み、肯定的な気持ちと結びつくと、そこにナラティブが生まれます。例えば、Suicaをデザインした山中俊治さんは、ジョブズの思想やスタイルに魅せられながらも、自らの美意識でアップル製品を愛しています。ジョブズが書いたストーリーを咀嚼し、山中さんのナラティブが生まれている。

ある特定のプロダクト、食べ物、サービスなどを組み込んだライフスタイル。それはストーリーが起動させ、ナラティブが駆動させます。自分のナラティブを綴ることで、単なる商品と金銭の交換、単なる消費に留まらず、Lushな時間を過ごすことができるのではないでしょうか。

2015.02.28
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by mura-bito | 2015-02-28 17:37 | Design | Comments(0)
ABASI ROSBOROUGH
ファッション・ブランド「ABASI ROSBOROUGH」を立ち上げた2人のデザイナーのインタビューが『PERISCOPE』のWeb版に掲載されています。ブランドに込められた精神やデザインの思想を知ることができます。記事を読み進めるほどに彼らの優れたバランス感覚に共鳴し、その服を着てみたくなりました。メイン・ストリームへのカウンターではなく、今あるものを肯定した上で、それを良くし続けていく姿勢。そこから彼らのオリジナリティが育まれ、スーツやシャツのデザインとして結実します。

The whole idea for us was for it to have a reductive quality. Instead of adding things, we thought about what we could take away.
僕らのアプローチは、マイナスの考え方。なにかを加えるのではなくて、なにを取り除くことができるのかを考えること。

アブドゥル・アバシ(訳:Kana Ariyoshi)
TWENTY-FIRST CENTURY TAILORING – PERISCOPE

ABASI ROSBOROUGHのテーマは「21世紀を生きる男性のための、21世紀らしいテイラリング」。スーツは100年以上も同じ形を維持し続けているのですね。スーツには100年ていどの歴史しかないとも言え、不変の存在ではないのですが、変える必要がなかったのか、不都合があってもそれに適応してきてしまったのか。これでは "suit" の主語がスーツなのか、人間なのかわかりませんね。ABASI ROSBOROUGHの2人は、スーツを独自の視点で分析し、デザインしなおそうとしています。機能不全に陥っているスーツを解体し、必要なパーツを選びなおして組み立てる。

We’re designing a way of dressing.
僕らがデザインするのは洋服の着こなし方。

アブドゥル・アバシ(訳:Kana Ariyoshi)
TWENTY-FIRST CENTURY TAILORING – PERISCOPE

最初にこの記事を読んだとき、最も強く印象に残ったのが「僕らがデザインするのは洋服の着こなし方」というアブドゥルの言葉です。「服を着る」ということを掘り下げ、行き着いた思想なのだろうと思います。そういえば、アブドゥルは子供たちに服の着こなし方を教えているところを、『PERISCOPE』編集長の佐久間裕美子さんが撮影し、Instagramでアップしていましたね(こちら)。モデルが着て写真を撮り、メディアに掲載されることよりも、服を着た人間が生活するところに重きをおいている。着飾るよりも、着こなしてほしい。そんなメッセージを発しているのではないでしょうか。

That’s how we want to design: Take what exists and just make it better.
僕らがめざすデザインの方法は、すでに存在しているものをベースに、改善する。

グレッグ・ローズボロー(訳:Kana Ariyoshi)
TWENTY-FIRST CENTURY TAILORING – PERISCOPE

立ち上げ人のひとりであるグレッグは、自分たちのデザインは今あるものの否定ではなく、それらの改善だと語ります。これも『ヒップな生活革命』* に通じるものがあると思います。スーツそのものやその社会的役割を否定せず、それと同時に、彼らが言うところの「拘束衣」からは解放すべきだと主張する。その考えから、ABASI ROSBOROUGHは着心地の良さに心を砕いて服をデザインします。

It’s not so much that it’s a fashion statement, it’s that we humans gravitate toward comfort—whether it’s food, shelter, or whatever. This is saying, "You can feel comfortable and still look sharp."
ファッションで自己表現をするというよりも、僕ら人間は心地よさのほうにシフトしていっていると思う。それは食べ物にも、住まいにも言えることだと思う。「着ていて心地よいうえに、かっこよく見える」っていうのがポイント。

グレッグ・ローズボロー(訳:Kana Ariyoshi)
TWENTY-FIRST CENTURY TAILORING – PERISCOPE

このインタビューを初めて読んだ後、ABASI ROSBOROUGHの服を着てみたくなり、新宿伊勢丹に向かいました。日本では新宿伊勢丹で買えるとABASI ROSBOROUGHのサイトにあったからですが、伊勢丹のサイトでは多くのブランドが所狭しと並べられたフロアにあると示されていました。ブランドの入れ替わりの関係か、僕が行ったときには在庫はなく、彼らのストーリーを体験することは叶わなかったのが残念です。彼らの服を着てみたら、別の角度で文章を書くことができるかもしれません。諦めずに探し続けましょう。

* inthecube: 佐久間裕美子 – ヒップな生活革命

2014.07.27
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by mura-bito | 2014-07-27 08:46 | Design | Comments(0)
ここに、建築は、可能か Architecture. Possible here? "Home-for-All"

ここに、建築は、可能か Architecture. Possible here? "Home-for-All"

伊東豊雄・乾久美子・藤本壮介・平田晃久・畠山直哉


乃木坂にある「TOTOギャラリー・間」で「第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館帰国展」が開かれていました。この国際建築展に参加した建築家たちによる日本における展示ですね。

国際建築展では陸前高田に建つ「みんなの家」の模型を展示しており、ギャラリー・間でも国際建築展の縮小版という形で、「みんなの家」の模型がいくつも配置されていました。構想段階から竣工にいたるまでのプロセスを公開するように、つくっては没になった案が時系列に展示され、最後には最終形の模型を見ることができました。また、写真家である畠山直哉さんが撮影した陸前高田のパノラマ写真が壁を覆っていました。

「みんなの家」とは何か。震災によって分断されたコミュニティを復活させる場所であり、仮設住宅では形成されにくいつながりを生むための場所。著名な建築家たちによって構成される「帰心の会」が提唱する、東日本大震災復興支援プロジェクトです。仙台市宮城野、釜石市、東松島市に建てられており、陸前高田市にも建てられました。

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TOTO出版から刊行されている『ここに、建築は、可能か Architecture. Possible here? "Home-for-All"』には、制作のプロセスやインタビューがまとめられており、いくつか鮮烈な印象を残す言葉も出てきます。「みんなの家」が「これからの建築のあり方を考える」ことにつながる、ということに対して、「難しいことを考えているだけじゃないか」と思うかもしれません。復興支援ではない、と思う人もいるでしょうね。

これは、「家を与えている」のではないし、建築の実験台にしているわけでもない。ついでに言うと、明確な答えを持ったまま家を建てているとも思えません。もがいている様子がそのまま表われている、と言うべきか。建築に限らず、今の日本において、未来を語るときに答えを見出せている人なんていないんじゃないかと思います。よりましな、より良いと思われる、言わば暫定解を出して、随時修正していこうよというのが大部分の振る舞いなのではないでしょうか。

最初の階には、制作の過程で生まれたいくつもの模型が置かれています。歩くスペースがあまりなく、他の人とすれ違うのもひと苦労なほど、生まれては消えていったデザインは多かった。その上の階には、最終案の模型がありました。壁には畠山さんによるスナップショットが飾られていましたが、模型はひとつのみ。山の頂上に登って雲の上に出たときのように、清々しい印象を受ける空間でした。

何かを生み出すとは、雑多なところからしか始まらず、もがくことを経ないと到達できないのかもしれません。それだけやったとしても、手のひらに残るのは「とりあえずの答え」である可能性は充分にある。答えが決まっていた時代には戻れません。終わりのないもがきはある意味で絶望的ですが、ひとまず手に入れた暫定解をアップデートしていくと考えれば、それほど悲観的になることもないんでしょうね。

2013.03.28
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by mura-bito | 2013-03-28 22:34 | Design | Comments(0)
Finish Misuzudo notebook and start to use the new one!
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Evernoteなどのメモ帳アプリも使っていますが、同時に紙のノートも好きなので、よくペンでかりかりと言葉を書きつけています。電車の中でさっとメモしたいときはアプリの方が便利ですよね。自宅のPCやiPadと同期もできますし、ブログの下書きなんかもEvernoteをよく使います。一方で、ペンを手にして紙にインクを滲ませながら言葉を考えたいときもあります。言葉を紙に書くという身体的な行為。思考の浅い深いではなく、別の思考回路が働くような気がします。物事の見方が変わると言うべきか、タイプによってスクリーンに表示される言葉と、ペンを走らせることによって紙に書きつけられる言葉は、やはり別のルートから引っ張り出してくるのではないか。そんなことを思います。

ここ2年ほどは美篶堂のノートを使用していました。そのノートも最後のページが埋まったので、今日からは新しいノートを使います。こちらも美篶堂で購入しました。購入したのは1年半近くも前であり、ようやく下ろすことができて嬉しいですね。竹尾が選別した紙を使用し、嘉瑞工房が印刷した後、美篶堂の製本所が製本を施しました。三位一体とも言うべき最強のトリオによるペーパーバックのノートです。早速ペンで書いてみたところ、今までに味わったことのない感触が伝わってきて、とても驚きました。摩擦の具合が良いかどうかは、書く人の筆圧にもよるので一概には言えませんが、僕にとってはかなりいい感触です。ペンで書いているにもかかわらず、毛筆で書いているときのように、一字一字をじっくり書きたくなります。これまで以上に、言葉や文字に集中して向き合うことになりそうです。
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inthecube: 竹尾×嘉瑞工房×美篶堂

2013.03.20
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by mura-bito | 2013-03-20 12:12 | Design | Comments(0)
iPadは点、Fireは線
E Book 2.0 Forum: EBook2 Magazine (Vol.2, No.2, 9/29) +Review

AmazonのタブレットKindle Fireの発表を受けて、鎌田博樹さんが綴る考察です。AmazonにはApple(あるいはジョブス)の派手さはないけれど、高い技術力と広範な顧客ネットワークを武器にして、攻勢を仕掛けてきたということでしょうか。しかもそれらの武器は一朝一夕につくられたものではなく、地道に築かれたものであると。

重要なことは、アマゾンのビジネスは個々の事業の寄せ集めではなく、1個の精密なシステムであるということだ。ガジェットとしてみると地味で面白みもないが、クラウドとそれを連携させる技術は間違いなくトップレベルで、システムとしておそるべきパフォーマンスを発揮することになろう。

EBook2 Magazine (Vol.2, No.2, 9/29) +Review

小売→流通とサプライチェーンを遡上してきたアマゾンだが、そこから単純に製品に進出したと考えてはならない。あくまで軸足は消費者と向き合う小売にあり、デバイスやクラウドはそれを最大化/最適化する手段なのだ。その意味で、iPadとはまるで違う。iPadは上質な紙の本のように、末永く所有者を満足させるし、Fireにはオーラがない。それはモノであろうとコンテンツであろうと、消費を刺激することだけに最適化された器なのだ。

EBook2 Magazine (Vol.2, No.2, 9/29) +Review

デバイスとしての魅力を考えたら、確かにFireはiPadに見劣りするし、ジョブスがいなくなってもそれは変わらない。デバイスとしてiPadはカッコ良く思えるし、わくわくするんですよね。一方、Fireはその中に入れるものがイメージしやすい。Kindle Storeからe-bookをダウンロードして、TwitterやFacebookに感想をポストし、Spotifyなどにアクセスして音楽をシェアする…。iPadでもできるはずなんですが、なぜかその気にならないのは、やはりiPadは所有欲を満たすものだからか。少なくとも今は、iPadは点としての存在。Fireはすでに線の一部に位置づけられています。その線をたどりたどって、どんなコンテンツにたどり着けるのか。本気で追いかけてみようと思っています。

2011.10.05
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by mura-bito | 2011-10-05 22:34 | Design | Comments(0)
京都紋付 - CULTURE OF BLACK
先日コムサメンで購入した新作シャツ(http://inthecube.exblog.jp/16070210/)は、京都紋付による「深黒」(しんくろ)という染め方で染められています。京都紋付とはどんなところだろうと思って検索してみると、会社沿革のページに『THE CULTURE OF BLACK』という冊子のスキャンがアップされていました。京都紋付が「黒」を追求する理由が綴られています。日本語訳もありますが、ここはあえて原文を引用してみます。

Kyoto Montsuki Co.,Ltd stick to nuances in the blackness, not only with traditional values, but also with necessity to satisfy the acute eyes cultivated in this transitionally changing environments. This physical and environmental sense of color is the invariable and stable standard of value, so it is the very natural commitment of us.

『THE CULTURE OF BLACK』より引用

伝統的に培われた美意識や格式高さを備えるだけではなく、肉体を備えてこの土地で生きている僕らの眼に対して、黒という色は飛び込む。そんなことを頭の片隅に置きつつ、それでもこのシャツの色味、デザイン、着心地、コーディネート、色落ちを純粋に楽しむのです。

2011.08.07
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by mura-bito | 2011-08-07 10:16 | Design | Comments(0)
platinum COMME ÇA × 御黒染司
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藍染めの上に黒を何度も重ねて染めたシャツ。デザインはコムサ、染めは京都紋付です。少しずつ色落ちしていって、黒と藍が混ざり合った風合い、色合いになるそうです。どのような色になるのか楽しみです。

2011.08.06
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by mura-bito | 2011-08-06 12:30 | Design | Comments(0)

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