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[PART1] LINKIN PARK『One More Light』:成熟したサウンドが歌を支え、歌声がメロディの魅力を聴き手に届ける
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2017年5月、LINKIN PARKの7枚目のオリジナル・アルバム『One More Light』がリリースされました。先行して「Heavy [feat. Kiiara]」、「Battle Symphony」、「Good Goodbye [feat. Pusha T & Stormzy]」といった曲が公開され、ミュージック・ビデオも制作されました。

『One More Light』のサウンドは、腰を据えて安定した、という雰囲気があります。ヘビー・ロックやラップ・ロックを牽引したかつてのLINKIN PARKからは離れたところにいる、という感じですね。十数年にわたるバンドのキャリアにおいてヘビー・ロックを標榜したのは最初の数年ですが、初期の『Hybrid Theory』や『Meteora』があまりにも有名なので、そのイメージが強い。とはいえ、これまでにリリースされたどのアルバムもアイデンティティを持っています。その中でも、『One More Light』の音づくりはシンプルさが際立つと思います。



LINKIN PARK – Sorry for Now (Audio)

今作をどのように受け取るかは聴き手次第ですが、個人的には「メロディの美しさ、柔らかさ、味わい深さ」を楽しめるアルバムだと思います。アルバムから最初にシングル・カットされた「Heavy」ではKiiaraをゲストに迎えて、Chester Benningtonとの歌の共演を聴かせてくれました。(Fワードを含みつつも)そのメロディは優しく、心をなでるようなイメージが浮かんだものです。「Battle Symphony」もまた流線型を描くChesterのボーカルが美しく、聴いた瞬間に素晴らしいメロディだと思った記憶があります。

アルバムで新たに聴いた曲のうち、例えば「Sorry for Now」では、Mike Shinodaのボーカルをメインに据えて、Chesterがラップのように歌います。二人が歌うメロディは、それぞれに輝き、異なる角度から曲を彩る。リード・ボーカルとラップの担当をひっくり返すというアプローチですが、「包容力を感じさせるMike、シャープに歌うChester」というように各自の歌い方が良い。このパターンはもっと聴いてみたいと思いました。

2017.07.29
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by mura-bito | 2017-07-29 09:39 | Music | Comments(0)
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