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[PART1] 木根尚登 – 進・電気じかけの予言者たち
進・電気じかけの予言者たち

進・電気じかけの予言者たち

木根尚登


「結成30年目にして、僕らは初めて3人だけの握手を交わした」という文が、2013年に起きた出来事の重みを物語ります。

木根さんが上梓した『進・電気じかけの予言者たち』は、主に2013年と2014年に開催したTM NETWORKのコンサートについて書かれています。『電気じかけの予言者たち』とは、TM NETWORKについて木根さんが書き続けているエッセイのシリーズです。TMNが終了した1994年に始まり、以来、TM NETWORKの活動再開に合わせて刊行されました。シリーズ最初の『電気じかけの予言者たち』では、1983年の結成から1984年のデビュー前夜に至る出来事を綴っています。

TM NETWORKは2012年3月に活動を再開し、2015年3月で区切りをつけようとしています。小室さんを中心に描く物語は2012年4月のコンサート「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」から始まり、2013年、2014年と形を変えながら続きました。物語は2015年2月のコンサート「TM NETWORK 30th 1984~ QUIT30 HUGE DATA」で終わったのか、それともエピローグが残っているのか、それは定かではありませんが、3月に予定されている「TM NETWORK 30th FINAL」というコンサートが三年間を締めくくるピリオドになるのでしょう。

2013年、ウツが病気を宣告され、手術を受けます。コンサートはおろか、生命にすら関わる重大な出来事です。ファンに知らされたのは術後であり、経過は良好、コンサートは中止ではなく延期するとアナウンスされていました。けれども、『進・電気じかけの予言者たち』を読む限り、それほど単純な話ではなかったようです。手術をしても良くなるとは限らず、良好な結果だったのは奇跡的なことだったと書かれています。生と死のライン上に生命があり、どちらに転ぶか分からない状況を想像できる人はどれだけいるのでしょうか。術前に知っていたとしても、僕らにできるのは待つことと受け入れることでしかなかったと思います。

[PART2] 木根尚登 – 進・電気じかけの予言者たち

2015.03.17
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by mura-bito | 2015-03-17 20:57 | Book | Comments(0)
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