inthecube
音楽と物語に関する文章を書いています。
ワイルドじゃなくてもいいからタフになりたい
OUR WORLD IS EXPRESSED BY IMPRESSIVE WORDS
Tres-men - Tres-men
Tres-men - Tres-men
01. Why *
02. Cosmic Lust
03. One Fine Morning **
04. Samba De
05. That's What Friends Are For ***
06. Sister Jane
07. One Fine Morning -Next Fine Morning Remix- **
08. That's What Friends Are For -Urban Night Remix- ***
* featuring orange pekoe
** featuring Saigenji
*** featuring Tomoko Nagashima (orange pekoe)
Tres-men SoundCloud: https://soundcloud.com/tres-men
シングル「3」やアルバム『Tres-men』の収録曲を聴くことができます。ネットで試聴できるのはここだけですね。
quasimodeのmatzzさんが参加するプロジェクト「Tres-men」(トレメン)のアルバム『Tres-men』がリリースされました。DJである櫻井喜次郎さん、Blu-swingの中村祐介さんとともに、選曲・アレンジしたダンス・ミュージックのカバー集です。発売前からSoundCloudでアウトラインはとらえていたのですが、アルバムを聴いてみるとそのアウトラインなんてあっさり突き抜けてしまいました。試聴で期待させておいて、それを軽々と上回る。曲がめまぐるしく表情を変え、そのたびに新しい魅力に出合えるため、試聴で切り取った箇所は魅力の一部に過ぎません。全体を聴くと、試聴のときを超える感動あるいは熱狂が生まれるのです。
エレクトロとパーカッション:エレクトロの成分が含まれた曲でmatzzさんのパーカッションを聴くのは初めてかもしれません。特に「Cosmic Lust」ではティンバレスの音がたくさん聴けますし、濃密な音の塊が響いて、聴く人の記憶に深く刻み込まれます。キックとハイハットが織り成すエレクトロのビートに重なるティンバレスがまた新鮮なんですよね。エレクトロとパーカッションの相性は相当いいと思うので、こういう曲はもっともっと聴きたい。フロントで鳴っているmatzzさんのパーカッションも、やはりいいですね。
ボーカル・スタイル:アルバムでは異なるタイプのボーカルを聴くことができます。orange pekoeのナガシマトモコさんが歌う「That's What Friends Are For」。柔らかさと鋭さが同居するボーカルだと思います。聴き手を包み込む声、聴き手を刺激する声。とても素敵ですね。一方、「One Fine Morning」はSaigenjiのボーカルが熱く、ロックの香りを発するギターと相まって、ワイルドな風貌を見せます。リミックスを聴くと、イメージとしてシルエットが浮かびます。ジャズもロックもラテンも飲み込んで音を切り刻む男のシルエット。
ホーン・アレンジ:Tres-menでは、もっち(岩本義雄)さんがホーン・アレンジを手がけています。「Samba De」では、もっちさんのフルートが冴え渡ります。シンセサイザーとフルートが重なり、互いの魅力を引き出しています。「That's What Friends Are For」では、ボーカルから流れるようにテナー・サックスのソロが始まり、そしてトランペット、トロンボーンとソロをつないでゆき、3管を重ねた後、テナー・サックスのブレイクを入れてから、再びバトンをボーカルに渡します。これはもう、もっち史上1、2を争うかっこよさですよ。
inthecube: Tres-men - 3
2013.04.14
01. Why *
02. Cosmic Lust
03. One Fine Morning **
04. Samba De
05. That's What Friends Are For ***
06. Sister Jane
07. One Fine Morning -Next Fine Morning Remix- **
08. That's What Friends Are For -Urban Night Remix- ***
* featuring orange pekoe
** featuring Saigenji
*** featuring Tomoko Nagashima (orange pekoe)
Tres-men SoundCloud: https://soundcloud.com/tres-men
シングル「3」やアルバム『Tres-men』の収録曲を聴くことができます。ネットで試聴できるのはここだけですね。
quasimodeのmatzzさんが参加するプロジェクト「Tres-men」(トレメン)のアルバム『Tres-men』がリリースされました。DJである櫻井喜次郎さん、Blu-swingの中村祐介さんとともに、選曲・アレンジしたダンス・ミュージックのカバー集です。発売前からSoundCloudでアウトラインはとらえていたのですが、アルバムを聴いてみるとそのアウトラインなんてあっさり突き抜けてしまいました。試聴で期待させておいて、それを軽々と上回る。曲がめまぐるしく表情を変え、そのたびに新しい魅力に出合えるため、試聴で切り取った箇所は魅力の一部に過ぎません。全体を聴くと、試聴のときを超える感動あるいは熱狂が生まれるのです。
エレクトロとパーカッション:エレクトロの成分が含まれた曲でmatzzさんのパーカッションを聴くのは初めてかもしれません。特に「Cosmic Lust」ではティンバレスの音がたくさん聴けますし、濃密な音の塊が響いて、聴く人の記憶に深く刻み込まれます。キックとハイハットが織り成すエレクトロのビートに重なるティンバレスがまた新鮮なんですよね。エレクトロとパーカッションの相性は相当いいと思うので、こういう曲はもっともっと聴きたい。フロントで鳴っているmatzzさんのパーカッションも、やはりいいですね。
ボーカル・スタイル:アルバムでは異なるタイプのボーカルを聴くことができます。orange pekoeのナガシマトモコさんが歌う「That's What Friends Are For」。柔らかさと鋭さが同居するボーカルだと思います。聴き手を包み込む声、聴き手を刺激する声。とても素敵ですね。一方、「One Fine Morning」はSaigenjiのボーカルが熱く、ロックの香りを発するギターと相まって、ワイルドな風貌を見せます。リミックスを聴くと、イメージとしてシルエットが浮かびます。ジャズもロックもラテンも飲み込んで音を切り刻む男のシルエット。
ホーン・アレンジ:Tres-menでは、もっち(岩本義雄)さんがホーン・アレンジを手がけています。「Samba De」では、もっちさんのフルートが冴え渡ります。シンセサイザーとフルートが重なり、互いの魅力を引き出しています。「That's What Friends Are For」では、ボーカルから流れるようにテナー・サックスのソロが始まり、そしてトランペット、トロンボーンとソロをつないでゆき、3管を重ねた後、テナー・サックスのブレイクを入れてから、再びバトンをボーカルに渡します。これはもう、もっち史上1、2を争うかっこよさですよ。
inthecube: Tres-men - 3
2013.04.14
by mura-bito
| 2013-04-14 08:57
| Music
fujiokashinya (mura-bito)
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