TM NETWORK覚醒!春に行なわれるチャリティ・イベントにTM NETWORKが出演します。対バンは米米CLUBおよびPRINCESS PRINCESS。同じ時代をともに駆け抜けたバンドですよね。程度の差こそあれみんな長い眠りについていましたが、ここぞとばかりにそれぞれの音楽を響かせてほしいですね。
たとえ観られなかったとしても、こうして3人が集まるということは本当に嬉しい。待ち望んでいた点がついにひとつ打たれました。大きな点です。願わくばそれが始点となって次の点につながり、直線になってほしいと思うのは、もうどうしようもなく正直な気持ちですよね。何度もインターバルをはさみ、その終わりを告げる活動再開の報せに心を震わせてきました。新しい曲を聴くのを心待ちにし、ライブ前にはどんなアレンジで聴けるんだろうとあれこれ思いを巡らせる。それがもう楽しい。
そういえばこんなことがあったよなと思って個人的な思い出を話したり書いたりしても、いつかまた3人の音楽が聴けると思えば、それは懐古趣味ではありません。あの時は良かったよね、ではなく、あの時も良かったけどこれからの方もおもしろいよきっと、と思えるんです。音楽のスタイルがプログレになったりトランスの要素を入れ込んだりしても楽しかったし(もちろん今でもね)、詞の世界が物語を感じるものであっても小室さんの独白だったり苦しんでいる中での決意だったりしても、リアルタイムに言葉を感じることができて良かった。
8年前の今ごろなんですが、友達の付き添いで入った店で手持ち無沙汰に時間をつぶしていると、有線から流れてきた音楽に引っかかるものを感じました。これは小室さんっぽいよなぁ…globeのインストかな…と思っていたらウツの歌が始まってこれが新曲か!と思い、一気に沸点を超えて身体が熱くなりました。それが「SCREEN OF LIFE」という曲とのファースト・コンタクトです。不意に聞こえたメロディに小室さんの輪郭を見ることができて、それは素直に嬉しかったことを鮮明に覚えています。
僕にとってTM NETWORKは、その姿を変化させながら、その度に楽しい体験をさせてくれる存在です。だからどれだけ音が変化しても、言葉に込められたテーマが移ろっても聴きたくなるのです。
2012.01.25